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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
日本政治論a(18以前)/A STUDY OF JAPANES POLITICS a |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
福永 文夫 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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福永 文夫 | 総合政策学科/POLICY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は,法学部の学位授与方針(DP)および教育課程編成?実施方針(CP)が示す「多様な現代社会を対象として、政治学の専門的知識やグローバルな思考力を身につける」ことに資するため、歴史の事実や知識を修得するだけでなく、幕末維新から1930年代に至る日本政治の営みを歴史的なケース?スタディとして学びます。 とくに「世界史のなかの日本」の視点から、近代日本の政治と外交の歩みをたどり、それぞれの時代の変化が政治史的にどのような意味を持ったのかを考えます。最終的には、複眼的思考で、様々な歴史的なケース?スタディを学び、現在の日本政治にも通ずる普遍的課題を見出すことをめざしています。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
通常の講義形式を基本とします。テキストに加え、毎回講義で配布するレジュメを基にして、板書やスライドを交えつつ進めます。受講生には、以上資料だけでなく、教員による口頭説明を的確に理解することが求められます。また教員と学生の双方向的なコミュニケーションを図るため、適宜受講生から発言を求め、自分で考える機会を作ると同時に、可能な限り講義の残り10分を質疑応答の時間に充てる予定です。 第一回目の講義は、対面授業で行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前にテキストの指定された箇所を一読しておくこと(2時間)。また授業後は、配布されたレジュメ等と自分のノートと照らし合わせて要点をまとめておくこと(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
評価は以下の方法で総合的に行う。詳細は、ガイダンスおよび定期試験前に改めて説明します。 ?定期試験(論述問題)もしくはレポート:70% ?リアクション?ペーパー等の提出(数回を予定):30% 授業内容を理解できているか、論点を的確に把握できているか、論理的に記述できているかを問います。 |
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関連科目 /Related Subjects |
必須の条件ではありませんが、以下の科目を履修していれば相互の理解が進みます。 ?日本政治外交史a,b(春学期?秋学期、金曜3限、福永文夫)では、第2次世界大戦後~1980年代までの日本の政治と外交の歩みを扱っています。 ?日本政治論(秋学期、金曜3限、福永文夫)は、現代日本の政治過程を主に制度と実態の面から明らかにしています。 |
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備考 /Notes |
講義計画は、履修状況や進行具合によって若干の変更があります。 |
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到達目標 /Learning Goal |
「考える」意識をもって、日本政治に関する基本的な事柄、歴史的沿革を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義ガイダンス | 近代日本史を概観し、歴史を考えることの意味を考える | |
2 | 西洋の衝撃と東アジア | 開国に至る歴史をたどり、欧米列強と日本との間で展開された外交的ダイナミズムをひもとく。 | テキスト第1章 江戸幕府の崩壊と新秩序の模索 |
3 | 近代日本の胎動 | 明治維新から岩倉使節団、明治6年政変、西南戦争に至る近代国家形成の跡をたどる。 | テキスト第2章 近代国家の建設 |
4 | 近代国家の建設 | 自由民権運動から大日本帝国憲法(明治憲法)の制定に至る政治過程を明らかにする。 | テキスト第3章 大日本帝国憲法の制定と議会の開設 |
5 | 明治期前半の外交と内政 | 領土の確定、初期議会の在り方、および国際社会のなかで条約改正交渉を明らかにする。 | テキスト第4章 国制の構築と条約改正への道 |
6 | 日清戦争-大陸国家か海洋国家か- | 朝鮮半島情勢をめぐる日中両国と欧米諸国の対立の中で華夷秩序の崩壊を明らかにする。 | テキスト第5章 日清戦争と国民?政党 |
7 | 日露戦争-帝国の離陸とその「悲哀」 | 華夷秩序から列強世界に乗り出していく帝国の軌跡を追い、問題点と限界を明らかにする | テキスト第6章 日露戦争と韓国併合 |
8 | 大正デモクラシーと政党の台頭 | 大正政変を序曲とする政党政治の展開を追い、デモクラシーの時代の虚実を検証する。 | 第7章 大正デモクラシーと第1次世界大戦 1大正政変、2政党政治と戦争指導 |
9 | 新秩序の模索 | 国際社会の主要なアクターとなった日本の大陸国家路線と新秩序の間で模索する様を追う | 第6章-3 日露戦後体制 第7章-3 対中外交の混迷 |
10 | 政党政治の形成と展開 | 原敬内閣の成立から、憲政の常道にもとづく政党内閣期までの政党政治の実像を検証。 | 第8章-1 本格的政党政治の矜持 第9章 政党政治の全盛と陥穽 |
11 | ワシントン体制の形成 | ヴェルサイユ体制のアジア版としてのワシントン体制の形成と、その特徴を明らかにする | 第8章 第1次世界大戦後の政治と外交 2 国際協調体制の模索 |
12 | ワシントン体制の崩壊 | 大恐慌、満州事変、ロンドン軍縮を経て国際的に孤立化していく過程を追う。 | 第10章 非常時日本の大転換 第11章 日中全面戦争と真珠湾への道 |
13 | アジア太平洋戦争と日本 -日中戦争?日米戦争 |
日中戦争の本格化に伴う戦時体制の形成、日米開戦に至る過程を追う。 | 第11章 日中全面戦争と真珠湾への道 第12章 アジア太平洋戦争と日本 |
14 | まとめ | 全体のふり返り |