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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2022/03/28 現在/As of 2022/03/28

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
芸術論/INTRODUCTION TO THE STUDY OF ARTS
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2022年度/2022 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
月3/Mon 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
木村 佐千子
科目区分
/Course Group
大学院科目 共通科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木村 佐千子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
西洋音楽史
西洋音楽史を概観します。音楽を専門としない人にも分かりやすいように、録音?映像資料で作品を鑑賞しながら、時代ごとの大まかな特徴を捉えていきたいと思います。
なお、毎回、下の課題図書(日本語文献)の指定部分を読んできていただき、意見交換を行いたいと考えています。ドイツ語文献の講読等はいたしませんので、ドイツ語学専攻以外の方もぜひ受講してください。授業への積極的な参加を期待いたします。

*この科目は、外国語学研究科博士前期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の構成?実施方針(CP)が示す「実践的な言語運用能力と国際社会の多様性を理解する態度」と「文化分野において、適切な問題設定をおこない、必要な先行研究の成果やデータを収集?分析できる能力」、とりわけ芸術?文化分野におけるこれらの能力を高めることを目的とします。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
音楽鑑賞をとり入れながら、講義と演習を混ぜた形式で行います。課題図書で扱われない音楽も、配布資料等で紹介します。

第1週は対面授業です。第2週以降は、Zoomを用いたオンラインライヴ配信型授業を予定しています。
授業の配布資料は、manabaを通して配信する予定です。授業前にプリントアウトしておいてください。

Zoom授業の際、画面共有を行って文字資料や録音?動画を提示しますので、PCを用いてインターネット環境のよいところで受講してください(授業教室利用可)。

毎時間、意見交換を行います。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学修
課題図書の指定部分を事前に読み、その要点をまとめておく。分からない用語があれば調べる。授業配布資料をダウンロードし、一読してプリントアウトする。(60分)

事後学修
授業内容を復習し、テーマについて自分なりに考察を深める。(60分)
授業に関連する音楽などを鑑賞する(図書館HPから「ナクソス?ミュージック?ライブラリー」等を活用)。(120分)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
西洋音楽史
著者
/Author name
岡田暁生
出版社
/Publisher
中公新書1816
ISBN
/ISBN
978-4121018168
その他(任意)
/other
第1回授業までに購入しておいてください
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
音楽中辞典
著者
/Author name
海老澤敏ほか
出版社/URL
/Publisher
音楽之友社
ISBN
/ISBN
4-276-00017-3
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
現代音楽史
著者
/Author name
沼野雄司
出版社/URL
/Publisher
中公新書2630
ISBN
/ISBN
978-4-12-102630-9
その他(任意)
/other
2021年刊行
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点100%(予習、授業への積極的な参加?発言)

西洋音楽史の流れについて理解し、自分の言葉で説明ができるようになることを評価します。

自主的に研究発表を行うことも歓迎します。
備考
/Notes
受講者人数にもよりますが、受講者の希望に応じて内容を変更することも検討しますので、受講登録前に相談してください。
関連科目
/Related Subjects
ドイツ語学専攻学生には、「音楽文化研究」の履修もお勧めします。
到達目標
/Learning Goal
芸術に関する様々な領域の知識を修得できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス、導入 課題図書の紹介をし、一緒に冒頭部分を読みます。
2 古代?中世の音楽 古代や中世の音楽の特徴を学びます
3 ルネサンス期の音楽 ルネサンス期の声楽ポリフォニーなどについて学びます
4 バロック期の音楽
オペラの登場、オラトリオ
1600年頃に書かれるようになったオペラに注目します。宗教的な内容をもつオラトリオも扱います。
5 バロック期の音楽
モノディ、通奏低音、協奏曲
バロック期の音楽の大きな特徴である通奏低音について理解し、通奏低音を用いたモノディや協奏曲を鑑賞します。
6 バロック期の音楽
バッハ
バロック期ドイツの音楽、特にバッハの音楽について学びます。
7 前古典派の音楽
バッハの息子たち、フリードリヒ大王らの音楽について学びます。
8 古典派の音楽
ソナタ形式、ハイドン、モーツァルト
古典派で確立されたソナタ形式について理解し、ハイドンやモーツァルトの音楽を鑑賞します。
9 古典派の音楽
ベートーヴェン
ベートーヴェンの音楽を中心に鑑賞していきます。
10 19世紀の音楽
ヴィルトゥオーソの時代
19世紀にはヴィルトゥオーソ(高度な技巧をもつ名演奏家)が多く活躍しました。ヴィルトゥオーソに注目して学びます。
11 19世紀の音楽
ロマン主義
19世紀の音楽はロマン派?ロマン主義の音楽とも言われます。ロマン主義に注目して学びます。
12 19世紀末から20世紀初頭の音楽
印象派など
19世紀後半からのフランス近現代音楽などについて学びます。
13 20世紀の音楽
ストラヴィンスキーなど
20世紀のいわゆる前衛音楽を含め、さまざまなイズムを概観します。
14 現代の音楽(補足)
まとめ
21世紀の音楽まで、少し鑑賞してみたいと思います。その後、芸術論の授業のまとめとディスカッションを行います。

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