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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
通訳特殊演習/STUDIES IN SIMULTANEOUS INTERPRETATION |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
相澤 啓一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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相澤 啓一 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業はドイツ語の基礎を習得した人を対象に、ドイツ語の運用力の向上と強化をめざすものです。とはいえ、多くの学生の皆さんにとっていきなり通訳するのはハードルが高いことでしょう。「通訳特殊演習」というタイトルの授業ではありますが、いきなり会議通訳の実践に結びつくレベルに到達するのはまだ先の話となります。しかし他方、通訳をするのに必要なのは、単なる語学力だけでなく、聞いたことを記憶したりメモしたりする記憶術、母語(日本語)と外国語(ドイツ語)をどのようにつなぐのかという判断力、どうやって説明すれば相手に分かりやすく伝わるかを考える創造力、話題についていけるための専門知識など、多岐にわたっていて、いわば総合的な語学力と母語力の向上が必要になります。ドイツ語を用いたそうした総合的な訓練は、ドイツ語を習い始めて3年目ぐらいの時期にぜひ必要なものでもあります。この授業ではさまざまな通訳者養成の手法を踏まえてドイツ語の総合力を向上させることを目指しますが、その意味でこの授業は、カリキュラムポリシーにある、言語を用いる地域の歴史?文化?社会を理解するための専門知識を習得した、国際的視野に立つ教養人を育成するためのカリキュラムの一部をなすものです。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
通訳者は常に、話者と聞き手がそれぞれどんなニーズを持っているかに思いを致し、テーマや用語がどんな風に伝わっているかを意識して、その都度話し方や説明の仕方を変えていく必要があります。同様にこの授業も、総合的なドイツ語を伸ばしたい参加者皆さんのそれぞれのニーズを踏まえて、使用する教材のレベルや練習法を実践的に選択することで効率的学習をめざしていく対話型のものをめざします。そのため、本シラバスでの詳細授業計画の記述はあくまで原則的な目安にしかならないことをご承知おきください。授業は講義ではなく多くの実践とディスカッションを通じて進めます。使用言語は日本語とドイツ語の両方の予定です。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に課題を指示しますので、授業でその課題を翻訳?通訳できるように予習してきてください。各参加者の実力と課題の難易度に応じて、かかる時間はもちろん変わってきますが、毎回の授業にむけて平均すると授業時間と同じぐらいの予習?復習が必要になる程度の課題を指定するようにします。 授業が有意義なものとなるよう、必ず準備してきてください。授業後は、新たに学んだことを自分のためにまとめる「懺悔録」の作成をしてください。これは学期末にまとめて提出していただきます。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
事前に出された課題を十分に準備して授業に臨んでください。定期試験は行いません。 評価基準は概ね以下のとおりです。 - 十分に準備をして授業に積極的に参加したか(25%) - 毎回の授業でのパフォーマンスの質はどの程度高かったか(25%) - 一学期の授業を通じてパフォーマンスは向上したか(25%) - 学期末に、授業で新たに学んだことをまとめた「懺悔録」をレポート代わりに提出してもらいます(25%) |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
Die deutschen Austauschstudierenden, die z.Zt. an der Dokkyo Universität studieren, sind herzlich willkomen bei dieser Lehrveranstaltung. Sicherlich werden Sie hier viel Japanisch lernen können. | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語通訳の理論と実践を理解するとともにドイツ語応用力を高め、ドイツ語通訳ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業の進度計画と通訳の種類の紹介、参加者自己紹介 | 今後の使用テキストの確定と学習法の紹介 | ドイツ語での自己紹介を考えてきてください。授業後は、次回資料の予習を始めてください |
2 | やさしめの教材による翻訳(あいさつ、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
3 | やさしめの教材による翻訳(日常生活、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
4 | やさしめの教材による翻訳(文化、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
5 | やさしめの教材による翻訳(政治、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
6 | やさしめの教材による翻訳(時事、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
7 | やさしめの教材による翻訳(国際、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
8 | やさしめの教材による翻訳(経済、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
9 | やさしめの教材による翻訳(思想、独日) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
10 | ややレベルをあげた通訳(独日?日独) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
11 | ややレベルをあげた通訳(文化、独日?日独) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
12 | ややレベルをあげた通訳(時事、独日?日独) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
13 | ややレベルをあげた通訳(思想、独日?日独) | 実際に訳し、問題点や課題を整理し、参加者の間でよりよい訳しかたを議論します | 授業で学んだことの「懺悔録」作成と、次回授業教材の予習。 |
14 | 春学期のまとめ | 主な項目を復習する。 | 授業で学んだことの「懺悔録」作成。 |