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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
現代社会1(シネマで学ぶ法律学)/MODERN SOCIETY1(LEGAL STUDIES THROUGH CINEMA)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
金4/Fri 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
新井 剛

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
新井 剛 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
法律学というと、何か堅苦しいイメージを持つ学生が多いように思う。確かに、法律学は、説得の学問であり、論理的な整合性を重視する。
しかし、人間が社会において生活していく上で、切っても切り離せないのが、法律というものである。したがって、法学部の学生のみならず、外国語学部や国際教養学部、経済学部の学生も、大学時代に法律学のエッセンスを学んでおくべきであろう。
それでは、いかにして学ぶか。本講義は、シネマを鑑賞しながら、そこに出てきた法律問題を素材に、法律学のエッセンスを紹介するという方法を採用する。
同時に、本講義は、名作シネマを鑑賞してもらうことで、文化的教養を培うことも目的としている。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業の形式は、本シラバスを執筆している現在(2021.12.27)のところ、対面授業を予定している。
しかし、新型コロナの感染状況いかんでは、Zoomを使って、ライブ型授業(遠隔授業)で実施することも考えている。
詳しくは、PorTaⅡでアナウンスするので、春学期開講の前に確認してほしい。

事前?事後学修の内容
/Before After Study
事後の学修として、学んだ法律問題の内容をレジュメやノートを使って復習しておくこと。各回の法律問題について、各分野の代表的文献を使って、より深く学んでおくこと。受講者同士で鑑賞したシネマについて意見を述べ合うこと。以上の学修のために、3時間程度必要であると考える。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
特に指定しない
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
新?シネマで法学
著者
/Author name
野田進?松井茂記編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2014
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
定期試験 80%(期末)
小レポート20%(学期中盤で1回)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 開講にあたって
「裁判員」
授業ガイダンスとデモンストレーション
2 「独裁者」(前編) 平和主義?基本的人権の尊重①
―憲法の3大原則と根拠条文、憲法9条の成り立ちとその解釈
3 「独裁者」(後編) 平和主義?基本的人権の尊重②
ー精神的自由?経済的自由?社会権、二重の基準論、憲法31~40条の意義
4 「エリン?ブロコビッチ」(前編) 不法行為①
ー一般不法行為に関する4要件とその内容、および効果
5 「エリン?ブロコビッチ」(後編) 不法行為②
ー無過失責任主義と自動車損害賠償保障法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、製造物責任法
6 「クレイマー、クレイマー」(前編) 離婚問題①
ー離婚の方法(協議?調停?審判?認諾?和解?判決)とその相違、調停前置主義
7 「クレイマー、クレイマー」(後編) 離婚問題②
ー養育費の算定基準、有責配偶者からの離婚請求
8 「レインマン」(前編) 相続問題①
ー法定相続人、法定相続分、寄与分、特別の寄与
9 「レインマン」(後編) 相続問題②
ー遺言自由の原則と遺言の方法、遺留分侵害額請求権
10 「それでもボクはやってない」(前編) 刑事裁判①
ー罪刑法定主義とその背景、無罪の推定(広義と狭義)の意味
11 「それでもボクはやってない」(後編) 刑事裁判②
ー日本の刑事裁判の有罪率はなぜ99.9%か、起訴便宜主義、痴漢事件の争い方
12 「ショーシャンクの空に」(前編) 冤罪①
ー冤罪の背景と刑事司法制度改革
13 「ショーシャンクの空に」(後編) 冤罪②
ー21世紀の日本における冤罪と刑事補償法
14 まとめ、期末試験 授業内容をまとめた上で、期末試験を実施する。

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