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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ語圏の音楽 b/AREA STUDIES IN GERMAN MUSIC b
開講所属
/Course Offered by
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金3/Fri 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
木村 佐千子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
木村 佐千子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
ドイツ語圏の国々の音楽(いわゆるクラシック音楽)をたくさんの録音資料で聴き、親しんでいただく授業です。そのなかで、各時代の音楽様式や書法上の特徴等についても理解を深めます。(音楽理論の予備知識は特に必要としませんが、小中学校の音楽の授業で習う「長調」「短調」などの言葉は使います。)

秋学期には、18世紀終わり頃から現在までに書かれた音楽に、主に「作曲家とその作品」という観点から触れます。秋学期の終わり頃には、ドイツ語圏の国歌や民謡、クリスマス音楽等も鑑賞します。

*ドイツ語学科の履修系統図では芸術?文化関連の専門講義に該当し、教育課程の編成?実施方針や学位授与方針の
「ドイツ語圏における芸術?文化の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を活用してドイツ語圏の芸術?文化に関わる事柄について適切に問題を設定して論理的に論述?議論する能力を身に付けている」
に関連する科目です。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
鑑賞をとり入れた講義科目です。時代背景も適宜説明しながら、音楽史をたどっていきます。
秋学期は、春学期の授業内容(18世紀までのドイツ語圏の音楽史および音楽用語等)を知っていることを前提に講義を行いますので、了承しておいてください。(授業内でもある程度の復習は行いますが、分からない用語等があれば、調べるなどしてください。)
*初回授業の内容から、試験範囲に入ります。

第1回?第14回は対面授業、第2~13回はZoomによるリアルタイム配信授業とする予定です。授業内で音楽を鑑賞しますので、第2~13回は、通信環境の整った場所で受講してください(授業教室使用可能)。画面共有で文書や映像資料の提示を行いますので、PCで受講してください。

各回の授業ではresponで課題を出します。
課題へのフィードバックはmanabaで全員に向けて行う予定です。その際、優秀答案を紹介することがありますので、匿名希望の方は各回の答案に匿名希望と注記してください。

◇受講要件:ドイツ語学科生は3学期以上(専門講義)。他学科の学生は、各学科の規程に従ってください。

◇注意事項:対面授業時、音楽鑑賞中は静粛を守ってください。

◇講義科目ではありますが、なるべくインタラクティヴな授業とするため、授業内で意見交換する時間を設ける予定です。マイク?respon使用可の状態で受講し、積極的にご発言ください。
◇各回の授業後に質問タイムを設けます。授業途中での質問も歓迎します。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
各回の授業前にmanabaから授業配布資料を印刷し、事前学修として、一読しておいてください。授業配布資料は整理?保管しておくこと。(30分)

授業時にresponで課題を提出してください。manabaで課題のフィードバックを行いますので確認してください。(30分)

授業で扱う内容に関連する音楽を聴いたり、文献を読んだりしてください。音楽関連文献は、主に図書館3階にあります。鑑賞には、図書館HPから「ナクソス?ミュージック?ライブラリー」(CD音源のデータベース)をぜひ活用してください。(3時間)
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
資料をmanabaで配布
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
音楽中辞典
著者
/Author name
海老澤敏ほか
出版社/URL
/Publisher
音楽之友社
ISBN
/ISBN
4-276-00017-3
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
ニューグローヴ世界音楽大事典
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
講談社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
全21巻、別巻2冊(図書館3階にあります)
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
ナクソス?ミュージック?ライブラリー
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
図書館HPのデータベース一覧からアクセス
評価方法
/Evaluation
平常点(各回の課題、積極的な発言等)50%、試験(第14回の対面授業内)50%。

授業内容に関心をもって取り組むことを重視し、ドイツ語圏の18世紀終わり頃から現在までの音楽、国歌や民謡についての概要を把握して語れるようになることを目指します。各回授業の課題の自由記述は、プリントの丸写しではなく、授業内容をもとに自分の言葉で表現するようにしてください。
関連科目
/Related Subjects
?ドイツ語学科履修系統図では、5学期以上で履修可能な「テクスト研究(芸術?文化)」の履修をお勧めします。

?外国語学部総合講座(木村担当)は、外国語学部の履修系統図では1~8学期に履修可能で、重複履修可です(年度により内容を変えます)。

?全学共通カリキュラムの音楽関連の授業も併修をお勧めいたします。2023年度秋学期に開講している科目は
楽典中級(履修条件あり)
備考
/Notes
分からない音楽用語等があれば『音楽中辞典』、『ニューグローヴ世界音楽大事典』等を参照してください。

上にも記しましたが、画面共有で資料を提示しますので、PCでの受講を推奨します。マイクが使用できるようにしておいてください。
到達目標
/Learning Goal
ドイツ語圏の音楽史を概観し、ドイツ語圏の音楽に関する専門的な知識を習得し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ベートーヴェンの生涯と音楽(対面授業) ベートーヴェンの生涯をたどり、《エリーゼのために》をはじめとする鍵盤楽曲などを鑑賞します。 *初回授業の内容から試験範囲に入りますのでよく復習等してください。
2 ベートーヴェンの音楽(2) ベートーヴェンの歌曲や交響曲を鑑賞します。
3 シューベルトの音楽 《魔王》などの作曲家として知られ、歌曲の王とも言われるシューベルトの作品を鑑賞します。有節歌曲と通作歌曲の違いについて、よく理解してください。
4 メンデルスゾーンの音楽 《結婚行進曲》などの作曲者メンデルスゾーンの生涯と作品について学びます。
5 シューマンの音楽 《トロイメライ》などで知られるロベルト?シューマンの生涯をたどりながら、多くの作品を鑑賞していきます。
6 フランツ?リストの音楽 ピアノの名演奏家として知られるリストですが、交響詩など様々な作品を残しました。リストの多面的な活動について学びます。
7 ヴァーグナーの音楽 楽劇の作曲家として知られるヴァーグナーの生涯と作品について学びます。
8 ブラームスの音楽 ブラームスの《ドイツ?レクイエム》、《ハンガリー舞曲》などを鑑賞します。
9 19世紀終わり頃のドイツ語圏の音楽 ヨハン?シュトラウス、リヒャルト?シュトラウス、ブルックナー、マーラーの音楽を鑑賞する予定です。
10 20世紀のドイツ語圏の音楽 シェーンベルク、ヒンデミット、オルフらの音楽を鑑賞する予定です。
11 ドイツ語圏の国歌 ドイツ語圏の国々の国歌、EUの歌、そして日本の国歌について学びます。
12 ドイツ語圏のクリスマスの音楽 ドイツ語圏のクリスマス音楽を鑑賞します。《きよしこの夜》は、オーストリアで初演されました。
13 ドイツ語圏の民謡、ポップス ドイツ民謡、ヨーデル、ポップスを鑑賞します。
14 まとめ?授業内試験(対面試験) 今学期の授業内容を振り返る授業内試験を行います。

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