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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
経営学b/BUSINESS MANAGEMENT(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高橋 清美 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高橋 清美 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業は、経営学に関する基礎的な知識と理論を学び、実践に生かせることを目的としている。経営学とは、組織体が効率的かつ効果的な運営をするための理論構築を研究する学問である。組織体の一形態である企業は、「ゴーイング?コンサーン」(going concern)と表現され、将来にわたって事業継続していくことを前提としてしている。しかし実際の会社経営では、知識不足や読み違いにより黒字でありながら倒産するようなケースもみられる。企業の破綻は、当該企業のみならずその企業を取り巻くステークホルダー(利害関係者)にも甚大な負の影響をもたらす。そのため、企業は倫理的かつ健全で持続的経営が行わなければならない。 そこでこの授業では、経営管理、コーポレートガバナンス、経営戦略、資金調達、財務管理、企業倫理といった基礎的な学修に加え、社会人になってからも役立つ財務諸表について学び、簡単な経営分析ができるようにする。学位授与要件では、現実社会の諸問題を理解し、経営学の基礎知識を身につけるものである。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
当授業は基本的には対面による講義形式で行う。授業の最後に、理解度の確認と考える力を養うためのリアクションペーパーやクイズ形式の課題を行うことがある。必要に応じて、授業の関連画像を視聴する。 履修者数が一定数を越え、「密」を避ける必要がある場合には、オンデマンド(パワーポイント動画ファイルの配信)授業に変更する。詳細については、適宜Portallおよびmanabaを通じて発信する。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
【予習】企業経営に関する新聞や雑誌の記事に目を通し、次回の講義内容の関連文献を読んでおく。(2時間) 【復習】ノート、配布資料を使って講義内容を整理し、わからない用語はよく調べる。また授業時に紹介された文献や資料を読む。(2 時間) |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業時における評価(課題、コメントなど):30% 期末試験による評価:70% オンデマンド授業の場合、毎回課題の提出が必要。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経営学の基礎知識、経営学の基本的な考え方を習得し、様々な企業?組織のマネジメントについて理論的に分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 企業経営とは | 経営学の基礎的講義を始めるにあたり、全講義の全体像と経営学の基礎部分の概要を説明する。 | 株価や為替、会社の経営に関するニュースに目配りし、現状を知る。 |
2 | 経営管理の基礎理論 | テイラー、メイヨー、ファヨールを中心に、経営管理論の基礎を学修する。 | 経営管理とテイラー、メイヨー、ファヨールを調べ、関連する文献を読む。 |
3 | 企業組織とは | 会社の組織形態、組織の機能や種類など組織に関する基礎的な知識を高める。 | 「組織は戦略に従う」という名言を残した学者は誰か、またどのような意味なのか、などについて調べる。 |
4 | コーポレートガバナンス | コーポレートガバナンスとは何か、どのような仕組みなのか、どのような問題点が存在するのか、などコーポレートガバナンスの重要性を学修する。 | コーポレートガバナンスとは何かを確認し、関連文献を読む。 |
5 | 経営理念と組織文化 | 経営理念の重要性と組織文化の影響力を事例によって学修する。 | 関心のある企業を何社か取り上げ、理念や方針をホームページで調べてみる。 |
6 | 競争戦略:ポジショニングとブルーオーシャン | 競争戦略論の第一人者マイケル?ポーター教授の理論を学び、その後示された理論と対比し、事例とともに競争戦略論を学修する。 | Internet of Thingsとはなにか、調べてみよう。 IT革命への悲観論?楽観論論点について考えてみよう。 |
7 | プロモーション戦略 | 良い製品やサービスを提供するだけでは上手くいかない場合があり、プロモーション活動は重要である。現在はSNSを利用したプロモーション戦略も重要性である。既存の概念から新しい戦略まで事例とともに学修する。 | マーケティング戦略に関する文献を読む。 |
8 | ビジネスモデル | ビジネスモデルとは何か、その重要性を事例とともに学修する。 | ビジネスモデルとは、利益を出すしくみのことです。日本で最古というわれるビジネスモデルを打ち出した会社はどこか?ビジネスモデルに関する文献を読んでみる。(『ビジネスモデル全史』など) |
9 | 財務諸表とは | 財務諸表の基礎知識は多くの場面で役立つ。この授業では、財務諸表の基礎部分の学び、次回以降の経営分析に活用する。 | 財務諸表とはどのようなものか調べ、関心のある企業の中で、株式市場に上場している会社を取り上げ、「決算短信」を調べてみる。 |
10 | 財務諸表を読む①:経営の安定性 | 会社は負債(借金)が返済できないとき倒産する。会社の短期的?中期的?長期的な安定性を調べながら、財務諸表に慣れ親む授業である。 | 経営分析に役立つ指標にはどのようなものがあるか調べる。 |
11 | 財務諸表を読む②:キャッシュフロー | キャッシュフロー計算書は2000年以降に導入されたもので、会社の現金の流れを示す。またキャッシュフローは会社の経営状況をつかむことにも役立つ。キャッシュフロー計算書の意味を理解し、さらに経営分析に役立 | 関心のある企業(上場会社)の決算短信を調べ、キャッシュフロー計算書をチェックする。キャッシュフロー計算書はなぜ導入されたのか調べてみる。 |
12 | 企業関連法規①:企業倫理 | 企業活動はその利害関係者に大きな影響を及ぼすため、正しい倫理観と法令遵守の態度が重要である。企業倫理に関する法律と事例を知り、その重要性を学修する。 | 法令遵守を怠った事例とその問題について調べてみる。 |
13 | 企業関連法規②:知的財産権 | 事例とともに知的財産権を理解し、デジタル時代の知的財産権の在り方を学修する。 | 知的財産権はいくつかの権利をまとめた名称である。知的財産権に関する法律にはどのようなものがあるか調べてみる。 |
14 | まとめと考察 | 13回の講義の総括と、今後の経営の在り方について考える。 | 授業で紹介された記事?論文?書籍を読み直し、経営学について再考する。 |