シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
都市政策a/URBAN ECONOMICS a |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
法学部総合政策学科/LAW POLICY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
倉橋 透 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
倉橋 透 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【授業の目的】 現代においては、人間の生活や経済活動のかなりの部分は都市で行われている。人間が集まっていることメリットがある反面、様々な問題が生じ、政策的な対応も必要になってくる。 この授業は、都市経済及び都市計画について学ぶことにより、経済学の応用力を身につけるとともに、授業を通じた学生の洞察力向上により実践的な独立の人格を育成しようというものである。 【授業の内容】 この講義では、都市の定義を述べるとともに、都市内の土地利用等都市計画制度について学び、都市の将来について考えることを目的とする。「どこにどんな家を建てて住んでもいいのか」、といった問題に答える。 要旨は、https://www.youtube.com/watch?v=WhRUdAG-zxc にあるので視聴してほしい。 【学位授与方針との関連】 この授業では、経済学科の学位授与方針の中の「経済社会が形成されてきた歴史や諸制度に対する理解に立脚し、 多様な立場?側面から社会経済を認識する能力」を養い、さらには「経済社会の諸問題を深く洞察し、 望ましい経済政策や制度設計を立案する」に役立つ力を磨くことを目的とする。 【履修系統図との関連】経済学(ミクロ)を受け、公共経済学につなぐ位置づけである。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
1)授業は、manabaによるオンデマンドで行う。その後manabaの掲示板にスレッドを立てるので、質問や意見があれば、書き込んでいただきたい。質問者以外も、他の学生さんや当方の意見について返信があれば書き込んでいただきたい。実際、これまでも例えば、市町村規模はどれくらいが妥当かについてスレッドを立て意見をたくさんもらっている。 2)授業は、毎回こまめに視聴し、資料をダウンロードすること。レポートの期限近くなってまとめて視聴し、レポートを書こうとしても、資料が消えているし、内容を理解できないので不可能である。また、授業で配布した資料を参照していない場合は、評価が低くなることがある。 3)授業視聴の際は、ノートを必ずとること。内容理解の上で重要である。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前には、テキストや、国土交通省の都市計画の解説サイト https://www.mlit.go.jp/toshi/city_plan/toshi_city_plan_tk_000043.htm を熟読しておくこと。2時間程度事前学習にあてることが望ましい。 事後にはノートを熟読し、また授業で紹介した文献、動画を参照し、十分理解し、質問や意見があれば前述のmanabaの掲示板に記入すること。2時間程度事後学習にあてることが望ましい。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
レポート 100% 提供した資料等をきちんと参照しているか、論理の飛躍がないか等確認する。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
この授業の中で扱う、規模の経済や外部経済性の理解には、ミクロ経済学の知識が必要である。このため、経済学(ミクロ)やミクロ経済学を並行して履修することが望ましい。 環境経済学、環境政策論、公共経済学も関連する。 また、法学部の行政法も深く関連している。 |
||||||||||
備考 /Notes |
例年、レポート提出間近になって、講義資料を要求してくる者がいる。授業動画を必ず視聴し、講義資料を必ず保存しておくこと。そのために、視聴期間を長めにとっているのである。虚偽申告など、言語道断である(授業を視聴しているか、こちらでわかる)。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
都市政策の基本、都市政策の各項目を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | 講義の概要 | この講義で目指すことは何か。また、講義を受けるにあたっての注意事項。 | |
2 | 都市とは何か(概説)、都市のメリット、デメリット | 人口、企業の密集、個人、企業にとってのメリット、デメリット | |
3 | 都市の定義 | 行政的、社会経済的定義 | |
4 | 都市の存在理由 | 資源の不均等存在、規模の経済、集積の経済 | |
5 | 東京一極集中と全国総合開発計画 | 全総の特徴 | |
6 | 広域計画と都市計画 | 都市計画のイメージ、東京の都市計画の歴史 | |
7 | 区域区分 | 市街化区域と調整区域 | |
8 | 外部不経済と用途地域 | 用途地域はなぜ必要か(土地利用規制) | |
9 | 建築規制 | 建ぺい率、容積率、接道義務、判例等 | |
10 | 都市計画施設、土地区画整理事業 | 土地区画整理事業の仕組み、判例 | |
11 | ベッドタウン等首都圏郊外の今後と問題点 | テレワークでどう変わるか | |
12 | 地方都市の中心市街地問題 | 空洞化 | |
13 | 立地適正化計画、地区計画 | コンパクトプラスネットワークは実現するか | |
14 | スーパーシティ構想 | トヨタwoven city, 会津大学の取り組みなど |