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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
社会心理学Ⅰ/SOCIAL PSYCHOLOGY Ⅰ
開講所属
/Course Offered by
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金2/Fri 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
樋口 匡貴

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
樋口 匡貴 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
人間は必ず、他者と関わりを持ちながら生きている。その中で、他者から影響を受け、そして他者に影響を与えている。つまり、人間の関わる事象はすべて社会心理学の研究対象と言える。社会心理学I、IIでは、日常生活の中に存在する様々なトピックを科学的にとらえ、社会心理学的に解釈していく。特に社会心理学Iでは、個人の心の働きに主に焦点を当てる。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本科目は遠隔授業(オンデマンド配信型)で実施する。毎回の授業における大まかな流れは,(1)講師からの授業資料の配信,(2)受講生による各自での学習,(3)受講生による感想?質問の提出,(4)講師からの質問への回答,という4ステップである。講師と受講生とのやり取りは原則としてmanabaおよびGoogle driveを利用して行う。

具体的にはは以下の通りの形態で実施する。
(1)授業資料の配信:各回の授業内容につき,1~数点の講義資料を配信するが,場合によっては複数回の授業で1点の資料となることもありえる。資料は授業の導入となる動画ファイルおよび文章で授業内容を解説したファイルである。またこれに加え,前回授業に対するコメントへのフィードバックの資料を配布する。
(2)受講生による学習:受講生は各自で動画内容を確認?学習することが必要となる。
(3)受講生による感想?質問の提出:学習のペースメイカー替わりとして,各資料内容に関するコメントを1週間以内に記入することを求める。また各資料内容について質問がある場合には,同じく1週間以内に提出する。これらのコメントは評価の対象ではない。
(4)コメントへの回答:提出されたコメントについて,(すべてではないが)資料配信という形でフィードバックを行う。

なお,授業内テストについてはオンラインで行うが,そのフィードバックについても資料の配布という形で行う。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
各回の授業内容については,事前に資料をアップする。その資料および提示された文献を用いて,予習(2時間)しておくことが必要である。
また,授業内容は様々な現実的な課題と結びつけることができる。内容を現実課題と関連づけて思考する復習(2時間)が必要である。この復習での過程における質問や意見,感想を各回のコメントとして提出することとなる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
社会心理学?再入門
著者
/Author name
スミス&ハスラム
出版社/URL
/Publisher
新曜社
ISBN
/ISBN
2017
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
複雑さに挑む社会心理学―適応エージェントとしての人間
著者
/Author name
亀田達也、村田光二
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
社会心理学
著者
/Author name
池田謙一他
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
中間レポート30%、授業内テスト70%で評価する。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
社会的存在である人間の行動、心の働きを理解し、社会で起こる諸事象?諸問題について社会心理学の観点から検討し、自らの見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション :「社会心理学」講義の前に 社会心理学という学問領域における重要な考え方を解説する。また,講義の進め方の詳細についても伝える。
2 社会心理学の概要 社会心理学という学問領域の目的やその下位領域,研究対象について解説する。
3 社会的認知(1):人の印象はどう決まるか 他者に対する印象がどのように形成されるかを解説する。
4 社会的認知(2):ステレオタイプと差別 他者に対する印象が,属する集団によって変わることについて解説する。
5 社会的アイデンティティ理論(1):個人の中の集団 集団所属を「意識する」ことの影響を解説する。
6 社会的アイデンティティ理論(2):差別は集団からうまれる 集団の存在と差別との関連について解説する。
7 自己(1):自分はどんな人間か 自らについての認識の仕方が及ぼす様々な影響について解説する。
8 自己(2):自分のことを相手にどう伝えるか 自己についての情報の伝達に関する2つの方法(自己開示と自己呈示)について解説する。
9 態度と態度変容:好きになるのはどうしてか 社会的対象に対する態度の形成とその変容について解説する。
10 社会的影響(1):集団での意思決定における個人の役割 集団での意思決定について解説する。
11 社会的影響(2):規範的影響と情報的影響 個人の行動に対する他者からの影響について解説する。
12 社会的影響(3):「助けて!」と聞こえてきたらどうするか 援助行動について解説する。
13 社会的影響(4):そして集団全体が動き出す 様々な「望ましい」(あるいは「望ましくない」)行動が社会全体へと広がっていくメカニズムについて解説する。
14 社会的影響(5):人間の力 第13回に引き続き,いわゆる「ムーブメント」が広がっていくメカニズムについて解説する。

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