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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28 |
開講科目名 /Course |
フランス文化特殊研究/STUDIES IN FRENCH CULTURE |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2022年度/2022 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月1/Mon 1 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤田 朋久 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤田 朋久 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
フランスの歴史家ル=ロワ=ラデュリの下記の書物を取り上げ、この本が依拠したジャック?フルニエの異端審問記録を参照しながら読む授業です。この本について書かれた書評や、近年の研究などもあわせて読みます。異端をめぐる研究動向と同時に、歴史学の方法論についても考えます。 なお、この科目は、外国語学研究科博士後期課程の学位授与方針(DP)の能力1及び3の養成を目的とし、教育課程の編成?実施方針(CP)か?示す「文化分野において研究者として自立して教育?研究活動を行うために必要な能力」、とりわけフランス歴史学の分野におけるこれらの能力を高めることを目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
フランス語テキストをもとに、翻訳も参照しながら、毎回1章づつ読みます。受講者にはテキストの要旨を報告してもらい、その上でディスカッションを行います。さらにディスカッションのなかで出された問題について検討し、学期末に報告してもらいます。対面授業を予定していますが、感染状況によっては変更があるかもしれません。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回、該当する章の要旨を作成してください(2時間)。またディスカッションで出された問題について、授業後に調べるようにしてください(2時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(60%)と学年末レポート(40%)をあわせて総合的に評価します。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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関連科目 /Related Subjects |
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到達目標 /Learning Goal |
フランス文化の当該領域における高度な文献読解力を得られるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業ガイダンス | .前期の授業の進め方などを説明します。 | |
2 | 講義1:異端カタリ派について | 異端カタリ派について解説します。 | |
3 | 講義2:異端審問について | 異端審問について解説します。 | |
4 | 講義3:ジャック?フルニエについて | ジャック?フルニエと彼のもとで作成された異端審問記録について解説します。 | |
5 | Ch.1. Environnement et pouvoirs | 第1部第1章の講読と検討。 | |
6 | Ch.2. La maison-famille: domus , ostal | 第1部第2章の講読と検討。 | |
7 | Ch.3. Une maison dominante: les Clergue | 第1部第3章の講読と検討。 | |
8 | Ch.4. Les petits pâtres | 第1部第4章の講読と検討。 | |
9 | Ch.5. Les grandes transhumances | 第1部第5章の講読と検討。 | |
10 | Ch.6. Ethnographie des Pyrénées moutonnières | 第1部第6章の講読と検討。 | |
11 | Ch.7. Mentalités pastorales | 第1部第7章の講読と検討。 | |
12 | 課題報告1 | ディスカッションのなかで出された問題について、検討した内容を報告してもらいます。 | |
13 | 課題報告2 | ディスカッションのなかで出された問題について、検討した内容を報告してもらいます。 | |
14 | 全体のまとめ | 前期のまとめを行います。 | |
15 | 授業ガイダンス | 後期の授業の進め方などを説明します。 | |
16 | 講義4:歴史人類学と「あたらしい歴史学」について | 1970年代から80年代にかけて現れたフランスの「あたらしい歴史学」について解説します。 | |
17 | 講義5:ル=ロワ=ラデュリについて | ル=ロワ=ラデュリについて解説します。 | |
18 | Ch.15. Réseaux culturels et structures sociables | 第2部第15章の講読と検討。 | |
19 | Ch.16. Structures sociables | 第2部第16章の講読と検討。 | |
20 | Ch.17. Taverne, messe, clans | 第2部第17章の講読と検討。 | |
21 | Ch.18. Outillage mental: le temps et l'espace | 第2部第18章の講読と検討。 | |
22 | Ch.19. Le sentiment de la nature et du destin | 第2部第19章の講読と検討。 | |
23 | Ch.20. La magie et le salut | 第2部第20章の講読と検討。 | |
24 | Ch.22. La religion dans la pratique | 第2部第22章の講読と検討。 | |
25 | Ch.26. Folklore et revenants | 第2部第26章の講読と検討。 | |
26 | 課題報告3 | ディスカッションのなかで出された問題について、検討した内容を報告してもらいます。 | |
27 | 課題報告4 | ディスカッションのなかで出された問題について、検討した内容を報告してもらいます。 | |
28 | 全体のまとめ | 後期のまとめを行います。 |