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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
歴史と文化2(日本文化研究d)/HISTORY AND CULTURE2(JAPANESE CULTURAL STUDIES (D))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
鴈野 佳世子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
鴈野 佳世子 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
◆文化財保存学入門
文化財保存学とは、人類共通の財産である文化財を後世に正しく継承するため、自然科学的な知見を活用しながら文化財の研究を進め、保存?修復のための技法を確立発展させる学問です。文化財の科学調査、修復や記録、保存環境の整備、技法材料研究、複製?復元など、その範囲は多岐にわたりますが、この授業では「入門編」として、文化財を後世に伝えるための制度や理念、技術についての概要を知り、国際社会における日本の役割について考えます。保存修復の理念と技術を通して日本文化の特性を理解し、文化財を守り、伝えていくために一人一人ができることを考えてほしいと思います。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業形式:講義/映像鑑賞/ワークショップ
授業方法:パワーポイントのスライドによる講義を中心としますが、より具体的なイメージを持ってもらうために適宜映像資料も使用します。また、ワークショップで調査や保存修復に関連する簡単な作業を体験することで、授業内容の理解と定着を目指します。
毎授業後、リアクションペーパーを提出してもらい、その提出をもって出席とします。質問はリアクションペーパーで受け付け、次回以降に回答する他、全体で共有すべき問題については授業内で掘り下げます。
テキストは指定せず、資料はmanabaで配信します。授業前に確認し、手元資料として必要な人は各自プリントアウトしておいてください。

注意:授業は基本的に対面で行う予定ですが、状況によって遠隔(オンデマンド)で行うことがあります。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学習:講義で使用する資料は事前にmanabaで配信します。授業前に目を通し、疑問点や論点を考えておいてください(目安:30分程度)。また、普段から博物館やテレビ番組などで文化財保存に関する情報を集めるよう心がけてみてください。
事後学習:授業で感じた疑問や興味をもった事柄について調べ、まとめてください(目安:30分程度)。自分なりに調べたことや考えたことを期末レポートに反映させてほしいと思います。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点(出席、リアクションペーパー)40%、期末レポート60%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキストは指定せず、毎回資料を配信します。
参考文献等は授業中に適宜紹介します。
到達目標
/Learning Goal
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の進め方と課題?レポートについての説明、参考文献の紹介
2 文化財保存学 概説 文化財保護制度の歴史と概要、
博物館や研究調査機関の役割、
学問としての文化財保存学の歴史について
3 資料の取扱いと用語解説 文化財の取り扱いについての基礎講義
修理や保存に関わる用語等の解説
4 科学調査(1)調査の手法 光学撮影を中心とした科学調査の手法について
調査報告書の読み方
5 科学調査(2)ワークショップ
赤外線画像、簡易型デジタルマイクロスコープなどを用いた簡単な科学調査の体験
6 修理と装こう(1)修理の基礎知識 修理の基本的な作業について
修理報告書の読み方
7 修理と装こう(2)表具の基礎知識 表具の基本的な作業について
8 修理と装こう(3)ワークショップ 損傷地図の作成など簡単な修理作業の体験と、ミニ屏風作り(内容は受講者数に応じて変更あり)
9 文化財の複製 複製技術についての講義と映像鑑賞
10 文化財の復元 考古?建造物?工芸?彫刻?絵画など、有形文化財の復元について
11 保存修復?復元の事例(1)彫刻 彫刻の復元事例についての紹介、映像鑑賞
12 保存修復?復元の事例(2)建造物 建造物の復元事例についての紹介、映像鑑賞
13 保存修復?復元の事例(3)琉球美術 首里城や工芸?絵画など琉球美術の復元事業についての紹介
14 授業まとめ 授業の振り返りとレポート作成

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