シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
翻訳Ⅰ/TRANSLATION I |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
村上 彩 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
村上 彩 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講座は、学生諸君が社会に出てから仕事の場で活かすことのできる、実用性の高い英文和訳技術を習得することを目的とした、ノンフィクション出版翻訳家による授業です。授業中に翻訳作業に集中する時間帯を設け、限られた時間内に成果を上げる訓練を行います。教材は、講師のまとめた文法資料、社会的関心の高い分野に関する文献、世界的に注目されている漫画の英語版を使用します。 授業は毎回 1. 文法:誤訳を避けるポイント 2. 文献翻訳:実践と訳文の講評 3. 漫画英文解読:漫画英語版と原作日本語の比較検討 の3部構成とします。 英和辞書を用意して授業に臨んでください。書籍、電子機器類(ノートパソコン、タブレット、スマートフォン)など、携帯できるものなら何でも構いません。ただし、自動翻訳ソフトは使用不可です(備考参照)。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
「2022年春学期3限履修者は、履修不可とします。」 1. 文法:誤訳を避けるポイント 講師が翻訳の仕事を通じて得た翻訳技術、英文法の要点を教授します。 2. 文献翻訳:実践と訳文の講評 ビジネスの素材としても人気の高い「Yokai(妖怪)」を取り上げます。授業中に作成した訳文を持ち帰って推敲した上、これを宿題として翌週の授業の前々日(火曜日)9時までにmanabaレポート欄に提出してください。これを受けて授業中に講評を行います。 3. 漫画英文解読:漫画英語版と原作日本語の比較検討 テーマである「Yokai(妖怪)」に合致する素材として、『Jujutsu Kaisen(呪術廻戦)』を取り上げます。うまく英訳できている部分、誤訳ではないかと思う部分、実生活でも使えそうな言い回しなど、興味深いと感じたポイントを列挙?分析した文書を、宿題として翌週の授業の前々日(火曜日)9時までにmanabaレポート欄に提出してください。授業中に講評を行います。 4.能楽『土蜘蛛』の英語解説と鑑賞 文献翻訳の仕上げとして、授業最終回に能楽『土蜘蛛』(DVD)を鑑賞します。これに先立ち、授業の一環として、『土蜘蛛』に関する英語解説を翻訳します。 『土蜘蛛』は教材文献にも登場した妖怪であり、夏場に全国各地で開催される薪能で上演されることの多い人気演目です。分かりやすいストーリー、派手な立ち回りなど、インバウンド向けの観光資源としても注目されています。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、manabaで事前配布した教材に目を通してください。 事前学修に要する時間は1時間です。 事後学修は宿題として、 ①授業中に取り組んだ文献翻訳の課題を推敲?完成させた訳文 ②授業中に解読した漫画英語版で指摘したいポイント(評価できる訳文、誤訳と思われる訳文、実生活でも使ってみたい言い回しなど)を分析してまとめたもの を翌週の授業の前々日(火曜日)の午前9時までに、manabaレポート欄に提出してください。 事後学修に要する時間は3時間です。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
宿題提出(50%)、宿題の成績(50%、備考参照)。 指定時間(火曜日午前9時)を過ぎた提出の場合、課題提出の評価は半減とします。 やむを得ない事情で問題が生じたときは、その旨、Gmailで連絡してください。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
自動翻訳ソフトの使用は認めません。自力で翻訳に取り組んでください。自動翻訳ソフトの使用が明らかに認められる訳文は評価の対象とはなりません。 本講の目的は、真の翻訳力を培うことです。たとえ拙い訳であっても、努力と工夫の跡が認められる訳は高く評価します。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
中級レベルの総合的な英語力(文法?論理?教養?表現等)を総合的に習得し、文化的発想の違いにも目を配りながら英文を的確に和訳し、ならびに和文を的確に英訳できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | オリエンテーションおよび 翻訳演習1(文法①/文献翻訳①/漫画英語解読①) |
文献翻訳:妖怪の起源① | |
2 | 翻訳演習2(文法②/文献翻訳②/漫画英語解読②) | 文献翻訳:妖怪の起源② | |
3 | 翻訳演習3(文法③/文献翻訳③/漫画英語解読③) | 文献翻訳:妖怪の起源③ | |
4 | 翻訳演習4(文法④/文献翻訳④/漫画英語解読④) | 文献翻訳:妖怪の起源④ | |
5 | 翻訳演習5(文法⑤/文献翻訳⑤/漫画英語解読⑤) | 文献翻訳:妖怪の起源⑤ | |
6 | 翻訳演習6(文法⑥/文献翻訳⑥/漫画英語解読⑥) | 文献翻訳:妖怪の起源⑥ | |
7 | 翻訳演習7(文法⑦/文献翻訳⑦/漫画英語解読⑦) | 文献翻訳:妖怪の起源⑦ | |
8 | 翻訳演習8(文法⑧/文献翻訳⑧/漫画英語解読⑧) | 文献翻訳:妖怪の可視化と商業化① | |
9 | 翻訳演習9(文法⑨/文献翻訳⑨/漫画英語解読⑨) | 文献翻訳:妖怪の可視化と商業化② | |
10 | 翻訳演習10(文法⑩/文献翻訳⑩/漫画英語解読⑩) | 文献翻訳:妖怪の可視化と商業化③ | |
11 | 翻訳演習11(文法?/文献翻訳?/漫画英語解読?) | 文献翻訳:妖怪の可視化と商業化④ | |
12 | 翻訳演習12(文法?/文献翻訳?/漫画英語解読?) | 文献翻訳:妖怪の可視化と商業化⑤ | |
13 | 翻訳演習13(文法?/文献翻訳?/漫画英語解読?) | 能楽『土蜘蛛』に関する英語解説の翻訳 | |
14 | 翻訳演習14(DVD鑑賞および今期の総括) | 能楽『土蜘蛛』DVD の鑑賞および今期の総括 |