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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
社会学概論Ⅱ/INTRODUCTION TO SOCIOLOGY Ⅱ |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
土1/Sat 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡村 圭子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡村 圭子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
わたしたちが日常的に何気なく行っていることや「あたりまえ」だと思っていること、あるいは「社会問題」と呼ばれる事象について、社会学的な見地から分析してみるとどうだろうか。それまで見えていなかったことが見えてくるかもしれない。それまで気づいてさえいなかったことが、気になりだすかもしれない。 本講義では、近代の都市社会やグローバル化が抱える問題についての研究業績を知り、現代的な身近な事例で読み解きながら、国際関係や異文化関係にアプローチしたい。とくに「都市」「移民」「地域」「大量消費」「社会的逸脱」といったキー概念を中心に扱う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
初回のオリエンテーション以外は、基本的に対面形式で講義を行うが、講義内容によっては資料映像の配信やオンデマンド型の授業(およびレポート作成)になる場合にあるので、授業前に必ずmanabaをチェックしておくこと。 なるべく履修者からの質問に答える時間をもうけるようにするので、積極的に授業に参加してほしい。 適宜、映像資料や時事問題に関する記事などをとりあげ(受講者の関心に沿うようなテーマ)、 社会学的な視点からの解説を加える。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
グローバル化と都市化がもたらす光と影について考えておく。 国際教養学部の学生は、自分が選択している外国語を使用する国?地域の時事問題を調べておくこと。 教職課程を履修している学生は、現在の教育現場における問題点や「ブラック校則」や「いじめ」をめぐるニュースなどをチェックしておくこと。 そのほか、外国語学部、法学部、経済学部の学生も、自分の学問的関心から派生する「疑問」を明確化しておきこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への積極性(課題の提出)50%、 期末試験もしくは期末レポート 50% |
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関連科目 /Related Subjects |
社会学Ⅰ、哲学、文化人類学、科学史 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
社会学の学説をふまえて、近代社会が抱える問題や、多文化の共生を視野に入れながら、現代の日本社会が直面する課題について分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の進め方、評価方法などについて説明 | 授業内で指示する |
2 | 社会的性格と「自由からの逃走」 | E.フロムの業績について | 授業内で指示する |
3 | 同調様式の3類型 | D.リースマン『孤独な群衆』について | 授業内で指示する |
4 | 都市化と移民 | W.I.トマスとF.W.ズナニエツキ | 授業内で指示する |
5 | 同心円地帯説 | E.バージェスの業績について | 授業内で指示する |
6 | シカゴ学派と都市問題 | R.パークとシカゴ学派について | 授業内で指示する |
7 | 予言の自己成就 | R.K.マートンの業績について | 授業内で指示する |
8 | 誇示的消費 | T.ヴェブレン『有閑階級の理論』について | 授業内で指示する |
9 | 認知的不協和の理論 | L.フェスティンガーの業績について | 授業内で指示する |
10 | 文化的再生産 | P.ブルデュー『再生産』について | 授業内で指示する |
11 | コンフルエント?ラブ | A.ギデンズ『親密性の変容』について | 授業内で指示する |
12 | 現代社会を社会学的にみる(1) | 社会的逸脱について | 授業内で指示する |
13 | 現代社会を社会学的にみる(2) | グローバル化とローカル化について | 授業内で指示する |
14 | まとめ | 講義全体をふりかえる | 授業内で指示する |