シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/08/26 現在/As of 2022/08/26 |
開講科目名 /Course |
歴史と文化2(楽典(中級))/HISTORY AND CULTURE2(MUSIC (INTERMEDIATE)) |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木村 佐千子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
木村 佐千子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
「歴史と文化2 楽典(音楽通論)――楽譜を読み?書くために」履修済みの方、および同等の学習を済ませている方(初回授業時のレヴェルチェックで8割以上の得点)を対象に、楽しみながら楽譜を読んだり書いたり、自分で曲を作ってみたりしたいと思います。 楽典初級では扱えなかった和音連結(和声論)や楽式(音楽の形式)についても説明しますが、自分で短い曲や伴奏を書いたり演奏したり、感染状況が大丈夫なら短い曲を歌ったりといった実践的な授業にしたいと考えています。そういった活動を楽しみ、生涯にわたる趣味にしてもらえると嬉しいです。 以上のような内容に本当に興味のある方の積極的な受講を期待いたします。 *学位授与方針の「文化に関する幅広い教養を身に付けている」に関連する科目です。 *全カリの「履修系統図」では1~8学期に履修可能な「実践科目(歴史と文化2)」です。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
実践科目(音楽の実技科目)です。 受講要件は、「歴史と文化2 楽典(音楽通論)――楽譜を読み?書くために」履修済みの方、および同等の学習を済ませている方です。単に「楽典(音楽通論)」の単位を取得したというのではなく、楽典教科書の149ページまでの内容を確実に把握しており、自力で楽譜を書けることが前提です。楽典初級を履修していないけれど、楽典中級の履修を希望する場合、レヴェルチェックで80%以上の点数をとることが求められます。 *初回授業でレヴェルチェックを行います。全員必ずレヴェルチェックを受けてください。初回授業に出席できない方は事前にメールで相談してください。 和声課題を解いたり、自分でオリジナルの楽曲や伴奏を書いたり演奏したりしていただきます。自分が頭のなかでイメージした音を楽譜に書けるようにしましょう。 クラシック音楽の和声法等にしたがって書くことを基本とします。(作品発表のときにポピュラー系の音楽を作曲?演奏しても構いません。) 音名は、ドイツ音名を主に使います。 対面授業を原則とします。 コロナ下ではありますが、感染に注意しながら、授業内課題を順番にあてて黒板に書いてもらったりする予定です。 前日までにお申し出があれば、授業の録音はいたしますが、対面授業前提で行いますので、その点はご了承ください。 各回の授業は、前回までの授業内容を前提に進めていきますので、毎回出席するようにし、やむを得ず欠席する場合には自習しておくようにしてください。 manabaのレポート欄に楽譜を書く課題を提出していただきます。できればスキャナを利用して、判読しやすいかたちで提出してください。課題のフィードバックは、主にmanabaで行う予定です。 各自の作品について、お互いに意見を伝える場も設ける予定です。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業配布資料を事前にmanabaからダウンロードしてプリントアウトし、一読して持参してください。(30分) 各回授業の復習を行ってください。(60分) 課題を解いて提出してください。課題にかかる時間は人によって大きく異なりますが、充分に時間をかけてください。(150分) |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
平常点(授業内での取り組み、提出課題)および第13回授業で発表する作品。 授業で学んだことが身についており、各受講者のオリジナリティが感じられる作品が書けることを評価します。 平常点50%、作品50%(相互評価25%、教員の評価25%)の評価といたします。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
全学共通カリキュラム「楽典(音楽通論)」(通称、楽典初級)を履修済みであることが授業履修の要件です。楽典初級を履修していないけれど、楽典中級の履修を希望する場合、レヴェルチェックで80%以上の点数をとることが求められます。 その他の音楽科目 音楽分析入門、外国語学部総合講座(木村担当、重複履修可)、ドイツ語圏の音楽 |
||||||||||
備考 /Notes |
授業配布資料は、事前にmanabaからダウンロードし、プリントアウトして授業に持参してください。 五線ノートを毎回持参してください。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス、レヴェルチェック、導入 | レヴェルチェックを行います。履修についての相談がある方は、授業終了時に教員まで。 | |
2 | 和声について | 和声法について、非和声音、四声体、上三声の配置など | |
3 | 和音の基本形 | 基本形による和声進行の実習(バス課題) | |
4 | 和音の第一転回形 | 第一転回形を用いた和声進行の実習 | |
5 | 和音の第二転回形 | 第二転回形を用いた和声進行の実習 | |
6 | ソプラノ課題 | これまでに学んだ進行の復習と、ソプラノ課題 | |
7 | 伴奏づけの基本 | ピアノによる基本的な伴奏のつけかたの実習 | |
8 | 伴奏づけのヴァリエーション | ピアノによる伴奏のつけかたのヴァリエーションの実習 | |
9 | 二部形式 | 二部形式で書かれた楽曲の分析と実習 | |
10 | 三部形式 | 三部形式で書かれた楽曲の分析と実習 | |
11 | 変奏曲形式 | 変奏曲形式で書かれた楽曲の分析 変奏主題の作曲 |
|
12 | 変奏曲 | 変奏曲の実習 作品発表についての説明 |
|
13 | 作品発表① | 自分のオリジナル作品を皆の前で発表します。自分で演奏するか、演奏者を自分で頼んでください。 お互いに採点し、感想を伝えあいます。 |
|
14 | 作品発表ふりかえり (作品発表②) |
受講者人数が多ければ、第14回授業も作品発表にあてます。そうでなければ、第13回の発表作品のフィードバックや意見交換を行います。 |