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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
政治思想史(19以降)/HISTORY OF POLITICAL THOUGHT |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
網谷 壮介 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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網谷 壮介 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本授業では、主に西洋の政治思想の歴史を学ぶ。古代ギリシア以来、西洋で政治がどのように考えられてきたのか、個々の思想家とその歴史的背景を合わせて解説する。自由主義や民主主義、福祉国家など、現代の政治社会で前提となっている考え方の根底には、過去の思想が脈々と受け継がれている。こうした知的伝統を理解すれば、現代の政治社会の原理やあるべき姿を批判的に捉え直すことができるようになる。授業の最後に、小テストないしリアクションペーパーを課す。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業中に資料を読み、学生同士で討論する時間を設けるという性質上、対面授業を行う(Zoomによる同時配信、録画は行わない。初回授業も同様)。manabaを通じて授業資料を配布するので、事前にDLして印刷し、授業時に持参する必要がある。課題のフィードバックはmanabaを通じて行う。 この授業を履修するにあたっては、非常に重大な注意事項があるので、以下のサイトを熟読してください。 https://sites.google.com/view/sosuke-amitani-com/history-of-political-thought |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業前に配布資料を一読すること(1時間)。授業後、授業中に用いた資料?スライドをもう一度精読し、ノートにまとめること(3時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業内容を理解しているか、扱われる思想家のテクストを正確に解釈できるかを評価基準とする。 試験(70%)、授業最後に課す小テストないしリアクションペーパー(30%) |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
履修にあたっては、以下のサイトを読んだ上で決めてください。 https://sites.google.com/view/sosuke-amitani-com/history-of-political-thought |
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到達目標 /Learning Goal |
政治思想史の概括とその根幹となる主な諸思想の特徴、および、重要な概念や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 概説?政治思想史とは何か | 政治学の一分野として政治思想史が何を研究する、どのような学問かを理解する。 | |
2 | 古代ギリシア | プラトン、アリストテレスの政治思想を理解し、要点を説明できるようになる。 | |
3 | 古代ローマから中世へ | 共和主義の思想、キリスト教が政治思想において持つ重要性を理解する。 | |
4 | ルネサンスと宗教改革 | 初期近代を画する政治思想家としてマキアヴェリ、ボダン、ルターを取り上げ、その政治思想の要点を自分の言葉で説明できるようになる。 | |
5 | 社会契約論の誕生 | ホッブズ、ロックの思想を内戦の時代のイングランドを背景にして理解し、歴史と理論の相互連関を学ぶ。 | |
6 | 啓蒙の政治思想 | モンテスキュー、ヒューム、スミスを取り上げ、18世紀啓蒙における政治思想の新たな潮流を整理する。 | |
7 | ルソーの政治思想 | ルソーの社会契約論、特に自然状態論、主権論、一般意志論について説明できるようになる。 | |
8 | 2つの市民革命 | 米仏で勃発した革命が近代の政治思想においてどのような連続性と断絶を意味するのかを理解する。 | |
9 | カントの道徳哲学と共和主義 | ルソーを引き継ぎ、道徳哲学?政治哲学を理性の観点から構築したカントの議論の要点を説明できるようになる。 | |
10 | 世紀転換期のイギリス | 保守主義の父バーク、功利主義思想の潮流を作ったベンサムとミルを取り上げ、19世紀思想の新潮流を整理する。 | |
11 | 社会の発見 | ヘーゲルとトクヴィルの政治思想を比較検討し、19世紀の社会に生じていた変化を自分の言葉で説明できるようになる。 | |
12 | 社会主義とマルクス | マルクスと社会主義の考え方を理解し、19世紀以降の思想形成への影響を正確に理解する。 | |
13 | 全体主義と自由主義 | 全体主義とはどのような政治体制だったのか、その理論的支柱となったシュミットを取り上げて理解し、自由主義との対抗関係を説明できるようになる。 | |
14 | デモクラシー論 | 20世紀を代表する政治思想家としてアーレントとハーバーマスを取り上げ、民主主義論の新しい潮流を歴史的に位置づけられるようにする。 |