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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際協力論/INTERNATIONAL COOPERATION
開講所属
/Course Offered by
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火2/Tue 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
金子 芳樹

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金子 芳樹 英語学科/ENGLISH
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業は、開発途上国の開発をめぐる国際協力の分野で起こっている様々な事象について背景?構造?変化?影響?課題などを把握し、途上国の開発協力を中心に「国際社会を見る眼?(視点と判断力)を養うことを目指します。
 そのために、開発途上国の開発に関する分野での代表的な事象や問題を取り上げ、具体的?多角的に分析?解説しながら、開発途上国の実情や国際協力に関する包括的な理解を促します。14回の講義を体系的に大きく下記の(1)?(3)の3つのパートに分け、各パートごとに具体的な事例を織り交て解説しながら、開発と国際協力に関する理解と発展的な思考の醸成に資するよう進めます。
 (1)「国際協力の歴史と展開」では、植民地期から現在までの各時代の国際協力の特徴と変化を多面的に捉えます。
 (2)「「開発途上国の開発と国際協力」では、途上国が歩んできた国家建設や経済開発の方法や発展段階、国際協力の役割、発展に伴う問題点や弊害などを考えます。
 (3)「「グローバル化の影響と変化」では、グローバル化の特徴?影響や開発をめぐるトレンドを探りつつ、新たな開発と国際協力の取り組みや方向性について検討します。
 なお本授業は、英語学科の教育課程の編成?実施の方針(CP)や学位授与方針(DP)が示す「英語の運用能力を養成し、英語圏の言語?文学?文化?社会?国際関係などを理解するための専門知識を身につけた、国際的視野に立つ教養人を育成する」ことを念頭に置いて行います。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 本授業は、外国語学部の2024欧洲杯投注官网_沙巴博彩公司-官网平台感染症対策の指針に沿ってオンデマンドによる遠隔講義方式で実施します。ただし、インタラクティブな要素もできるだけ導入し、受講者からの質問とそれに対する教員の回答がしやすい環境を設けます。オンデマンド授業の受講については、具体的には以下の(1)?(4)の手順に沿って、できる限り毎週各回ごとに受講してください。授業内容や関連事項に関する質問は教員宛てメールにて随時受け付けます(下記のアドレス参照)。教員はその回答をメールで返信するほか、必要に応じて次の授業やPorTa上でその質疑応答の内容を配信します。
 (1) PorTaで各授業日までに配信される各回のレジュメ資料を事前にダウンロードしておく。
 (2) YouTubeで授業当日に公開されるパワーポイントの動画資料(音声での解説つき)にアクセスし、配信されたレジュメを手元に置いて併用しながら(ノートとして使うのもよい)視聴する。YouTube視聴用 のURLは、授業日の午前10時頃までに PorTaの?お知らせ一覧?に掲示する。
 (3) 質問は教員のメールアドレス<ykaneko@dokkyo.ac.jp>宛に送る。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業前には授業日前日に配布されるレジュメ資料を一読するとともに、授業後にはレジュメと動画資料を再度確認して授業内容を確実に理解しておくことが求められます(事前、事後学習の目安は各1時間程度)。また、授業では時事的な国際情勢をしばしば例に挙げるので、日ごろから新聞やネットニュースの国際面などに目を通し、基礎的な内容や国際情勢の推移などに目を向け、国際社会の動向を把握しておくことを推奨します。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 学期の最後に筆記試験を行い、その成績に基づいて評価します(100%)。ただし、2024欧洲杯投注官网_沙巴博彩公司-官网平台感染症の影響等によって試験が実施できないことが学期の途中で決まった場合には試験の代わりに課題レポート(2回)、もしくは課題レポート(1回)と試験(1回)の組合せなどの方法で対応し、レポート内容や試験結果に基づいて評価する可能性もあります。
 なお、評価においては、外国語学部の学位授与方針(DP)に沿って、グローバル社会に関する専門的知識を修得しているか、それらの背景や諸課題について的確に理解?分析しているか、また自らの見解を効果的に表現する能力を身に付けているかといった点を重視します。
関連科目
/Related Subjects
 国際協力NGO?ボランティア論(金子芳樹担当、秋学期:火曜2限)の内容は本授業と相互に関連しているので、合わせて受講することを推奨します。
備考
/Notes
テキスト:授業ごとに配布するレジュメ資料を使用します。特定の文献をテキストには使いません。
参考文献 :講義内容を補足する参考文献を授業の中で適宜紹介します。
到達目標
/Learning Goal
国際協力に関して専門知識を習得し、国際協力に関連した事例、および国際協力の実態や新たな展開などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション:国際協力、国際開発、開発援助 本事業の目的、キー概念、授業スケジュールなどについて概説する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
2 <国際協力の歴史と展開>
開発の格差を生んだ要因:植民地支配の実態と影響
国際協力の歴史の中で、開発の格差をもたらしたと考えられる植民地時代の状況について考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
3 植民地統治の一般的方法と日本による植民地支配の過程 植民地統治の基本形および日本がアジア諸国を植民地支配するに至る経緯を理解する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
4 日本の植民地開発とその戦後への影響 日本の植民地支配の特徴を分析し、戦後の日本の国際関係や国際協力との関連について検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
5 冷戦期とポスト冷戦期の国際協力 冷戦期とポスト冷戦期の国際関係および国際協力の特徴について比較する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
6 <開発途上国の開発と国際協力> 
 経済開発の基本的パターン
開発途上国における独立後の経済開発の基本政策およびその帰結としての現状?実態について考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
7 産業発展の段階と国際協力 途上国の経済開発戦略としての工業化の意味と方法、さらに国際協力の役割について考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
8 高度経済成長の要因と弊害 アジアの途上国をケースに、高度経済成長の要因と弊害について具体的に考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
9 高度経済成長と貧富の格差:中国の格差を考える 中国における格差を例に、経済成長の帰結としての格差問題についてその構造と実態を探る 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
10 開発の障害と格差の社会?文化的要因(カースト制度) インドのカースト制を例に、途上国の社会?文化的要因がもたらす開発の障害や格差の問題を考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
11 <グローバル化の影響と変化>
グローバル化時代の特徴と開発協力
途上国への影響グローバル化による開発への影響や開発協力のあり方の変化について検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
12 グローバル化がもたらす開発途上国への影響 グローバル化が開発途上国の開発や発展に及ぼすとメリットとデメリットについて具体的に考察する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
13 新たなテーマとMDGs/SDGs 近年新たに提起されてきた開発協力のテーマや課題について、MDGs/SDGsを含めて検討する 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する
14 総括:米中対立?ウクライナ戦争時代の国際協力 14回の講義全体をレビューするとともに、米中対立時代の国際協力の新たな方向性について考える 授業日前日に配布されるレジュメ資料を事前に一読し、授業後にはレジュメと動画資料を改めて確認して授業内容を確実に把握する

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