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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
英語学研究(D)/STUDIES IN ENGLISH LINGUISTICS(D)
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
安井 美代子
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
安井 美代子 英語学科/ENGLISH
授業の目的?内容
/Course Objectives
この科目は、外国語学研究科博士後期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「すぐれて高度な言語運用能力と研究を通して国際社会に貢献しようとする態度」、「先行研究を批判的に分析した上で独創的な問題設定をし、学術的に高度な論文を作成する能力」および「研究成果を広く公に発表し学術的な議論を通してさらに自らの研究の視野を広げていく能力」、とりわけ日英語の比較統語研究においてこれらの能力を高めることを目的とする。具体的には1990年代以降の生成文法理論の論文を批判検討する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
対面の演習形式で授業を行う。履修者には授業で課された論文の内容をレポートし、そのciritical reviewを各学期に3回書いてもらう。レポートはManabaに提出し、フィードバックはManaba及び対面授業で行う。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前に課された論文の精読をする(2時間)。事後に論文の読み進めた部分のcritical reviewに取り組む(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
The Handbook of Contemporary Syntactic Theory
著者
/Author name
Baltin, M. and C. Collins, eds. (2001)
出版社
/Publisher
Blackwell
ISBN
/ISBN
9781405102537/978-1405102537
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
論文(1)-(8)の中から各学期3つ選択して、critical reviewを提出してもらう。評価は授業でのレポーター(30%)およびcritical reviews(70%)による。
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
英語学に関する文献を読み、より高度な議論ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 (1) Bresnan: blocking現象 標準英語とスコットランド英語の形態統語的違いを理解する
2 (1) Bresnan: 最適性理論による説明 最適性理論による標準英語とスコットランド英語の形態統語的違いの説明を理解する
3 (1) Bresnanの批判?検討 Bresnan論文の主張を理解し、問題点について検討する
4 (2) Collins: 派生的経済性の原理 複数の派生的経済性の原理について理解する
5 (2) Collins: 表示的経済性の原理 派生的経済性と表示的経済性の比較?検討をする
6 (2) Collinsの批判?検討 Collins論文の主張を理解し、問題点について検討する
7 (3) Lasnik: 下接の条件 Wh-句移動などにおける下接の原理を理解する
8 (3) Lasnik: 再構築現象 Wh-句移動などにおける再構築現象を理解する
9 (3) Lasnikの批判?検討 Lasnik論文の主張を理解し、問題点について検討する
10 (4) Rizzi: 相対的最小性 主要部移動における相対的最小性原理の働きについて理解する
11 (4) Rizzi: A- and A'-chain Wh-句移動などにおける相対的最小性原理の働きについて理解する
12 (4) Rizziの批判?検討 Rizzi論文の主張を理解し、問題点について検討する
13 (1)-(4)の論文の主張の関連性について (1)-(4)の論文の主張の関連性についての講義を理解する
14 春学期のまとめ 論文(1)-(4)から3つを選び、critical reviewsをかく
15 (5) Roberts: 編入現象 Baker (1988)の編入操作について理解する
16 (5) Roberts: 主要部移動の局所性 主要部移動の局所性について理解する
17 (5) Robertsの批判?検討 Roberts論文の主張を理解し、問題点について検討する
18 (6) Thrainsson: 目的語シフト スカンジナビア諸語の目的語シフトの特徴を理解する
19 (6) Thrainsson: かき混ぜ現象 ドイツ語?オランダ語のかき混ぜ現象の特徴を理解する
20 (6) Thrainssonの批判?検討 Thraisson論文の主張を理解し、問題点について検討する
21 (7) Watanabe前半 Wh-句が顕在的に移動しない言語における伝統的アプローチ
22 (7) Watanabe後半 Wh-句が顕在的に移動しない言語に対する移動の仮定
23 (7) Watanabeの批判?検討 Watanabe論文の主張を理解し、問題点について検討する
24 (8) Baltin前半 受動文と非対格構文の特徴を理解する
25 (8) Baltin後半 主語繰り上げ構文の特徴をりかいする
26 (8) Baltinの批判?検討 Baltin論文の主張を理解し、問題点について検討する
27 (5)-(8)の論文の主張の関連性について (5)-(8)の論文の主張の関連性についての講義を理解する
28 秋学期のまとめ (5)-(8)の論文から3つを選び、critical reviewsをかく

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