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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想2(日本語教育専門講読)/LANGUAGE AND THOUGHT2(SPECIALIZED SUBSCRIPTION IN JAPANESE EDUCATION) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
谷内 美智子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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谷内 美智子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
第二言語習得研究は母語以外の言語(第二言語)を習得するときのメカニズムを明らかにしようとする研究分野で、第二言語習得のプロセス、第二言語習得に影響を与える要因、第二言語の指導の効果など、扱う内容は多岐にわたる。この授業では、第二言語習得研究の発展の歴史、第二言語習得研究からの知見、第二言語習得研究が日本語教育にどのように貢献するかを学んでいく。この授業で第二言語習得研究を学ぶことによって、言語習得のメカニズムや言語習得にまつわる諸問題を体系的に理解し、言語習得上の困難点に対処することができるようになる。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
「オンデマンド配信型遠隔授業」で全14回の授業の授業を進める。具体的にはmanaba及びProTaⅡで各回の授業動画のURLと授業資料(PDF)を配信する。授業動画を視聴した後、理解度を測定する課題に解答するという形式で授業を進める。 受講にあたってはインターネットに接続できる環境、動画の視聴およびPDFが参照可能な機器が必要となる。質問や意見等はmanaba上またはメールで受け付ける。担当講師の担当講師の連絡先メールアドレスはPorTaⅡの教員連絡先を参照してほしい。 各回の授業動画のURLと授業資料の配信日時、課題の解答方法は初回の授業内で説明する。初回の授業動画のURLと授業資料の配信は、2022年4月13日午前9時の予定である。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:講師が指定したキーワードについて調べる。 事後学修:授業資料を復習し、得られた知見を整理する。また、授業内容に関する課題を解き、理解度を確認する。 (事前学修、事後学修に要する時間は2時間程度) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート(50%):講義内容に関連する事柄について調べ、動向や知見をまとめる。その取り組みから、第二言語習得研究への理解度と学期を通じての到達度を評価する。 授業への参加度(50%):毎回の課題への取り組みから、講義内容に対する理解度を評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
日本語教育能力検定試験(http://www.jees.or.jp/jltct/)の受験を検討している場合、「日本語教育概論」「日本語教授法Ⅰa」「日本語教育特殊研究(年少者日本語教育)」「日本語教育特殊研究(日本語教育のための社会言語学)」等の言語教育理論に関連する科目を本科目とともに履修しておくと良い。 | ||||||||||
備考 /Notes |
特になし | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 第二言語習得研究とは | 授業全体について説明を受け、第二言語習得研究という分野と日本語教育における第二言語習得研究の位置づけを理解する。 | |
2 | 中間言語と学習者の母語の影響 | 中間言語という概念と、第二言語習得における母語の影響を学ぶ。 | |
3 | 習得順序 | 習得順序、発達順序、発達段階について学び、第二言語指導の際にどのように位置づけるかを学ぶ。 | |
4 | インプットとアウトプット | 第二言語習得におけるインプットとアウトプットの役割を学ぶ。 | |
5 | 文法を教えることの効果 | 教室で第二言語を学ぶことの役割、意義を学ぶ。 | |
6 | 教室で学ぶ意義 | 教室での第二言語指導の際にどのような点を考慮すべきかを学ぶ。 | |
7 | 語彙をどのように学ぶか | 第二言語の語彙学習の方法や影響する要因を学ぶ。 | |
8 | 言語習得と年齢の関係 | 第二言語学習の開始年齢が第二言語習得の成否にどのように影響するかを学ぶ。 | |
9 | 動機づけと第二言語習得 | 動機づけの種類と、動機づけが第二言語習得にどのように影響するかを学ぶ。 | |
10 | 情意要因が第二言語習得に与える影響 | 学習者が持つビリーフと不安が第二言語習得に与える影響を学ぶ。 | |
11 | 言語適性と第二言語習得 | 言語適性と第二言語習得における言語適性の役割を学ぶ。 | |
12 | 学習スタイルに合わせた第二言語指導と学習 | 言語適性と指導方法の関係、学習スタイルの影響を学ぶ理解する。 | |
13 | 第二言語習熟度の測定、評価 | 評価の目的と種類、第二言語習熟度の測定方法、言語テストの基礎概念(構成概念、妥当性、信頼性、有用性)を学ぶ。 | |
14 | 言語知識の測定 | 言語テストにおいて測定対象となる言語知識がどのように規定され、妥当性、信頼性、有用性を有した問題項目として作られているかを学ぶ。 |