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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
トランスナショナル文化論/TRANSNATIONAL CULTURAL STUDIES |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高橋 雄一郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高橋 雄一郎 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業では、交流文化学科の学位授与方針(Diploma Policy- DP)に基づき、「グローバル化が進む今日の国際社会において、多様なエスニシティやジェンダー、そして文化を尊重する公正な社会の実現に向けて、世界の社会、文化、政治経済、思想について、テキスト?メディア表象とフィールドワーク(教育)で得られた情報を越境的(トランスナショナル)な視点から理解し、それについて適切に問題を設定して論理的に論述?議論する能力と姿勢を身に付ける」ことを目標とします。2年次の必修科目として、特に人の移動(移民?難民)を通じて文化の多様性を尊重する社会の構築について考えていきます。 トランスナショナルな(簡単に言うと「国境を越える」)人の移動と、人の移動に伴って起きる文化、社会の変容について考察し、多様性の尊重を目指します。この授業では特に難民にフォーカスを当てます。1948年に難民となり70年たった今も難民状態が続くパレスチナ難民、2015年にヨーロッパをめざしたシリア難民、2017年のロヒンギャ難民、今年2月のウクライナ戦争で発生した大量の難民、そして日本における難民受入れの実態などを例に、難民支援の重要性について、受講生の皆さんと一緒にディスカッションしていきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業にかんする連絡、教科書以外の資料の配布、課題の提出など、manabaを通じておこないます。毎週 manabaを確認することを習慣にしてください。 2年生全員が受講する必修科目のため、履修者が100名を超える大教室での授業になります。講義中心にならざるを得ないのですが、ディスカッション、フィードバックなどによって、学生の皆さんに主体的に考え、発信していただく機会を作り、双方向的な授業をめざします。responの活用を目指します。毎週、授業のフィードバックを提出していただくので、皆さんの側からも双方向授業に向けた提案をお願いします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
manabaで配布されるテクストを十分に予習し、背景となる歴史や社会状況について調べ、問題点や質問事項を整理して授業に臨んでください。授業後は必ず要点の整理をおこない、フィードバックと課題の提出をおこなってください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
manabaを通じて毎週提出するレポート(80%)、指定された映画リストの中から一作品を選び記述するレポート(20%)です。Covid 19の感染状況により図書館AVコーナーの利用が難しい場合は、後者のレポートを変更する場合があります。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
英語専門講読(高橋)木曜日4限/通年 世界で移民難民のおかれている状況について、より詳しく学ぶことができます。 トランスナショナル文化特殊講義:移民難民と日本社会(高橋)火曜日4限/秋学期 日本で暮らす移民難民、特に非正規滞在者と入管の問題に焦点をあてます。 |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
人の移動(移民?難民)を通じて文化の多様性を尊重する社会の構築について考える。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 導入 | 移民と難民の違い、「トランスナショナル」の意味 | manabaの指示にしたがってください。 |
2 | 人はなぜ難民になるのか | "Home is a mouth of a shark"ほか | manabaの指示にしたがってください。 |
3 | 難民の国際法上の定義 | 難民条約と日本の難民認定 | manabaの指示にしたがってください。 |
4 | 難民をたすける理由 | 支援のあり方(国連、国家、コミュニティ、個人) | manabaの指示にしたがってください。 |
5 | 欧州難民危機(1回目) | 2015と2022における状況の変化 | manabaの指示にしたがってください。 |
6 | 欧州難民危機(2回目) | 難民を引き受ける欧州、拒絶する欧州 | manabaの指示にしたがってください。 |
7 | 草加国際村一番地 | より深く理解するために | manabaの指示にしたがってください。 |
8 | パレスチナ難民 | 破局(ナクバ)から70年 | manabaの指示にしたがってください。 |
9 | ビルマ | ロヒンギャ難民と2021軍事クーデター | manabaの指示にしたがってください。 |
10 | 日本の移民政策 | 外国人労働者と技能実習生 | manabaの指示にしたがってください。 |
11 | 人権無視の日本の入管 | 2023入管法改正案 | manabaの指示にしたがってください。 |
12 | 日本で暮らす難民たち | シリア難民、アフガン難民、ウクライナ難民ほか | manabaの指示にしたがってください。 |
13 | 複数社会をめざして | 統合/インクルージョン | manabaの指示にしたがってください。 |
14 | まとめ | まとめのディスカッション | manabaの指示にしたがってください。 |