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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際協力論/INTERNATIONAL COOPERATION
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
浦部 浩之

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
浦部 浩之 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 世界の各地では地域紛争が絶えない。また貧富の格差も一向になくならない。こうした諸問題を前に、我々はPKO(平和維持活動)やODA(政府開発援助)を軸に平和構築や経済開発?貧困緩和に取り組んできた。この2つを有機的に結びつけること、すなわち紛争中やその前後の危険な状況下で効果的な開発援助を進めていくことも今日の重要課題のひとつである。
 本講義ではこれらの国際協力の基本的枠組みや具体的事例、成果や限界について学び、それを通じて国際関係を見つめる視野を涵養することを目標とする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
【重要な注意事項】 ※2022年度のこの授業の形式について
 この授業は過去3年間の履修者数がいずれも100名を超えているため、大学(学部)からは原則としてオンライン形式で授業を行うよう指示されている。ただし、対面での授業には一定の重要性があるので、全14回の授業の半数を超えない範囲で(最大で6回)、教室で授業を実施する。なお、対面授業を行う際には必ずZoomでも同時配信するので、オンライン(リアルタイム)形式で受講することも可能である。対面形式での授業を行わない回については、YouTubeで動画を配信するオンライン(オンデマンド)形式で実施する。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
[事前学修]
 授業の3日前(日曜日)までに、manabaに授業の形式や概要を掲示するとともに、授業で映写するスライド(パワーポイント)をPDFファイルのかたちでアップロードしておく。必ず毎回、それを確認しておくこと。
[事後学修]
 授業内容を発展的に理解するための自主学修課題を毎回の授業で案内する。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
教科書は指定しない。
著者
/Author name
授業で用いる資料は授業の3日前までにmanabaに配信する。各自で事前にダウンロードしておくこと。
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
参考文献は授業で随時紹介する。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 毎回の授業後に提出してもらう計14回のレポートで評価する(100%)。
 レポートの出題内容は、授業のポイントを簡潔にまとめてもらうものなので、これを作成することがよい復習(学んだこと、考えたことの定着)にもなるはずである。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
国際協力に関する基本的知識のうえに、国際協力に関連した事例、および国際協力の実態や新たな展開などについて分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 授業の概要説明
 国際協力とは?
授業の計画、および国際協力の概要について説明する。 「詳細情報」欄に記載のとおり(以下同じ)
2 平和協力(1):
 国連と平和維持活動(PKO)
国連を中心とする平和協力の枠組みについて学ぶ。
3 平和協力(2):
 国連PKOの原則と歴史的変遷
平和協力の歴史的変遷と課題について学ぶ。
4 平和協力(3):
 日本による平和協力の枠組み
日本によるPKO協力の枠組みや論点について学ぶ。
5 紛争と平和(1):
 日本のPKO参加の事例
紛争終結(和平合意)後に行われる日本のPKO参加の具体的事例について学ぶ。
6 紛争と平和(2):
 民族紛争と人道的介入
民族紛争とPKOの困難や失敗事例について学ぶ。
7 紛争と平和(3):
 平和構築と「保護する責任」
平和協力の新しい潮流やそれをめぐる論争について学ぶ。
8 開発協力(1):
 開発援助の歴史的変遷
開発援助の理念とその歴史的変遷を学ぶ。
9 開発協力(2):
 日本の政府開発援助(ODA)
日本による政府開発援助(ODA)の理念と枠組みについて学ぶ。
10 開発協力(3):
 貧困と人間開発?SDGs
人間開発、SDGsなどの開発協力の国際目標について学ぶ。
11 国際協力の新しい課題(1):
 国際協力の主体とNGOの役割
非政府組織(NGO)などのさまざまな主体による国際協力のあり方について学ぶ。
12 国際協力の新しい課題(2):
 平和協力と開発協力の融合
紛争下でいかに開発協力を進めていくべきかという課題について学ぶ。
13 国際協力の新しい課題(3):
  感染症問題をめぐる国際協力
国際公衆衛生問題をめぐる国益の衝突や国際協力体制構築の課題について学ぶ。
14 授業の総括:
 国際協力の意義?問題点?課題
国際協力の意義と問題点、将来の課題について考える。

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