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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28 |
開講科目名 /Course |
経済政策研究(労働経済論Ⅱ)/ECONOMIC POLICY(LABOR ECONOMICS II) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
森永 卓郎 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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森永 卓郎 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ライフスタイル変化がもたらす労働経済の構造変化 日本の経済社会には様々な格差構造が生まれている。そのなかで低所得層の一部は、配偶者や恋人を持たず、アニメキャラクターを恋人として人生を送る「オタク」層となるなど、これまで考えられなかったライフスタイルまでが現れている。格差社会のなかで、シングル層を中心とした新しいライフタイルの人々がどのように働き、暮らしているのかという実態を解明するとともに、彼らが高齢化したときの日本の経済社会へのインパクトを明らかにする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義の形式は取らず、順番を決めて学生にその回のテーマに関してレポートを発表してもらい、それに対してディスカッションを行う形で授業を進めます。登録者が1人の場合は、毎週発表になります。 授業は対面を基本としますが、必要に応じてオンラインを組み合わせます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前にテキストを熟読すること。発表の当番の場合はレジメを用意すること。 事前準備90分程度。事後学習:ディスカッションの整理30分程度。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業での貢献度50%、レポート50% | ||||||||||
備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
経済政策についての修士レベルの知識を修得し,経済政策に関連する諸問題を分析できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 年間を通じた授業の内容の展開を説明するとともに、レポートの順番を決めます。 | |
2 | 所得格差の計測手法 | 変動係数、アトキンソン尺度、ジニ係数などの格差指標を比較し、メリット?デメリットを検討する。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
3 | 所得格差の推移 | 過去研究の格差の推移を検証し、どの格差でどのような変化が起きて生きているのかを検討する。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
4 | 教育格差 | 高等教育機関への収益率を中心に、時代による高等教育の所得への影響を検討する。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
5 | 企業規模間格差 | 二重構造と呼ばれた大企業と中小企業間の所得格差の動向を議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
6 | 雇用形態間格差 | 近年急速に増えている非正社員の処遇と同一労働同一賃金について議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
7 | 地域間格差 | 東京一極集中と地方の転落について、その原因と対処法を議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
8 | 性別格差 | 男女間の格差を男女雇用均等法の実効性を含めて、さまざまな観点から議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
9 | 年齢別格差 | 給与体系の変更が若年層の処遇に与えている影響を議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
10 | ライフスタイル変化 | 非婚化、シングル化がどのように進み、今後どうなっていくのかを原因を含めて議論します。進む日本経済に及ぼす影響を議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
11 | 格差と消費構造 | 非婚化、シングル化が日本経済にどのような影響を与えるのか議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
12 | ライフステージの構造変化 | 生涯現役社会への変化を年金問題と合わせて議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
13 | ベーシックインカム | ベーシックインカム導入と既存社会保障の整理について議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
14 | 財政問題 | 社会保障財源として通貨発行益の活用について議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
15 | 外国人労働者問題 | 近年急増している外国人労働者が、日本経済にどのような影響を与えるのか議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
16 | パイプラインからの漏れ | 学校教育段階ごとに中退や浪人など、エスカレーターがどのように変化しているのかを議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
17 | 敗者復活の可能性 | 転職者が受ける影響の変化と人生のやり直しについて議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
18 | シングル化の進展 | 少子化の原因について、非婚化と子育て支援の双方について議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
19 | セーフティネット(公的扶助) | 生活保護対象とベーシックインカムのメリット?デメリットについて議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
20 | セーフティネット(社会保険) | 主として、年金制度の将来について、持続可能性を検証します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
21 | セーフティネット(雇用) | 終身雇用の変容とセーフティーネットについて議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
22 | 新シングル(オタク)という生き方 | 2次元のなかで生きる旧タイプのオタクと3次元とも共生する新しいオタクについて議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
23 | 新シングルの家計 | 今後のライフタイルの主流となるシングル層の家計を議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
24 | 新シングルの雇用 | 今後のライフタイルの主流となるシングル層の雇用と所得確保について議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
25 | 新シングルのライフスタイル | 今後のライフタイルの主流となるシングル層がどのような生活スタイルをとっていくのか議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。今後のライフタイルの主流となるシングル層の家計を議論します。 |
26 | 新シングルと年金 | 今後のライフタイルの主流となるシングル層が年金制度にどのような影響を与えるのか議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
27 | 新シングルと介護 | 今後のライフタイルの主流となるシングル層が介護においてどのような役割を担えるのか議論します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |
28 | ライフスタイル変化と日本社会 | 今後のライフスタイル変化全体が経済社会に与える影響を総合的に検討します。 | テーマについて自ら調べるとともに、発表の当番の場合はレジメを作成する。 |