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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
中国特殊研究(中国の芸術文化)/SPECIAL TOPICS ON CHINA: CHINESE ART AND CULTURE |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
陳 達明/CHEN Daming |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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陳 達明/CHEN Daming | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は中国美術史、美術文化を概説する。中国美術史の形態は工芸美術、彫刻芸術、建築芸術、書法芸術、絵画芸術など五分野に分けられる。その中に玉器、磁器、シルクの織物芸術、園林建築芸術、書の成立と変化、絵画芸術の花鳥、山水、人物画などの成立とその独特な文化を学生に紹介する。 授業を通して、学生は中国文化と芸術の歴史を深く理解させ、そして鑑賞の目を高めるのがこの授業の目的とする。 1 中国美術の歴史に対する認識を概ね把握することができる。 2 歴代重要な作品を理解し、鑑賞することもできる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業はpowerpointを使い、画像または真跡に近い参考作品を鑑賞しながら、時代の流れと表現の変化を紹介し,作家の創作意図やまた作品に関する技法と内容を解釈する。 テキストないため、随時関連資料を配付する、履修者はノート準備を要求する。 其他、学期内二回程度小レーポトの提出も課される。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前は関連すると授業計画と関連資料を読み、その内容を理解して、授業を臨む。 事後は授業内容ノートを整理すること。 授業中に出された課題を記入する事。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業目的到達するため評価は、1従業態度(積極性の有無)2小レーポトで授業内容の理解を達成するかを記述式で授業後二回程実施する。1000字前後(20%×2) 期末試験(60%)等による評価する。評価は理解程度、理論的などでAA、A、B、cの四段階で評価される。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
「中国研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって中国を研究分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 一、中国美術の思想とその文化環境 |
1美術と方術 2美術と礼教 3美術と宗教 |
事前関連知識を予習、事後授業ノート整理すること。 |
2 | 二、中国美術発展とその流れ | 1 多源流から合流する 2美術発展の三つの動乱期と三つの成長期 | 中国の歴史を予習すること。 |
3 | 三、中国美術の特徴 | 1 象徴と寓意 2 陰陽思想 3 対句 4 崇拝寓像を創造する | 文化史から考える、中国の美術とその歴史。 |
4 | 四、工芸美術 — 玉 | 新石時代と青銅時代の間に中国では玉の時代があった。今回の講義は「玉」について紹介する。 1 玉器と玉器の源流 2 玉文化の発達と終焉。 |
事前授業内容を確認し、事後は資料を調べること。 |
5 | 五、青銅器「夏鋳九鼎」から始まった青銅器美術 | 実用と礼儀用の区別、其の模様の意味 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
6 | 陶器 素焼きと彩陶——新石時代の幕が開き |
伝統工芸デザインの観念、尺度と感覚。官窯から民窯 | 事前授業内容を確認し、資料を調べること。 |
7 | 七、建築芸術 | 宮殿建築 秦から宋の宮殿芸術、と明、清の宮殿芸術 |
事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
8 | 八、明清文人の園林と寺の建築芸術 | 江南四大名園と寺と塔の建築 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
9 | 九、中国絵画芸術概説 | ① 人物画 暦代の肖像画と宗教画 ② 花鳥画 花鳥画の起源 |
事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
10 | 十、四君子と溌墨花卉画の生まれ | 文人の参入による中国絵画の変質 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
11 | 山水画の起源と図形の源1 |
唐宋五代の山水画 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
12 | 山水画の起源と図形の源2 | 宋代の山水画と元四家の山水 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
13 | 洋畫東漸と中国絵画の変化 | 明清江南の絵画と海派絵画 | 事前授業内容を予習し、事後は資料を調べること。 |
14 | 検査とまとめ | 一学期を通して、中国美術をどう理解するか。記述してレーポトで提出する。 | 授業内容をまとめ、自分の見解を積極的に述べること、。 |