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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想2(心理検査法と自己理解)/LANGUAGE AND THOUGHT2(METHODS OF PSYCHOLOGICAL TESTS AND SELF-UNDERSTANDING) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
田口 雅徳 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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田口 雅徳 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、さまざまな心理検査やグループ?ワークなどを実践してもらいながら、科学としての心理学の研究方法やそうした研究により見出された心理学の基本的知見を学習してもらう。また,心理検査やグループワークを実践した後には、分析結果をレポートにまとめてもらう予定である。これらの課題を通して自己理解を深めてもらうことも本講義の目的である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は講義形式であるが、履修者には演習的課題もおこなってもらう。また、授業で使用する心理検査用紙の実費(2000円)は履修者各自で負担してもらう。履修が決定したら自動発行機で申請書を購入することになる。授業時に申請書と引き換えに検査用紙を配布する。初回の授業にて履修制限や検査用紙代納入方法について説明する。 感染症対策として対面授業と遠隔授業(課題配信型およびオンデマンド型)を併用する可能性がある。授業形態はmanaばなどを通して周知する。また、遠隔授業の場合には、授業資料?レポート課題などをmanabaで配信する。レポート課題に関しては授業内で解説をおこなう。また、各授業でのレポート課題は授業にて返却し、必要に応じてレポートを踏まえた解説をおこなう。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回で扱う心理検査について、その背景理論などを事前に学習する(2時間程度)。事後にあっては、心理検査の結果を踏まえて授業で指示した課題をおこないレポートにより提出する(目安としては2時間程度)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業にて課さされるレポートの内容(60%)および学期末の総合レポート(40%)で評価する | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
心理学概説Ⅰを履修しているほうが望ましい | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 心理検査の概観 | 心理検査の歴史について概説をおこない、今後の授業計画が提示される | |
2 | 心理検査の種類と理論 | 臨床心理学の領域で取り扱われる代表的な心理検査を取り上げその理論的背景を講じる | |
3 | 質問紙性格検査:Y-G性格検査を例として | 質問紙性格検査について概説し、その代表であるY-G性格検査を取り上て、その理論的背景や成り立ちを解説する | |
4 | Y-G性格検査の分析 | 実際のY-G性格検査を実施し、分析と解釈をおこなう。これの活動をとして心理検査に対する理解を得てもらう。 | |
5 | 心理的ストレス?モデルと心理検査 | 心理的ストレスの発生機序を説明し、それをもとに自身の心理的ストレス対処方略に関して理解を深めてもらう。 | |
6 | 青年期の職業選択と心理検査 | 青年期の発達課題としての自我同一性の確立と職業選択との関連を講じる。また、自身の職業興味に対する理解を深めてもらう。 | |
7 | 知能に関する理論と応用 | 知能検査の理論的背景と検査の実際について解説する | |
8 | EQ:感情指数 | EQの理論的理解を得るとともに、EQに関する心理尺度を実施し、自身のEQに対する理解を深めてもらう。 | |
9 | 性格5因子 | 性格5因子説をとりげて解説し、性格特性論に関する理解を深めてもらう。 | |
10 | 交流分析理論と心理検査 | 精神分析理論を基にした交流分析について解説する。また、エゴグラムを実施して自己理解を深めてもらう。 | |
11 | 集団と自己:非言語コミュニケーション | グループワークをもとにした非言語コミュニケーションによる自他の相互理解過程に関する知見を深めてもらう。 | |
12 | 集団と自己:言語コミュニケーション | グループワークをもとにした言語コミュニケーションによる自他の相互理解過程に関する知見を深めてもらう | |
13 | 集団と自己:他者と自己 | 他者を介した自己理解とは何かをついて、エンカウンターに関する実践を取り上げて検討する | |
14 | 心理検査による個の理解 | 心理検査による心の理解とその限界に関してまとめる |