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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語学文献セミナーa/READING SEMINAR IN ENGLISH LINGUISTICS (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
小早川 暁 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小早川 暁 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す英語の運用能力の4技能のうち、とくに「読む」ことと「書く」ことに重点をおきつつ「論理的に論述?議論する能力」とともに「言語データを分析し、論証する能力」を高めることと目的とし、学生はこれを深いレベルで身につけることを目指す。 これを達成するためには、質のよい論文を精読することが必須である。 授業では、英語の感覚動詞構文を扱うKirsner, Robert S. and Sandra A. Thompson (1978) "The Role of Pragmatic Inference in Semantics: A Study of Sensory Verb Complement in English," Glossa 10.2: 200-240.を読んでいく予定である(が、履修登録者がもつ背景知識の度合いによっては、変更の可能性もある)。当該論文の詳細は授業計画詳細情報で確認のこと。 なお、論文の内容はTOEICやTOEFLなどの内容とは無関係である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は演習形式で行い、適宜レポート課題を課す。課題の提出自体は加点の対象とならないが、未提出や不十分な課題は減点の対象となる。 課題に対するフィードバックは授業時間内に行われる。 授業形態は、対面授業を基本とするが、その時の状況に応じて、Zoomによるライブ配信型遠隔授業、オンデマンド配信型遠隔授業を行う。(対面授業の場合、これと併せてライブ配信?録画配信を行うことはない。) 授業連絡等はmanabaによる。 履修登録者は、あらかじめ割り当てられた部分について日本語訳を発表すること、内容についての解説を加えることが求められる。個々の単語の意味を調べ並べて替えるだけといった発表は不十分であるとみなされる。なお、授業での発表は評価の前提であり、これ自体は加点の対象とはならない。一方で、準備不足による不十分な発表は減点の対象となる。発表の内容についての担当者からの解説を含むフィードバックは授業中になされる。 演習形式で行われる授業であるので、授業担当者と履修登録者の間の授業時間中のやり取りは必須である。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
履修登録者は、発表の有無にかかわらず、毎回の授業で指定された範囲の予習と、授業の内容を復習をしなければならない。予習に2時間、復習に2時間かけることがひとつの目安である。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
テキストとして使用する論文の内容の理解の程度が評価の対象となる。評価は、学期末に実施する試験ないしレポート課題(100点満点)による。ただし、授業への遅刻?欠席や課題の未提出については、学期末の試験の得点から一回あたり10点を減ずる。例えば、学期末の試験の結果が80点であっても、課題の未提出が3回あれば不合格となり、単位の取得はできない。(出席や課題の提出自体が加点の対象となることはない。)なお、試験では日本語による解答が求められる。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
言語学の世界、シンタクス、意味論、言語学特殊講義など。 | ||||||||||
備考 /Notes |
対面授業の場合、辞書としての利用も含め、スマホ等の利用は授業中、認めていない。授業への遅刻?欠席については1回あたり10点を試験の結果から減ずる。私語などの授業態度不良についても同様である。成績評価にあたり、卒業年次生であることや就職が決まっていることなどが考慮されることはない。また、正規の成績発表に先立って成績を知らせることはしていないし、非正規の「救済措置」を講じることもない。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーションおよびAbstract | オリエンテーションと文献の概要を読む。 | |
2 | Introductory Remarks 1(分析対象の紹介、用語の整理) | 導入部分の分析対象の紹介部分と用語の整理の部分を読む。 | |
3 | Introductory Remarks 2(意味と伝達内容の峻別) | 後の議論のポイントとなる意味と伝達内容の峻別について論じる部分を読む。 | |
4 | Introductory Remarks 3(動詞feedの多様な用法について) | 動詞feedの多様な用法について論じる部分を読む。 | |
5 | Introductory Remarks 4(had intended toの意味論?語用論) | had intended toの意味と伝達内容について論じる部分を読む。 | |
6 | Introductory Remarks 5(感覚動詞補文の意味論?語用論) | 感覚動詞補文の意味論と語用論について論じる部分を読む。 | |
7 | Delimiting the Problem 1(「直接知覚」対「間接的報告」「場面に基づく推論」) | 「直接知覚」対「間接的報告」「場面に基づく推論」という観点から感覚動詞補文を分類する議論を読む。 | |
8 | Delimiting the Problem 2(that節を従える感覚動詞の文法特徴) | that節を従える感覚動詞の文法特徴について論じる部分を読む。 | |
9 | 感覚動詞補文の意味論 1(補文の主語は目的語か) | 感覚動詞補文の主語の文法特徴ついて論じる部分を読む。 | |
10 | 感覚動詞補文の意味論 2(感覚動詞補文の含意性) | 感覚動詞補文の含意性の有無について論じる部分を読む。 | |
11 | 感覚動詞補文の意味論 3(完結性の有無) | 感覚動詞補文が完結性を表すか否かについて論じる部分を読む。 | |
12 | toなし不定詞付対格の構文の分析 | toなし不定詞付対格の構文を論じる部分を読む。 | |
13 | 分詞付対格の構文の分析 | 分詞付対格の構文を論じる部分を読む。 | |
14 | 1学期のまとめと復讐 | 1学期のまとめを行うとともに、読んできた部分の復習を行う。 |