シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(芸術?文化) a/TEXT STUDIES (GERMAN ARTS AND CULTURE) a |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木村 佐千子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
木村 佐千子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
音楽に関連するドイツ語の文章を読み、内容を理解しましょう。最初は少し読むにも時間がかかると思いますが、だんだん慣れていき、ドイツ語を読む楽しさも味わえるようになると思います。 春学期は、クラシック音楽で使われることの多い楽器に関するドイツ語文を読んでいきます(主にMalte Korff, Wörterbuch der Musik, 2020より)。AI翻訳(Google Translate、DeepL翻訳等)を使っても構いません。みなさんが社会人になってからAI翻訳を使ううえでのヒントもお伝えしたいと思います。そのうえで、AI翻訳にはできない文脈の読み取り?内容理解などに重点を置いていきます。音読や聴解も重視し、AI翻訳を音読やリスニングの練習に役立てる方法についてもお話しして、みなさんにも取り組んでいただきたいと考えています。 *無料提供が続いていれば、翻訳にChatGPTを活用することも検討します。 カリキュラム中では学科の専門科目に位置づけられており、ドイツ語を読むだけでなく、内容を理解し、ドイツ語圏の音楽に関する知識を深めることをも目的としています。カリキュラム?ポリシーおよび学位授与方針の「ドイツ語圏における芸術?文化の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得し、その知識を活用してドイツ語圏の芸術?文化に関わる事柄について適切に問題を設定して論理的に論述?議論する能力を養うことを目指す」に関係しています。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
履修要件:「応用ドイツ語II」または「総合ドイツ語IV」の単位を取得済みであること。 この授業は、ドイツ語学科の専門科目です。ドイツ語文を読み、内容(ドイツ語圏の芸術?文化)についての理解を深めます。 各回の授業では、学生のみなさんに音読してもらい、また訳文を提案してもらいます。自発的な発言を歓迎します。和訳の際には、自然な日本語にするよう心がけましょう。 AI翻訳の音声機能(自動合成音声による読み上げ、音声認識)も活用していきたいと思います。 各回の内容に関連する音楽等の動画を鑑賞します。 第1、14回の授業は対面で行います。第2~13回はZoomによるリアルタイム授業とします。Zoomの画面共有で資料や録画を提示しますので、PCを用いて通信環境のよいところで受講し、マイクが使えるようにしてください(授業教室利用可)。 manaba等で配布資料や課題を配信?回収しますので、プリンタやPC(MS-WORD)が必要です。課題のフィードバックは全体に向けてmanabaで行います。各回の授業後に質問タイムを設けます。 Bレヴェルのクラスです。 AI翻訳を使う実験的な授業ですので、アンケート等へのご協力をお願いします。 『必携ドイツ文法総まとめ』と独和辞書(電子辞書可。なるべく『独和大辞典』)を毎回用意しておいてください。 受講者のみなさんの理解度等によっては、内容や進め方を一部変更することがあります。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可) |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業までに配布資料をmanabaからダウンロードし、印刷して準備しておいてください。単語の意味調べ、AI翻訳の使用など、ある程度の予習をしておいてください。(90分) 授業後に課題に答えてmanabaにアップロードしてください(授業当日中)。フィードバックは、manabaで全体に向けて行う予定です。正解を確認し、分からないところは調べるなど復習してください。(60分) 自発的に練習問題集に取り組むなどして、ドイツ語の文法を確実に身につけてください。毎日ドイツ語にふれることをお勧めします。また、授業で扱った楽器を用いた音楽作品を聴くなど、内容についての理解も深めてください。(90分) |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
平常点(毎回の課題や授業内での積極的発言等)50%、対面試験(第14回授業)50%。 ドイツ語の音楽関連文献の内容理解ができることを評価の対象とします。 授業内試験では、辞書やAI翻訳を使ってかまいません。暗記するより、ツールを活用してドイツ語の運用能力を高めましょう。ドイツ語文法等のしっかりした土台があることが、その前提であることはもちろんです。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
履修系統図での関連科目「ドイツ語圏の音楽」の受講をお勧めします。 「専門演習」(木村担当)を受講する人は、レヴェルが合えば、なるべくこのテクスト研究も履修してください。 そのほかの音楽関連科目 外国語学部総合講座(木村担当、重複履修可) 全カリ 楽典(音楽通論)、楽典中級、音楽分析入門 |
||||||||||
備考 /Notes |
授業方法の欄にも書きましたように、Zoom、manabaを使って受講する環境と、プリンタ?PC(MS-WORD)が必要です。通信環境のよいところで受講し、発言時にマイクが使えるようにしてください。 初回授業の内容から、試験範囲に入ります。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。 (但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可) |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、芸術?文化に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | 導入とレヴェルチェック(対面授業) 楽器分類について |
Einführung Klassifikationssystem für Musikinstrumente |
|
2 | 音楽文献の講読 管楽器とは、トランペット、トロンボーン |
Blasinstrument Trompete, Posaune |
|
3 | 音楽文献の講読 ホルン、オーボエ |
Horn, Oboe | |
4 | 音楽文献の講読 クラリネット、ファゴット |
Klarinette, Fagott | |
5 | 音楽文献の講読 フルート、リコーダー |
Flöte, Blockflöte | |
6 | 音楽文献の講読 弦楽器とは、ヴァイオリン |
Streichinstrument Violine |
|
7 | 音楽文献の講読 ヴィオラ、ヴィオラ?ダ?ガンバ |
Viola, Viola da gamba | |
8 | 音楽文献の講読 チェロ、コントラバス |
Violoncello, Kontrabass | |
9 | 音楽文献の講読 鍵盤楽器とは、ピアノ |
Tasteninstrumnent Klavier |
|
10 | 音楽文献の講読 オルガン |
Orgel | |
11 | 音楽文献の講読 チェンバロ、クラヴィコード、ハープ |
Cembalo, Klavichord Harfe |
|
12 | 音楽文献の講読 ギター、打楽器とは、ティンパニ |
Gitarre Schlaginstrument, Pauken |
|
13 | 音楽文献の講読 オーケストラとは |
Orchester | |
14 | まとめ、授業内試験(対面試験) | 授業時間内に対面で筆記試験を行います。 辞書やAI翻訳使用可。初見のドイツ語文も含む総合的な問題とする予定です。 |