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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
英語圏の文学?文化?批評a/LITERATURE AND CULTURAL CRITICISM (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
上野 直子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上野 直子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
文学?文化表現と、それが生成された社会?歴史との関わりを、大英帝国の形成と解体を軸として、18世紀から現代まで概観する。対象とするテクストは広義の意味の英国作家?アーティストによるものとする。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面にて実施する。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
教材はPortaにアップするので、あらかじめ目を通しておくこと。特に英文の抜粋については、自分でまとめておき、わからない部分を洗い出しておくこと。事後学習においては、事前学習の際に不明であった点を再度確認するとともに、授業で紹介した参考文献などにもあたってほしい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業参加貢献度(30%)、 授業で学修した知識を問う確認テストとレポート(70%)。レポートの詳細については授業内で説明する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英文のテクストを読み、自ら意見を発表できる英語力を養成し、英語圏の文化について背景知識を習得する。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 「生粋のイギリス人」と18世紀初頭のイギリス | 18世紀初頭の社会状況と、「生粋のイギリス人」などいないというDefoeの洞察。 | ハンドアウトは事前にmanabaにアップするのを基本とするので、出来る限りあらかじめ目を通してくる。事後は、授業で使用した参考資料がアップされるので必要に応じて事後学修を行うこと。 |
2 | 『ロビンソン?クルーソー』と帝国の成長 | 英国がヘゲモニー国家へと成長する時代の典型的なテクストを分析する。 | 同上(以下同様) |
3 | Fridayとは誰か | 植民地支配、主人と奴隷の関係を考察する。 | |
4 | "Rule, Britannia" | 帝国の拡大期のナショナル?アイデンティティを考える。 | |
5 | 18世紀の黒い文人たち | 奴隷制期において、黒人が書くということの意味を考えるとともに、彼らの著作から浮かび上がる社会の姿を見る。 | |
6 | 奴隷貿易?奴隷制廃止をめぐる言説 | 文学?文化表現が、奴隷貿易?奴隷制廃止運動にどのように影響を与えたかを考察する。 | |
7 | 小説の黄金期(1)富はどこからやってくる | 古典的ベストセラー『ジェイン?エア』を帝国の娘の物語として読む。 | |
8 | 小説の黄金期(2)罪と希望の植民地 | 古典的ベストセラー『大いなる遺産』を帝国の息子の幻滅と再生への希望の物語として読む。 | |
9 | 陽の沈まぬ帝国 | 帝国最盛期の植民地の広がりを確認する。この回は歴史が中心となる。 | |
10 | 『インドへの道』(1)立ち上がる植民地 | 作品に描かれた独立への動きとそれに関わる支配者側の人間との関わりを分析する。 | |
11 | 『インドへの道』(2) 出会いの可能性 | 作品に描かれた、支配者側と被支配者側の個人の人間としての出会いの可能性を分析する。 | |
12 | Calypso in England | ポピュラーソングが映し出す、植民地から英国への大量移民の現実を確認する。 | |
13 | 『サルガッソーの広い藻の海』 | 7で取り上げた『ジェイン?エア』をポストコロニアの立場から書き換えた作品を解説する。 | |
14 | Black Briitiishの文学と文化 | 英国の現代文学?文化のあり方を書き換えるnon-whiiteのイギリス人作家たちの活躍を紹介する。 |