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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
会計演習(社会会計論)/SEMINAR IN ACCOUNTING(SOCIAL ACCOUNTING)
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
大坪 史治
科目区分
/Course Group
大学院科目 演習科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大坪 史治 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的?内容
/Course Objectives
修士論文の作成は、資料収集、先行研究レビュー、問題意識の発見、研究テーマの設定の順序で進めていく。春学期は、会計学および社会会計の基礎的な知識と技術、発展経緯の整理、および国内外における最新のトレンドについて学ぶ。秋学期は、先行研究の文献レビューを通じて研究方法や各種分析手法を学ぶとともに、議論を重ねて問題意識を導き、研究テーマの設定を目指す。ストレスなく英語文献を精査できる語学力も並行して養う。このような研究活動を通じて経済学研究科DPの裏付けとなる経営会計分野における研究能力、および会計専門職の会計実務に求められる最新の知識を養う。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
講義は対話形式を基本とする。事前に提示した課題についての議論、発表や文献の輪読などを行う。
*当講義は対面授業で行い、ライブ配信?録画配信は行わない。
*課題のフィードバックは講義内で対面で行う。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
講義前に2時間程度をかけて、事前に指定する文献を精読し、論点を明確にしておくこと。講義後は2時間程度をかけて指定した文献を整理し、先行研究の体系化を図ること。なお、本講義は「企業と社会」の関わりについての内容であるため、日常的に社会の動向に関心を持つこと。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
Contemporary Environmental Accounting
著者
/Author name
Schaltegger. S, Burritt
出版社
/Publisher
Greenleaf Publishing
ISBN
/ISBN
2000
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
Accounting for the Environment
著者
/Author name
Gray. R, Bebbington. J and Walters
出版社
/Publisher
Markus Wiener Publishers
Publishers
ISBN
/ISBN
1993
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
講義内の議論(30%):評価のポイントは、①論点を正確に把握し背景を理解している、②論点について論理的に深く広く考察している、③専門用語を正確に使用している、などとする。
課題(70%):講義内容のより深い理解と実践的能力を身につけることを目的に、提示するアドバンス資料を通読したうえで、自立した意見を求める。評価ポイントは試験と同様である。なおフィードバックについては、提出期限後の講義の中で行う。
備考
/Notes
特になし
関連科目
/Related Subjects
会計関連科目である会計研究(会計学)、会計研究(管理会計論)、会計研究(原価計算論)を事前あるいは並行して履修すること。
到達目標
/Learning Goal
会計学についての修士レベルの知識をもとに問題を発見し,研究論文を作成できるようにする.

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 研究計画
年間の研究計画と研究手法について説明する
2 社会会計の研究方法 社会会計の特性を理解し、多様な研究方法を学ぶ
3 社会会計の歴史的展開と論点 社会会計をめぐる歴史的な論点を整理する
4 社会会計に求められている現代的意義
社会会計研究の現在のトレンドを理解する
5 CSR会計の理論と実践 CSR経営と会計の接点を理解する
6 企業のSustainabilityと社会のSustainability
Sustainabilityの観点から社会の中の企業を理解する
7 財務情報と非財務情報(IR情報) IR情報における非財務情報を理解する
8 財務情報と非財務情報(マルチステイクホルダー情報)

多様な利害関係者が求めるニーズや期待を理解する
9 マテリアリティ問題 情報ディスクロージャーの在り方について議論する
10 自然資本概念と会計
自然資本概念の文献整理と会計の接点について考える
11 環境会計の類型
環境会計の類型について文献整理を行う
12 環境会計(環境パフォーマンスと環境関連コスト)
環境パフォーマンスとコストの関係について理解する
13 業種別にみる環境インベントリ分析
業種や生産形態により環境インベントリがどのように異なるかを理解する
14 EfficiencyとEffectiveness マクロレベルとミクロレベルの視点からEfficiencyとEffectivenessの概念を考える
15 Eco-Efficiency会計 企業で実践されているEco-Efficiency会計を概観する
16 フロー原価計算の理論と実践 伝統的原価計算の原理の理解とフロー思考の計算の理解
17 環境ABCの原理 環境に特化したABCの基本的理解と文献レビュー
18 環境BSCの原理
環境に特化したBSCの基本的理解と文献レビュー
19 環境マネジメントコントロール 環境マネジメントコントロールについての文献レビュー
20 先行研究(理論研究)レビュー 主要ジャーナルの紹介と理論研究のレビュー
21 実証研究の方法 実証研究の方法、特徴、種類について解説する
22 実証研究レビュー(情報ディスクロージャー理論) 情報ディスクロージャーをテーマにした実証研究のレビューを行う
23 実証研究レビュー(統合報告) 統合報告をテーマにした実証研究のレビューを行う
24 実証研究レビュー(環境パフォーマンスと企業価値) 環境パフォーマンスと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う
25 実証研究レビュー(環境マネジメントコントロール)
環境マネジメントコントロールをテーマにした実証研究のレビューを行う
26 実証研究レビュー(CSR関連) CSR関連をテーマにした実証研究のレビューを行う
27 実証研究レビュー(Sustainabilityと企業価値)
Sustainabilityと企業価値をテーマにした実証研究のレビューを行う
28 研究テーマの設定に向けた議論 論文執筆に向けて具体的なテーマを検討する

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