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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(ドイツ地域論)/MODERN SOCIETY1(GERMAN REGIONAL STUDIES)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金5/Fri 5
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
川﨑 聡史

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
川﨑 聡史 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
目的:この講義では、ヨーロッパ連合(EU)とドイツ連邦共和国が歴史的にどのように形成されたのかについて考えます。ヨーロッパ連合は現在、世界で最もよく組織された地域共同体のひとつであり、国際的に大きな影響力を持っています。さらにその主導的な加盟国のひとつとしてドイツ連邦共和国が挙げられます。ヨーロッパ連合とドイツ連邦共和国の仕組みと制度、それらが直面している課題と危機について理解するためには、とりわけ第二次世界大戦以後のヨーロッパの歴史を学ぶ必要があります。本講義「ドイツ語圏とEU a(現代社会1?ドイツ地域論)」では、ドイツ語圏を中心としたヨーロッパ史に関する専門知識を習得することを通じて、学生自身がドイツやヨーロッパに関して問いを発し、考えられるようになることを目指しています。

内容:春学期では20世紀のヨーロッパ史を、特にナチ時代と東西対立に焦点を当てて勉強します。戦後のヨーロッパ統合は、第二次世界大戦への反省を基礎にしながら、東西対立から強い影響を受けながら進展しました。さらにヨーロッパ統合はとりわけ西ヨーロッパ諸国の人々の生活にも大きな影響を与えました。本講義では、こうした展開をドイツの歴史を中心に学びます。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講義は、コロナ禍の状況にもよりますが、基本的に対面で行います。
毎回の講義で課題を提示します。この課題提出にはmanabaを利用する予定です。提出の方法については、第1回の授業で詳しく説明します。
課題では、講義を通して考えたこと、分からなかったこと、さらに詳しく説明して欲しいことなどを書いてください。次回の講義で、集めたコメントをパワーポイントに載せて、可能な限りフィードバックしたいと思います。この毎回のコメント(12回分)が評価基準になります。10回以上課題を提出することを最低条件とします。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
本講義では二つの事後学習が求められます。
① 毎講義後の課題提出。課題への解答をmanabaで書き込んでください。

② 授業後の復習。授業資料は配布しますので、復習してください。さらに授業中に紹介した文献を自発的に読み進めることが好ましいです。毎回、レジュメには関連する文献を記載するので、気になるものから随時読み、勉強してください。事後、理解ができるまでには、講義時間の二倍程度(=200分ほど)の学修時間を目安にします。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは指定しない
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
① 毎回の課題へのコメント 100%
② テストはありません
12回の講義のうち、10回以上コメントを残した人が単位の評価対象になります。
関連科目
/Related Subjects
秋学期の「ドイツ語圏とEU b? 現代社会1(ヨーロッパ地域論)」とは補完関係にあります。できれば両方取ってください。
備考
/Notes
テキスト:教科書は指定しない。
参考文献:参考文献は配布資料に記載する。
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 シラバスに基づいた授業ガイダンス 講義の概要をつかむ。課題の提出方法など授業を受けるにあたって必要な事柄を説明する。現在のドイツとヨーロッパについての基本的な知識を得る。 事後:今学期の授業方法を理解することが事後学修です。もし授業を聞いてもわからないことがあれば、川﨑聡史(kawasaki.s2019@gmail.com)に連絡すること。
2 ヴァイマル民主制の誕生と崩壊 第一次世界大戦の結果として生まれたヴァイマル共和国は先進的な民主主義国家だった。しかし、エリートの離反、経済危機、反民主的な政治運動などによって崩壊し、ナチ政権の成立をもたらしたことを理解する。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
3 ヒトラー独裁政権の成立 1933年1月に成立したナチ独裁政権は、ドイツ国民の圧倒的な支持で成立したわけではなかった。本授業では、ヒトラー政権の成立過程を扱い、ヴァイマル民主制の弱点について考える。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
4 ヒトラーの内政と外交 政権を獲得したヒトラーは、内政では独裁体制の確立、外交では侵略的政策を推し進めた。この授業では1933?39年のナチ?ドイツについて扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
5 第二次世界大戦 ヒトラーの侵略的な外交政策は、人類史上未曾有の惨禍となった第二次世界大戦を引き起こした。この授業ではヨーロッパにおける戦争の展開について扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
6 ユダヤ人迫害と大量殺戮 本授業では、ナチ?ドイツがユダヤ人をはじめとする様々な人々に対して引き起こした犯罪行為について説明する。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
7 終戦直後のドイツ 第二次世界大戦終結後、荒廃したドイツの状況と、連合国による占領政策について扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
8 東西対立の先鋭化と二つのドイツ国家の成立 東西対立が先鋭化した結果、1949年に西ドイツ(ドイツ連邦共和国)と東ドイツ(ドイツ民主共和国)が成立した。この授業では建国前後の両国について扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
9 経済復興とヨーロッパ統合の時代 戦後、東西陣営はそれぞれ戦災からの復興を目指していた。とりわけ西ヨーロッパでは、独仏和解や超国家機関の設立によって進んだ政治?経済統合が復興を促進した。この展開を本授業では扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
10 東西対立と緊張緩和 この授業ではしばしば米ソの全面衝突寸前に至った東西対立が、1960年代以降次第に緊張緩和する展開を、特に東西ドイツの関係に焦点を当てて解説する。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
11 1950?70年代の経済成長と社会変化 1950年代末から70年代初めの時代は、経済成長や改革を通じて大きな社会変化が発生したことから、「長い1960年代」と呼ばれる。この時期の展開を本授業では扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
12 「不安」の時代(1970年代のドイツ) 1970年代前半に度重なる危機によってそれまでの経済成長が鈍化した。さらにエネルギー問題や環境問題のような新しい課題に直面し、特に西ドイツ社会では「不安」が広がった。この展開を本授業では扱う。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
13 新しい対立軸(1980年代のドイツ) 本授業では、環境運動や平和運動が盛り上がるとともに、それまで安定していた東西関係にも新たな不安定化要素が生まれた時代である1980年代に焦点を当てる。 事後:課題を提出する。パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。
14 冷戦終結と東西ドイツの統一、および授業のまとめ 本授業では1980年代末から1990年年代初頭の東側陣営の解体について、特に東西ドイツの統一に焦点を当てて扱う。 事後:パワーポイントを見直して復習をする。分からないことがあれば、manabaやメール(kawasaki.s2019@gmail.com)で質問すること。

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