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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
政治学原論(19以降)/PRINCIPLES OF POLITICAL SCIENCE |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
網谷 壮介 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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網谷 壮介 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、政治学とはどのような学問か、基本的な考え方と概念を学ぶ。政治は自分たちには疎遠な世界に思えるかもしれない。しかし、民主主義国家に生きている以上、市民一人ひとりの行動が政治を目に見えない形で構成している。現代民主主義国家がどのように運営されているのか、制度の基礎にある考え方を理解し、政治と政治学の基本的なリテラシーを身につけることを目指す。授業の最後に、小テストないしリアクションペーパーを課す。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面授業のみで行い、ライブ配信や録画は行わない(初回授業も同様)。資料やスライドは予めmanabaにアップロードしておくので、事前にダウンロードして印刷し、持参すること。課題のフィードバックはmanabaを通じて行う。 この授業を履修するにあたっては、非常に重要な注意事項があるので、次のサイトを熟読してください。 https://sites.google.com/view/sosuke-amitani-com/political-theory |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
理論的?哲学的な議論が中心であるため、授業を単に聞いているだけでは理解が定着しない。必ず、授業後は配布スライドとともに資料を精読し(2時間)、manaba上で課題を行うこと(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業内容を理解しているか、概念や理論を正確に説明できるかを評価の基準とする。 試験(70%)、授業中に課す小テストないしリアクションペーパー(30%) |
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関連科目 /Related Subjects |
少なくとも政治学入門(秋学期?金2)で学修する知識を前提として授業をすすめるので、未履修の人は先に政治学入門の履修を強く推奨する。 | ||||||||||
備考 /Notes |
必ず下記の授業サイトを見て、履修するかどうかを決めてください。 https://sites.google.com/view/sosuke-amitani-com/political-theory |
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到達目標 /Learning Goal |
政治に関する基本的な事柄を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 政治とは、政治学とは何か | 政治学とはどのような学問か、政治学内部にはどのような下位領域が存在するか理解する。 | |
2 | 国家と権力 | ヴェーバーの国家の定義の意味を理解するとともに、権力理論の展開について自分の言葉で説明できるようにする。 | |
3 | 政治体制 | ダールらの自由民主主義体制の定義を学び、ポリアーキーの指標を理解する。 | |
4 | 選挙制度 | 選挙制度に関する民意表出と民意集約のトレード?オフの関係を理解し、日本の選挙制度改革が目指した方向性について再検討する。 | |
5 | 代表制と政党の機能 | 政党システム論と政党組織論について理解し、近年議論されている「代表性の危機論」について自分の言葉で説明できるようにする。 | |
6 | 三つの権力(立法?行政?司法) | 権力分立論をその起源から学ぶとともに、大統領制と議院内閣制の背景にある理念の違いを理解する。 | |
7 | 政策過程?利益団体?官僚制 | レントシーキング過程として政策過程を捉える見方を学ぶ一方で、熟議民主主義論の視座からそれを批判する見方を理解する。 | |
8 | 地方自治 | 地方自治は民主主義の学校と言われることがあるのはなぜか、自分の言葉で説明できるようにする。また、連邦国家と単一国家についても理解する。 | |
9 | 市民社会とデモクラシー | デモクラシー論の潮流を理解し、特に参加民主主義と熟議民主主義について自分の言葉で説明できるようにする。 | |
10 | 保守主義とナショナリズム | ネーションという語の曖昧さを理論的に解きほぐし、近代以降に現れたナショナリズムや、ナショナリズムとは区別される保守主義について理解する。 | |
11 | 経済的自由主義とリベラリズム | 初期近代の寛容論、古典的な自由主義、経済的自由主義、さらにリバタリアニズムとリベラリズムなど、自由主義の諸相について理解する。 | |
12 | 福祉国家 | 福祉国家とリベラリズムの関係、さらに福祉国家の危機以降の新自由主義について理解する。 | |
13 | 安全保障と平和 | 正戦論とは何かを自分の言葉で説明できるようにし、平和主義の諸相について功利主義的アプローチ、義務論的アプローチから理解する。 | |
14 | 国際政治経済 | グローバルな正義論の観点から環境問題や移民?難民問題について自分の言葉で説明できるようにする。 |