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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想1(第二言語習得)/LANGUAGE AND THOUGHT1(LEARNING A SECOND LANGUAGE) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
臼井 芳子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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臼井 芳子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、第二言語習得がいかにダイナミックなものであるかということを理解し、諸理論をどのように言語教育に応用していくかを考える。特に個人要因に焦点をあてる。また、テーマごとに論文を読み、研究方法、問題点、展望などについて議論する。 留意点:英語で書かれた文献を課題として出すこともある。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
1.お知らせ、資料配信、課題の提出等はすべてmanabaを利用します. 2.本授業は基本的に対面で行います.授業内容によってオンライン(主にリアルタイム型zoom)で実施することもあります. 3. 講義も双方向的で能動的な参加がもとめられます.また、理解度の深化、情報や知識の統合を目的としたグループ活動や口頭発表が組み込まれています. 初回授業については第1回目授業の2日前までにmanabaで提示しますので、必ず確認してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
目安: 事前学修2時間、事後学修2時間. (各回の詳細は「授業計画詳細情報」を確認してください) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
評価方法:論文課題*+考察課題(manabaオンライン入力) x 3 (45%)、動機づけ諸理論の関連図(15%)、まとめ 1(manaba ファイル送信A4用紙1枚+) (15%)、口頭発表+レポート** (25%) *論文課題はディスカッションができるように準備する(フィードバック:授業内に質疑応答の時間を設けます) **講義内容や読んだ論文を理解し、体系的な考察ができているかを評価します. また、口頭発表は原稿の棒読みをせず、聞き手の理解を促す工夫をしてください. また、制限時間を超えないよう練習してのぞんでください.+レポート(A4用紙 2-3枚程度)(フィードバック:発表直後に口頭で講評します) ★manaba 提出の事後課題, まとめ1, レポートは原則授業日の2日後の金曜日23:55までに提出してください(雄飛祭をはさむため、第6回の事後課題を除く) |
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関連科目 /Related Subjects |
応用言語学 I | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト 1 (教科書)『ベーシック応用言語学: L2の習得?処理?学習?教授?評価』は必ず入手してください。第2回目の事前学習から必要となります。応用言語学 I (2020年度春、2021年度春)で使用した教科書です。本講義では主に第5,6,8章を使用します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 概要 | 授業全体について説明するとともに、言語習得における環境要因と個人要因について俯瞰する。 | 事後: 今までの言語学習経験について振り返り、環境要因や個人要因がどのように自分の言語習得に影響しているか考える. 配布資料(特性 I:年齢 関連論文リスト参照)を読む (第3回 まで) |
2 | 個人要因 1-1 | 特性 I: 年齢要因について理解する.(臨界期仮説、脳の一側化、脳の可塑性) | 事前:年齢要因についての自分の考え(ビリーフ)について考える. 事後:教科書5.2および配布資料(特性 I:年齢 関連論文リスト参照)を読む. (第3回まで) |
3 | 個人要因 1-2 |
特性 I: 年齢要因について理解を深める(関連論文に基づきディスカッション) | 事前:配布資料(特性 I:年齢 関連論文リスト参照)を読む. 事後: 年齢要因について考察する. (manaba オンライン入力 ). |
4 | 個人要因 2 | 特性 I: 適性、性格、MI (多重知能)について理解する. | 事前:Task 1と2. 適性、性格、MIと言語習得の関係について考える. 事後: 教科書(5.3, 5.4, 8.6.4)を読む. 配布資料を読む. (第6回 まで) |
5 | 個人要因 3-1 | 特性 II: 学習スタイル、学習ストラテジーについて理解する. | 事前: 配布資料(learning style)を読む. 事後: 各尺度を使用し言語学習者としての自分についての理解を深める. 教科書(6.2および6.3)および配布資料を読む(第6回まで) |
6 | 個人要因 3-2 | 特性 II: 学習スタイル、学習ストラテジーについて理解を深める(関連論文に基づきディスカッション) | 事前:配布資料を読む. (第6回 11月2日まで) 事後:学習ストラテジーについて考察する(言語学習としての自分について). (manaba オンライン入力 ). |
7 | 個人要因 4-1 | 特性 II: 動機付けについて理解する.(自己決定理論、帰属理論、目標志向性理論、期待価値理論など) | 事前:自分の動機付けの変化についてグラフ化し、変化の理由について考える.(授業内で共有) 事後:各尺度を使用し、自分についての理解を深める. 教科書(6.4)および配布資料を読む(第9回まで) |
8 | 個人要因 4-2 | 動機付けの諸理論の関連性について考え図式化する. 全体で共有する. | 事前:動機づけ諸理論の関連性について図式化する. 事後:配布資料を読む.(第9回 11月30日まで) |
9 | 個人要因 4-3 | 特性 II: 動機付けについて理解を深める. (関連論文に基づきディスカッション) |
事前:配布資料を読む.(第9回 11月30日まで) 事後:動機づけについて考察する (学習者としての自分について) (manaba オンライン入力) |
10 | 個人要因 5-1 | 特性 II: 感情―不安、楽しみについて理解する | 事前:感情(不安、楽しみなど)と言語習得の関係について考える 事後:配布資料を読む.(第12回まで) |
11 | まとめ 1 | 言語習得を左右する個人要因1~5の各要因が学習者としての自分にどう影響しているか、またその結果どのような成果につながっているかについて考察する |
事前:言語習得を左右する個人要因1~5を復習する. 事後:まとめ 1の考察を完成させる(manabaファイル送信) |
12 | 個人要因 5-2 | 特性 II: 感情―不安、楽しみについて理解を深める(関連論文に基づきディスカッション) | 事前:配布資料を読む.(第12回まで) 事後: まとめ1の考察を補完する論文を検索する (3本程度). |
13 | まとめ 2 | 担当論文を読み、要約する. (3本程度) |
事前:まとめ1の考察を補完する論文を検索する (3本程度). 事後:まとめ1の考察を読んだ論文内容によって補強する. また、その内容についてppt発表を準備する. |
14 | 口頭発表 | 口頭発表(個人) | 事前:口頭発表の練習をする. 事後:口頭発表の内容をレポートにまとめたものを提出する(まとめ 2の論文要約を添付する)(manaba ファイル送信) |