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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
現代社会1(政治学の基礎概念)/MODERN SOCIETY1(BASIC CONCEPTS OF POLITICAL SCIENCE) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大串 敦 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大串 敦 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義では、政治学の基礎概念の習得が狙いになるが、概念をただ理解するという無味乾燥なものから離れて、概念が成立する過程にも注目する。ある新しい概念が生み出されるのは、多くの場合、既成の概念ではとらえきれない現実の展開があるときである。研究者が把握した現実からの挑戦によって、どのように政治学の概念が成立するのか、一連の過程を理解することによって、政治学の概念を生きたものとして理解できるようになることが最終的な目的となる。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
本授業は、原則として講義形式で行われます。板書による古典的な方法で行うので、ちゃんと自身でノートをとるようにしてください(パワーポイントやレジュメ配布よりも、自分で手を動かしてノートをとった方が結局は学習効果は高いと私は考えています)。 事前事後学習での成果に関しては、授業内で解説?フィードバックします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
参考文献リストを配布するので、できるだけ目を通してください。 授業計画に記載してある事前事後学習の著作は難しいものも含まれます。全部ではなくとも、できる限り挑戦してみてください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末試験(100%)による。試験では、授業内容を理解しているか、体系的に記述できているかを主に見ます。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:授業で文献リストを配布します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 序:講義の概要の説明と方法論的考察 | 講義の概要と政治学の方法についてのいくつかの考え方を紹介します。 | |
2 | 国家:近代国家とは何か | 近代国家の定義とその成立過程について考えます。 | マックス?ウェーバー『職業としての政治』を読む |
3 | 権力:権力と権威、権力を握っているのは誰か | 権力に関する諸定義の紹介と現代社会で権力者とはだれなのかを考えます。 | マックス?ウェーバー『職業としての政治』を読む |
4 | 支配の正当性:支配の正当性とは何か | ウェーバーの支配の正当性の紹介と、研究に応用する際の諸問題を考えます。 | マックス?ウェーバー『職業としての政治』を読む |
5 | 官僚制:ウェーバーの理解、合法的支配と官僚制 | 官僚制とは何か、ウェーバーの定義やウェーバー方の官僚制とそれ以外の官僚政治ついて。 | マックス?ウェーバー『職業としての政治』を読む |
6 | 民主制1:シュンペーターの民主制理論まで | 古代ギリシャの民主政から、シュンペーターの制度としての民主制までを紹介します。 | ジョセフ?シュムペーター『資本主義?社会主義?民主主義』を読む。 |
7 | 民主制2:シュンペーターからダールへ | シュンペーター以後の民主主義論の展開を紹介します。 | ロバート?A.ダール『ポリアーキー』を読む |
8 | 全体主義体制 | 全体主義とは何か。定義と、ナチスドイツやソ連の実態について考えます。 | エンツォ?トラヴェルソ『全体主義』を読む |
9 | 権威主義体制 | 権威主義体制とは何か。その下位類型を紹介します。 | エリカ?フランツ『権威主義』を読む |
10 | 競争的権威主義体制 | 冷戦後激増したといわれる競争的権威主義体制について紹介します。 | エリカ?フランツ『権威主義』を読む |
11 | 民主化?体制転換1:近代化 | 古典的な政治変動論としての近代化論とその問題点を紹介します。 | バリトン?ムーア『独裁と民主政治の社会的起源』を読む |
12 | 民主化?体制転換2:移行の理論 | 20世紀後半の各国の民主化とその分析枠組みとしての移行の理論を紹介します。 | バリトン?ムーア『独裁と民主政治の社会的起源』を読む |
13 | 民主化?体制転換3:体制転換の実際 | 移行の理論以後の体制変動論について紹介します。 | エリカ?フランツ『権威主義』を読む |
14 | 日本政治と政治学の諸概念、まとめ | 第二次大戦後の日本の政治学の歩みを紹介します。 | 大嶽秀夫『戦後政治と政治学』東京大学出版会を読む |