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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
フランス現代社会入門Ⅱ/INTRODUCTION TO FRENCH CONTEMPORARY SOCIETY II |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木田 剛 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木田 剛 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
地理的な範囲で特定される生活圏では固有の文化が育まれ、人々は現代社会で多様な社会文化的事象に囲まれて生活しています。フランス語圏の中でもフランスをいろいろな意味で多様性に富んでおり、現在も多くの人びとをひきつける国です。授業では、その言語や歴史、芸術や民衆文化、都市や地方、社会や制度などに触れます。国の置かれている状況、住む人びとの考え方やアイデンティティを理解しながら、日本との違いを考察できるようになることが本科目の目的です。秋学期は主に言語とコミュニケーションの諸相に関する基礎知識に触れます。また、3?4年次に履修する専門科目や演習科目への導入と位置付けられます。そのため、フランス語学科生はできるだけ履修するようにしてください。 ※本科目は、フランス語学科の学位授与方針(DP)の学位の裏付けとなる能力6の養成を目的とし、教育課程の編成?実施方針(CP)の専門教育における「フランス語圏の社会に関する専門知識を修得」に資するものであり、フランス語学科履修系統図では「学科基礎科目」1年次1学期に位置づけられる。「思想、歴史?文化、社会、自然?環境?人間に関する概括的な知識の理解、さまざまな言語およびその文化的背景に関する知識の理解」を涵養することを目的とする。卒業後キャリアパスとして、国際発信力、文化構想力、社会課題発見?解決力を必要とする職種を想定しており、実務上の能力の伸長に資する教育の準備学修である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業形態は主にスライドを用いた講義形式で、複数の講師が担当するオムニバス形式。各授業回では、講義内容をノートに取るなど、授業後にmanabaで行われる小テストやコメントペーパーの作成に備えます(期限は授業が行われた週の土曜日)。授業内容に関する質問は次回の授業で行うか、各授業回担当の教員に直接メールで行うことでフィードバックが得られます。履修に関する質問はmanabaの掲示板でも可能です。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前には配布資料があれば目を通し(2時間前後)、事後にはコメントペーパーをまとめます(2時間前後)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各教員による小テストまたはコメントペーパーの内容で評価します(100%)。提出期限は、授業のあった週の土曜日(授業から3日後)の23時59分です(提出期限は厳守)。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
フランス現代社会入門 I、フランス芸術文化入門 I 、 フランス芸術文化入門 II | ||||||||||
備考 /Notes |
課題として提出するコメントペーパーは期限後すぐに担当教員に送付するので、余裕をもって提出すること。未提出の授業回は評価対象とはなりませんのでご注意ください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
フランスの現代社会(地域、歴史、政治経済、教育など)に関する基礎的な知識を習得し、分析および見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 授業ガイダンス (木田剛) + 図書館ガイダンス(図書館) | 科目の概要?目的?評価方法および授業の受け方などについて説明する。また、新学期開始にあたり、図書館ガイダンスを実施する。 | |
2 | フランスの政治:右と左(尾玉剛士) | フランス革命以降世界に広まった政治における「右」と「左」の区別を理解する。 | |
3 | フランスの政治:最近の動向(尾玉剛士) | 近年のフランスにおける政党政治の動向について学ぶ。 | |
4 | 世界とフランス語(田中善英) | フランス語が使われている国?地域?国際機関、「国語」と「公用語」の違いなどを学ぶ。 | |
5 | フランス語学入門 (田中善英) | 言語学の諸分野(統語論、意味論、形態論、語用論、音韻論、文体論等)でフランス語をどのように扱うのか学ぶ。 | |
6 | フランス文法論入門 (田中善英) | フランス文法の特徴を、日本語を含めた他言語と比較しながら学ぶ。 | |
7 | フランスの教育制度(中村公子) | フランスの小学校から大学までの教育制度を概観する。 | |
8 | フランスの教育と生活(中村公子) | フランスの幼稚園から大学までの学校生活や習慣などを通して、日本との違いを解説する。 | |
9 | フランスの文化教育と現代建築(木田剛) | 歴史?社会?制度が複雑に絡み合う文化政策や空間創造に直接関与する建築家の文化教育の視点から、街並みや景観が生まれる創造の源泉をさぐる。 | |
10 | 地域言語と地方のフランス語の特徴(Bertrand Sauzedde) | フランス語はフランス全土の公用語であるが、地方によってそれは地域言語の影響をうけている。フランス国内のフランス語の言語的多様性を紹介する。 | |
11 | フランス語の音声学?音韻論(Bertrand Sauzedde) | フランス語の音声的特徴に基づいて、日本人学習者の間違いやすい箇所を紹介する。 | |
12 | フランス語と性別(Bertrand Sauzedde) | フランス語の性別表現の特徴について学ぶ。 | |
13 | フランス語とマルチモダリティ(木田剛) | ことばを越えたさまざまな要素が結びついて情報を形成しているコミュニケーションの特性を、実例を示しながら論じる。 | |
14 | まとめ(木田剛) | 秋学期に学んだ内容から見えてくる現代フランス語圏の社会のあり方を考察する。レポートの書き方について。 |