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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
総合講座(外国語学部共通科目)/JOINT LECTURE SERIES(COMPREHENSIVE COURSE OF LECTURES)
開講所属
/Course Offered by
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水3/Wed 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
工藤 達也

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
工藤 達也 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
【テーマ】:『動物と人 –〈生命〉の差異と共存について』
 動物と人とのつきあいは太古からずっと長く、歴史的にも多様な題材を提供してます。先史の洞窟壁画から始まり古代?中世から近現代に至るまで、芸術や文学の領域で重要な題材となってるのは自明です。動物はまた、家畜」として食材や輸送?労働の補助、そして愛玩の対象としていつも人の近くにあり、流通やレギュレーション(食肉産業や貿易?検疫の管理、感染予防等)の仕組みに組み込まれています。動物との関係について、その歴史的成立過程や背景の多様な知見を紹介しつつ、同時にまた現今の、動物(そして人)の「生命」に関する政治的言説と交流ネットワークも絡めて、多角的な観点から考察ができるようにオムニバス講義を組みました。
 多数の外国語学部の教員スタッフの学際性を活かし、また外部講師を招待することによって、学生の皆さんの知的関心と刺激し教養を広め深めることを目的とします。今回は動物と人の根源的な差異と、また共存のあり方を我々は提起しますので、受講する皆さんが動物と人との交流という観点から新しく発見をし、今後の学究活動の動機を培うための糧になれれば、と望んでいます。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 複数の教員によるオムニバス授業(リレー授業)です。対面授業で行います。
 授業連絡はmanabaを通じて行います。それぞれの回の授業形式については教員によって異なりますので、コースニュースを毎週しっかり確認するようにしてください。資料配布や課題回収の方法についても、各担当教員からの指示をmanabaに掲示します。
 毎回、講義に加えてコメントペーパーなど課題の提出が求められます。教員からは、manabaを通じた解説?コメントの掲示という形でフィードバックを行います。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
毎回の授業で配布される資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題作成を行ってください(事前学習2時間、事後学習2時間を目安とする)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
各教員が必要資料を配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
各教員が授業中に紹介します。
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
各教員による小テストまたはコメントペーパーをもとに評価(100%)。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
学科の専門領域を越えた総合的な知識を習得し、国際的?学際的視野をもって分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション(工藤達也) 文化的なアイコンとしての動物に関して、大衆文化や文学などを横断しながら今後のオムニバスの導入とします。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
2 動物名の言語学(田中善英) すべてのモノには名前が付いている。動物も例外ではない。言語学の観点から、動物の名前について考察する。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
3 動物の進化から考えるニュージーランド(玉井昇)
ニュージーランドは、絶滅危惧種のキーウィをはじめとする飛べない鳥たちの「楽園」であった。「楽園」に後来した人間と動物との関わりを、現代の「エコツーリズム」を含め環境と開発について歴史的に考察する。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
4 映画の中の動物たち(常石史子)
映画がそのフレームのうちにあえて人でなく動物を登場させるとき、動物はいかなる役割を担わされるのだろうか。映画における人と動物の関係性を、いくつかの類型に分けて考察する。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
5 イギリス文学と動物(片山亜紀)
19世紀-20世紀イギリスの小説などを例にとりながら、人間と動物の関わりについて考えます。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
6 Lessons from animals  (Adam ZOLLINGER) 動物と「変化(ヘンゲ)」を扱う民話?伝説が人間の社会的行動規範モデルとしてどのように機能するか考察する。授業は分かりやすい英語で行う。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
7 A. デューラーとダ?ヴィンチの動物表現(青山愛香)
15世紀のルネサンスは、古代ギリシャの裸体像を美の基準とする新しいヌードを創み出した一方で、動物表現にも中世とは大きな違いが見られるので紹介する。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
8 アメリカ詩の「人新世」(Anthropocene)の詩学 ーG.?スナイダーの野性(原成吉)
わたしたちの時代の野性の声を伝える詩人を紹介しながら、新たな地球環境のあり方を考察します。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
9 ショーヴェ洞窟に描かれた動物たち(五十嵐ジャンヌ)
フランス旧石器時代の人たちの動物へのまなざしから、当時の狩猟採集民と動物との関係を考察します。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
10 「コヨーテ」 -J.ボイスの問いかけ、あるいは挑発?(山本淳) 現代アートに大きな影響を与えた(与え続けている)J. ボイスの標題アクションを通し、芸術概念の拡張の問題に触れながら、この「作品」が何を意味し、何を私たちに働きかけているのか、共に考えたい。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
11 西洋絵画における動物の表象(阿部明日香)
中世から20世紀まで、絵画に登場する動物が持つ意味を分析し、人と動物の関係性やその変遷について考察する。
コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
12 動物愛護の政治学ーオーストラリアの事例から(永野隆行)
動物福祉先進国と言われるオーストラリア。この問題をめぐっては、イギリスとの歴史的関係や中東東南アジア諸国との貿易関係、さらには国内政治など様々な要因が働いている。日豪の捕鯨問題についても触れてみたい。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
13 動物裁判について(藤田朋久) 中近世のヨーロッパで行われていた「動物裁判」と呼ばれる奇妙な慣行を通じて人と動物の関係を再考します。

コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。
14 動物文学のなかの人間(矢羽々崇)
『バンビ』『ジャングルブック』『ドリトル先生』『クマのプーさん』…。19世紀末から20世紀前半にかけて、有名な動物物語が数多く書かれ、そして今も親しまれているのかを考えてみます。 コメントペーパーの執筆をしてもらい、後日教員からのフィードバックを必ず参照し、自らの関心を確認する。

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