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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
特殊講義a(海洋環境と生物活動)/SPECIAL LECTURE(A)
開講所属
/Course Offered by
経済学部/ECONOMICS
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
濱 健夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
濱 健夫 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
授業の目的?内容
/Course Objectives
海洋は地球表面の約7割を占めており、地球環境の決定にも大きな役割を果たしています。しかし、陸上生物である我々は、海洋で営まれている生物の活動や、それに伴う物質の循環についての知識はそれほど豊富ではありません。
本講義においては、海洋における生産者の動態およびその地球環境における役割、多くの生物により構成される食物連鎖の特徴について解説します。さらに、深い海底までの物質の輸送に関わる生物活動や、その炭素隔離過程の重要性にも言及する予定です。
本授業を通して、地球環境に大きく関係し私たちの生活にも深い関わりをもつ海洋について理解を深め、現代社会に対処できる豊かな自然観を育成し、幅広い教養を身につけることを目的とします。また、本授業の履修により、持続可能な社会の実現に向けた、地域社会や国際社会に貢献できる能力を身に付けます。
尚、講義期間中に新たなトピックスが見出された場合には、追加して解説します。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
本授業は受講者数が多数のため、manabaを用いた授業資料?課題提示によるオンデマンド授業を実施します。manadbaのコンテンツに公開するURLからZoomに接続し、動画を通して内容を理解してください。
各週の授業内容に関する課題についてレポートを完成し、manabaを通して提出してください。この際、質問や要望等も受け付けます。質問、要望等に対しては、必要に応じて次回の授業で解説するほか、manaba上でレポートへのコメントとして返答します。
詳細は、第1回の講義の際に説明します。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学習:各週の授業内容について、書籍やweb等を通して概要を把握しておくこと(2時間)
事後学習:授業内容の復習を行うと共に、毎週の課題レポートとしてまとめて、manabaのレポートシステムで提出すること(2時間)
その他:授業内容に関連し、web等を通して得られる情報について随時紹介しますので、積極的に学修してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは使用せず、授業用に作成した資料を使用します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
生物海洋学入門第2版(講談社サイエンティフィク)
著者
/Author name
關 文威(監修)
出版社/URL
/Publisher
講談社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
温暖化で日本の海に何が起こるのか(ブルーバックス)
著者
/Author name
山本智之
出版社/URL
/Publisher
講談社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
毎週レポート(50%)と学期の最後に実施する総合レポート(50%)により、授業内容を正しく理解し、海洋の環境や生物活動を論理的に説明できるかを評価します。
関連科目
/Related Subjects
本科目は、学科専門科目として開設し、従来の科目の枠組みを超えた専門知識を習得します。特殊講義bおよび総合講座a、同bが本授業と関連します。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済?経営?環境分野の現場で活躍する人々の講演を通じて、それらの現場の実態および今後の展望等について理解?分析し、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 授業計画?海洋と海洋生態系 授業の目的と計画について説明します。また、海洋と海洋生物からなる生態系について学びます。
2 海洋生物と物質循環 海洋に生息する様々な生物について、その生活様式の違いを学ぶとともに、その生活と様々な物質の循環の関係を検討します。
3 海洋の生産者-分布を決める要因 海洋の生産者が地球上でどのように分布するか、またその分布がどのように決まるのかについて、理解を深めます。
4 海洋の生産者-二酸化炭素の吸収と地球環境 海洋の生産者による二酸化炭素の吸収と、その地球温暖化の抑制機能について検討します。
5 海洋の食物連鎖-生物のつながり 海洋に生息する様々な生物が、どのようにつながっているのか。具体的な例を通して、「食う?食われる」を学びます。
6 海洋の食物連鎖-安定同位体は語る 生物体の炭素や窒素の同位体を測定すると、何を食べているかがわかします。同位体の不思議を考えます。
7 海底への物質輸送-生物活動と鉛直輸送 海の表面から海底まで、どのように物質が運ばれるのか。鉛直輸送への生物活動の重要性について考察します。
8 海底への物質輸送-温暖化抑制過程 海底への物質の輸送と地球温暖化の関係について、炭素の循環の観点から理解を深めます。
9 海と陸のつながり-陸が海を支える 陸から海に供給されるどのような物質が、海洋の生物活動を支えているのか。グローバルな観点も含めて検討します。
10 海と陸のつながり-海が陸を支える 海の生物が陸の生物を支えている?川の流れに逆らって物質を輸送する過程について解説します。
11 海洋生態系の変化-地球温暖化 地球温暖化をもたらす温室効果ガスがもつ特徴を含め、海洋生態系の今後の変化について考えます。
12 海洋生態系の変化-海洋酸性化 海洋が大気二酸化炭素を吸収することにより進行する海洋酸性化について、その仕組みと現状について学びます。
13 海洋生態系の変化-海洋汚染 急激に進行する海洋汚染について、その現状を学ぶとともに、その対策についても検討します。
14 まとめ 授業内容を復習し、海洋環境と海洋生物活動について理解を深めます。

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