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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
フィルム?スタディーズ/FILM STUDIES |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月1/Mon 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大木 理恵子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大木 理恵子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
春学期のポップカルチャー?スタディーズの続編である。 バックグラウンドの異なるさまざまな人々の集まりであるアメリカ。アメリカ人は、過去から現在に至るまで、そうしたバラバラな国民/国家のまとめ役を果たすいろいろなモノたちを積極的に求めてきたと考えられる。なかでも特徴的なのが、アメリカのナショナル?ヒーローといわれる人たちではないか。本授業では、多くのアメリカン?ヒーローたちのなかでもディズニー作品やパークのなかで取り上げられている有名な数人を中心に、そのほかのヒーローたちにも言及しつつ学んでいく。取り上げられるヒーローの中には、実在の人物もいれば、架空の人物もいるが、そのどれも、アメリカ人にとっては知っているのが当然の有名な英雄たちである。受講生諸君には、民衆の間に根を張る「アメリカのアダム」の精神を理解するとともに、アメリカ研究を行う上で必須となる歴史と文化(大衆文化)についての基礎知識を身につけることを、授業の目的とする。 なお本授業は、外国語学部のディプロマ?ポリシー「建学の理念に基づき」「思想、歴史?文化、社会、自然?環境?人間に関する概括的な知識の理解、さまざまな言語およびその文化的背景に関する知識を養成する」、および英語運用能力のうち特に「読む」技能に関して、「高度な技能を用いて他者とのコミュニケーションを図り、異文化を理解し情報を収集することができる専門的な能力を身に付ける」に対応している。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式の対面授業。フィルム?スタディーズのみの受講ももちろん歓迎するが、上記「授業の目的?内容」の項に記したとおり、春学期の「ポップカルチャー?スタディーズ」と強い関連を持つので、併せての受講をお勧めする。「課題(試験やレポートなど)に対するフィードバックはマナバを通じて行う。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
開講時:テキストを通読し、アメリカの子どもたちが教えられる「アメリカ史」をがどのようなものか、流れをつかんでおくこと。 事前学修:テキストの中から、授業内容と関連のある箇所をよんでおく。必要時間は、学生の読書習慣の有無や興味の深さにより異なる。目安として30分から1時間みておけばよいだろう。 事後学修:映像作品には、Youtubeの動画などでたやすく視聴できる場合が多いので、各自視聴するのが望ましい。必要な時間は、時によって違うが、30分から1時間程度か。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
出席すべき授業の3分の2以上出席した方(通常は、欠席回数が4回までの方)のみ、単位取得の可能性がある。主に選択式の期末試験100%で評価する。 一度も出席していない方→評価不能 1回以上出席したことがあるが、欠席5回以上の方→F (卒業年度の方はFG) 欠席4回までで、期末試験の成績が基準(60点)に達しない方→F 欠席4回までで、期末試験の成績が基準に達している方→AA,A,B,Cのどれか 原則として、60点以上70点未満はC 70点以上80点未満はB 80点以上90点未満はA 90点以上はAA |
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関連科目 /Related Subjects |
春学期の「ポップカルチャー?スタディーズ」 | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献:授業中適宜紹介する | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
選択したコースでは学ぶことができない映画などに関する専門知識を習得し、分析等を行い、見解等を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の進め方や評価方法について具体的に説明。またヒーロー好きのアメリカ人の国民性や、「アメリカのアダム」、「新しいエデン」概念についても考察する。 | |
2 | エイブラハム?リンカーン、ジョージ?ワシントン | アメリカに特徴的な、政治家のヒーローについて学ぶ。 | |
3 | ダニエル?ブーン | 西部開拓者の原型ともいえる「ケンタッキーの発見者」ブーンについて学ぶ | |
4 | マイク?フィンク | 「ミシシッピーのかみつき亀」といわれた舟のりの王、マイク?フィンクについて学ぶ | |
5 | デイヴィ?クロケット① (概説) | 「野人の政治家」デイヴィ?クロケットについて知識を深める | |
6 | デイヴィ?クロケット②(クロケット伝説) | クロケット伝説の形成について学ぶ | |
7 | ジョニー?アップルシード | 荒野の聖者とよばれたアップルシード、およびその伝説の拡大について学ぶ | |
8 | ポール?バニヤン①(概説) | 巨人のきこり、ポール?バニヤンについて学ぶ | |
9 | ポール?バニヤン②(バニヤン伝説) | バニヤン伝説について考察する | |
10 | ジョン?ヘンリー | 黒人鉄道敷設作業員のジョン?ヘンリーについて学ぶ | |
11 | ペコス?ビル | 伝説のカウ?ボーイ、ペコス?ビルについて学ぶ | |
12 | ケイシー?ジョーンズ | 鉄道事故で殉職した実在の機関士ケイシー?ジョーンズについて学ぶ | |
13 | バッファロー?ビル | バッファロー?ビルとワイルド?ウェスト?ショーについて、理解を深める | |
14 | まとめ | 秋学期の総括 |