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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
歴史と文化1(大衆文化論)/HISTORY AND CULTURE1(ISSUES IN POP-CULTURE) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木本 玲一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木本 玲一 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
明治以降の大衆文化の変容を通して、日本における近代とはいかなる時代であったのかを社会学的な視点から再考する。高校までの一般的な「近代史」のなかで扱われるような事例も取り上げるが、それ以上に忘れられがちな大衆文化に注目することで、より多角的に近代日本の動態を捉えていくことを目指す。また現代の日本社会にも共通する点などを随時取り上げ、近代と現代の連続性についても考えていく。各回に考察の時間をもうけているので、学生の積極的な参加を期待したい。必ずしも日本の近代史に対する知識がない学生の参加も歓迎したい。基本的な議論の枠組みは社会学である。取り上げる大衆文化のなかでも、特に戦前?戦中期から戦後期のボクシングにはそれなりの時間を割く。当時のボクシングは代表的な大衆文化の一つであるためだ。そのためボクシングが戦中から戦後へと形を変えていく様は、大衆文化から近代史を捉えようとする本講義において、格好の事例となる。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義は対面でおこなう。レジュメや資料はmanabaにアップロードするが、講義を聞くことを前提とする。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
講義の中で随時指示する。講義で配布するレジュメや資料に加え、下記の参考文献に目を通しておいてほしい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(100%) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロ | 講義の内容。講義の進め方などに関する諸注意。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
2 | 文化のグローバル化/ローカル化と日本の近代化 | 明治から昭和にかけてのグローバル化?ローカル化の全体像を把握。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
3 | 大衆文化と日本の近代化?明治?大正?昭和1 | 日清戦争、日露戦争、近代文化等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
4 | 大衆文化と日本の近代化?明治?大正?昭和2 | 社交ダンス、武士道野球、乃木希典の死等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
5 | 大衆文化と日本の近代化?明治?大正?昭和3 | 大正デモクラシー、都市文化、関東大震災等。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
6 | 大衆文化と日本の近代化?明治?大正?昭和4 | 昭和維新、「皇軍」の価値観、「軍神」、国防競技等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
7 | 大衆文化と日本の近代化?戦中の文化 | 翼賛映像作品鑑賞。 | 戦中の文化について考える。 |
8 | 大衆文化としてのボクシング?明治、大正から昭和にかけて | メリケンから柔拳、興行の一般化等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
9 | 大衆文化としてのボクシング?昭和1 | 自律化以降?戦中の「武士道としてのボクシング」等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
10 | 戦後という時代1 | 右翼の自死、人間宣言、ヤミ市、カストリ雑誌、三島由紀夫等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
11 | 大衆文化としてのボクシング~昭和2 | 「科学的ボクシング」等々。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
12 | 戦後という時代2 | 「悪所」としての「基地の街」、ドラッグ文化。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
13 | 戦後という時代3 | 基地とポピュラー音楽文化。 | 講義内で指定した文献などを読む。 |
14 | レポート提出とまとめ | これまでのふりかえり。 |