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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
比較文化論/COMPARATIVE CULTURES
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
岡村 圭子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡村 圭子 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
本講義ではグローバリゼーションとローカリゼーションという現象を理解したうえで、英語圏諸国の歴史、社会、文化を手がかりとして、異文化を「比較する」ということはどういうことなのかについて考えを深め、グローバリゼーションがもたらした「文化の融合」あるいは「文化変容」をめぐる諸問題について考える。受講者は本講義をとおして、文化を比較するときの視点がどこに置かれるか、また異文化比較によって生じる問題点や困難な点、比較によって明らかにされる自文化の姿など、あらためて意識してもらいたい。
講義の前半では、それぞれ異なった文化を比較することによって、なにが見えてくるのか、そして異なった文化を比較するとき、それが「誰の視点から」行なわれているのかをテーマに講義をする。後半は翻訳(不)可能性や異文化間の境界線のダイナミクスをテーマに、具体的な事例について資料映像?記事などを用いて、ディスカッションも交えながら学んでいく。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 基本的には対面形式で進めるが、状況や授業内容によっては、オンデマンド講義や映像資料配信などになる可能性もあるので、授業前には必ずmanabaで本講義の新着情報についてチェックしておくこと。
 講義形式のほか、適宜、ワークショップや映像視聴、ディスカッションなども取り入れながら、受講者の関心に沿うように授業を展開する。履修上の注意としては、授業の内容には連続性があるので、毎回必ず出席すること。
 なるべく履修者の関心にそった資料をとりあげたい。ディスカッションやワークショップのときにはとくに積極的に参加してほしい。
第1回目は、授業についてガイダンスのため、オンデマンド形式で配信する。
授業についての質問は、manabaの掲示板(スレッド作成)に書くこと。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
情報化社会と文化産業について、あるいはグローバル化と大衆文化について関連する新聞記事や資料?論文を読んでおく。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
グローバル社会の異文化論
著者
/Author name
岡村圭子
出版社
/Publisher
世界思想社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
時間の比較社会学
著者
/Author name
真木悠介
出版社/URL
/Publisher
岩波現代文庫
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
ポストコロニアリズム
著者
/Author name
Robert J.C. Young
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業への積極性と課題提出(50%)
期末試験もしくは期末レポート(50%)
関連科目
/Related Subjects
異文化間コミュニケーション論Ⅰ、Ⅱ
文化人類学Ⅰ、Ⅱ
社会学Ⅰ、Ⅱ
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
グローバル社会のなかのローカル文化が置かれた状況を理解しながら、異文化比較の方法や視点を養い、そこに存在する問題点について分析し、自分の見解を示せるようにするとともに、英語圏諸国の歴史、社会、文化についての基礎的理解を深める。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 異なった社会の歴史と文化を理解するために 授業内で指示する
2 グローバル化するローカル文化(1) 世界の和食文化(現地からのリポート) 授業内で指示する
3 グローバル化するローカル文化(2) 英語圏の食文化におけるSushi(英語圏出身者を招いての交流体験) 授業内で指示する
4 異文化を比較する(1)時間?空間:欧米圏とアジア圏のちがい ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
5 異文化を比較する(2)漫画:日、英、独、仏、西、中、韓を比べよう ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
6 異文化を比較する(3)食文化:日、英、独、仏、西、中、韓からのゲストを招いて考える ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
7 異文化を比較する(4)美意識:日、英、独、サウジアラビアの着せ替え人形 ワークショップ形式での文化的差異の体験活動を通して、文化の多様性と異文化交流の意義を考える 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
8 文化帝国主義と「英語」使用について 英語圏成立の歴史と社会的背景 授業内で指示する
9 オリエンタリズムとポストコロニアリズムについて 歴史と社会、文化の衝突 授業内で指示する
10 異文化の翻訳不可能性について(1) 英語に翻訳された日本の文学作品 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
11 異文化の翻訳不可能性について(2) FGMを行う社会とその歴史 授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
12 文化的境界線のダイナミクス(1) イギリス映画『僕の国、パパの国』から考える
?イギリス社会における異文化摩擦と移民の歴史を知る
授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
13 文化的境界線のダイナミクス(2) 多国籍映画『ノーマンズ?ランド』から考える
?欧州6か国(イギリス、ボスニア?ヘルツェゴビナ、スロベニア、イタリア、フランス、ベルギー)
授業内でとりあげる事例に関して情報収集をする
14 文化変容と異文化の融合 草加市の国際交流事業への参加と異文化交流体験 これまでの講義で学んだことをふまえ、レポートを作成する

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