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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28 |
開講科目名 /Course |
マルチメディア論研究(マルチメディア論)/MULTIMEDIA SYSTEM(MULTIMEDIA SYSTEM) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火5/Tue 5 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
李 凱/LI Kai |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 講義科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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李 凱/LI Kai | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
マルチメディアとは、狭義には文字?画像?映像?音声が組み合わされた動的なコンテンツを指すが、より広くは、情報を伝える媒介(メディア)となるあらゆるものを包含する概念であり、バーチャルリアリティ、タンジブル、IoT(Internet of Things)、ロボット等の多岐にわたる要素技術を含む。本講義は、最新の研究論文の精読を通して、マルチメディアの基礎要素技術とその関連性、および実研究における利用方法を習得する。そのために、いくつかのソフトウェアを用いて画像、音声、動画、アニメーション、3Dなど処理に関する講義と実習を行う。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
学部レベルのマルチメディア、プログラミングの知識を前提とする。 積極的にインターネット資源を活用し、問題を自分で解決するようにして下さい。各回のレポートの解説は翌回の授業で行います。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
履修者は各処理技術を身に付けるために、事前に関連参考ウェブサイト、チュートリアルを視聴しておく。授業後は、インターネット資源を活用し、関連作品の鑑賞、作品の作成を通し、技能を進化させる。 講義1回の事前予習に100分、レポート作成を含む事後学習に100分程度をかけて予習?復習を行うことが望ましい。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
講義時間内の発表(50%)およびレポート(50%) (講義内容を理解し、マルチメディを利用した実践的な応用能力、問題解決能力を身に着けたかどうかを評価します) |
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備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
社会情報システム論、データベース論、ネットワーク論など | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
マルチメディアについての修士レベルの知識を修得し,実際にマルチメディアシステムを開発できるようにする. |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業全体についての説明、及びマルチメディの歴史、現状、トレンドについて紹介する。 | 授業前に、マルチメディアの概念について調べる。 授業後、事例を探し、マルチメディアの研究範疇を確認する。 |
2 | 情報の量子化 | デジタル情報の量子化を理解?計算する。 | 授業前に、二進数、量子化の概念を調べる。 授業後、各デジタル情報を量子化計算できているかを復習する。 |
3 | 情報ネットワーク技術 | 通信ネットワーク技術、通信方式、プロトコルなどを紹介する。 | 授業前にIPアドレスの構造を調べる。 授業後、ローカルのネットワーク環境を構築できたかを確認する。 |
4 | テキスト情報処理技術 | 文字コード、及び日本語文字コードの種類と変換方法を説明する | 授業前に、文字コードの役割を調べる。 授業後、日本語文字コードの違いを正しく理解したかを復習する。 |
5 | 音声情報処理技術 | 音声のデジタル化、デジタルフィルタ、音源とMIDI情報を説明する | 授業前に、MIDIの構造を調べる。 授業後に、音声のデジタルフィルタを理解したかを復習する。 |
6 | 画像情報処理技術 | 画像変換、画像解析、画像計測、画像認識など処理技術を紹介する | 授業前に、画像処理の応用事例を調べる。 授業後、画像処理の技術を理解できたかを確認する。 |
7 | 色空間 | 表色系と色空間、色相の回転、濃度階調変換、S字カーブ変換を説明する | 授業前に、色空間の種類を調べる。 授業後に、色の各変換手法を理解できたかを復習する。 |
8 | 画像のフィルタと圧縮 | ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、FIRフィルタと画像圧縮を説明する | 授業前に、画像フィルタの種類を調べる。 授業後、各フィルタを正しく理解したかを復習する。 |
9 | 画像処理の基本 | 画像処理ソフトを使って、画像の基本処理手法を紹介する。 | 授業前に、画像処理の事例を調べる。 授業後に、各エフェクトが正しく処理されたかを確認する。 |
10 | 画像処理の実践 | 画像処理ソフトを使って、画像のエフェクト処理を紹介する。 | 授業前に、画像処理の事例を調べる。 授業後に、各エフェクトが正しく処理されたかを確認する。 |
11 | 映像情報処理技術 | テレビジョン信号、転送、エンコード、ビデオ圧縮などを紹介する | 授業前に、映像信号転送の歴史について調べる。 授業後に、各エンコードの手法を正しく理解したかを復習する。 |
12 | 動画処理の実践 | 代表的な動画編集技法を紹介する。 | 授業前に、動画のエフェクトについて調べる。 授業後に、正しく動画を編集できたかを確認する。 |
13 | ストリーミングの原理 | 動画のエンコード、ストリーミングの原理、ライブ配信の実践を説明する。 | 授業前に、ストリーミングの原理について調べる。 授業後に、ライブ配信が正しく行われたかを確認する。 |
14 | 講義の復習 | 講義を振り返り、学んだ点を説明して身についているか振り返ります。 | 授業前に、本学期の講義を振り返る。 授業後に、総合的に作品を完成できたかを確認する。 |
15 | アニメーションの理論 | アニメーションの原理、作成環境、カメラ、シーン、コラムなどの基本概念を紹介する。 | 授業前に、アニメーションの原理を調べる。 授業後に、簡単なキャラクターを描けたかを確認する。 |
16 | パラパラ漫画の作成 | パラパラ漫画、モーショントゥイーンを利用し、キャラクターを移動、回転、変形させ、キャラクターを動かせるようにする。 | 授業前に、パラパラ漫画の作成方法について調べる。 授業後、トゥイーンの作成方法を復習する。 |
17 | アニメーションのエフェクト効果 | FX Schematicを利用し、ぼかし、グラデーション、パーティクルなどエフェクトを追加できるようにする。 | 授業前に、FX Schematicの使い方について調べる。 授業後、各エフェクトが正しく実現できたかを復習する。 |
18 | アニメーションの作成 | 総合的にアニメーション作品を完成させる。 | 授業前に、関連作品を調べる。 |
19 | VRとAR | VRとARの現状、理論、技術を紹介する | 授業前に、VR、ARの事例を調べる。 授業後、VRとARの違いを正しく理解したかを復習する。 |
20 | 3DCGのモデリング | モデリングからレンダリングまで一連の手順を紹介する。 | 授業前に、Editモードについて調べる。 授業後、モデリングの手法を正しく理解したか復習する。 |
21 | 3DCGのマテリアル | Diffuse、Glossy、GlassなどBSDFマテリアルを理解でき、Nodeで複雑なマテリアルを作成できるようにする。 | 授業前に、マテリアルの追加方法を調べる。 授業後、Nodeの使い方を復習する。 |
22 | 3DCGのライティング | Point, Sun, Spot, Emissionなど光源を使って、ライティングできるようにする。 | 授業前に、光源の種類、特徴を調べる。 授業後、光源の設置、影響を復習する。 |
23 | 3DCGのアニメーション | Armatureの一連操作、rigging, skinning, weight paint, motion を理解し、Motionデータを利用し、キャラクターを動かせるようにする。 | 授業前に、アニメーションの方法を調べる。 授業後、Motionデータの使い方を復習する。 |
24 | ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) | 人とモノの対話、双方向の技術と実例を紹介する。 | 授業前に、インタラクションの事例を調べる。 授業後に、インタラクションの方法を理解できたかを復習する。 |
25 | ヒューマンインタフェース | ヒューマンインタフェースの現状とトレンドを紹介する。 | 授業前に、ヒューマンインタフェースの事例を調べる。 授業後に、関連技術を理解できたかを確認する。 |
26 | タンジブル(Tangible)UI | タンジブルUIの実例と関連論文を紹介する。 | 授業前に、関連事例を調べる。 授業後に、関連技術を理解できたかを確認する。 |
27 | ラディカル?アトムズ(Radical Atoms) | ラディカル?アトムズの実例、処理手法、関連論文を紹介する。 | 授業前に、関連事例を調べる。 授業後に、関連技術を理解できたかを確認する。 |
28 | 作品発表とディスカッション | 作成した作品に対する自己評価と他者評価 | 授業前に、作品を完成させる。 授業後に、改善点を含め修正する。 |