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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
南アジア経済論a/SOUTH ASIA ECONOMY(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
土1/Sat 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤森 浩樹 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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藤森 浩樹 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
インドを中心とした南アジア地域は、近年高い水準の経済成長を遂げている。ASEANや中国に続き、アジア経済や世界経済全体を牽引するアジアの成長センターの中核エンジンとして注目を集めている。その経済成長と発展の実態とその主な要因について、世界経済への組み込みというグローバリゼーションのインパクトを踏まえ、その発展ダイナミズムと抱える課題を考察していく。特に、貧困や農業生産の向上から、一次産品主体の生産?輸出構造、低次工業化、さらに産業の高度化を経て順調に成長した国家、さらに未だ工業化の初期段階の国家まで混在する南アジア経済を共通性と個別性の観点から観察し分析する。 まず、域内大国インドの経済について、マクロ経済の視点から、その経済発展とその発展を目指した経済政策(産業?金融?財政など)を解説しながら、経済発展の中で浮上した多様な課題に触れる。また、企業経営の視点から、主な産業の発展プロセスを分析していく。 授業全体を通じて、受講者が現代の南アジア経済に関する正確な知識と分析能力を習得することを目標とする。昨今の南アジア経済にみられる多様な事象の理解を深めることで、南アジア経済を自身で読み解く力を養うことも目的としている。加えて、グローバル化が進む世界の中で、日本から遠く離れた南アジアに位置する国々とも、受講生の生活は密接に結びついていることを認識できることを本授業の目的とする。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は、講師の配布する資料を利用し、1週1回の授業にて、配布資料の指定する部分(例えばインドの政治社会)を順次、解説?分析していく。このため、授業毎に対応する配布資料の該当部分を必ず事前に精読しておくこと。また、配布資料はmanabaにアップロードするので、授業に持参すること。 教員は随時、受講生に質問を行うこともあるので応答して欲しい。 なお、対面授業の形式を基本とするものの、 感染症拡大のほか、講師は民間企業勤務のため海外出張あり。 場合により、数回遠隔講義(リアルタイムのオンライン講義)を行う。 (遠隔講義の場合、事前に受講生に連絡する。) このため、受講生には、通信環境や端末の準備を願う。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習 常日頃より、新聞やインターネット、書籍などで国際経済、なかでもインドを中心とした南アジア諸国の情報に触れるようにする。毎回、授業に関連するキーワードを提示するので、事前に下調べを行うこと。 事後学習 授業で学習した内容の復習と、その授業中に紹介した参考文献などにより学習を深めること。ノートやメモを参照しながら復習し、不明な点がないようにすること。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
1.最終レポート(80%) :授業内容,特に毎回の課題となった問題に基づいて、南アジア経済の体系的な理解が達成されているかを最終レポートで評価する。 最終レポートは2~3つのテーマにつき、必ず利用しなければならないキーワードを複数提示し、それらキーワードを用いて論述するものとなる予定である。 2.講義への参加姿勢?積極性(20%):受講生は毎回の講義の前に、各回のテキストに対応する章を事前に精読してから授業に臨むことが求められる。その授業中での質問およびテキスト読解の際における質問などは、学修活動への積極性として評価する。 ただし、最終レポートを未提出の場合、 評価の対象外とするので注意すること。試験は実施しない。 3.上記のレポート?日常点などのフィードバックは適宜授業内で実施する。またmanabaを活用したフィードバックも実施する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
本科目は、国際経済学を同時乃至履修後に履修することがのぞましい。 |
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備考 /Notes |
到達目標 1.南アジア経済に関してその基本構造や課題を正しく理解し知識をもてるようになること。 2.南アジア経済を視る目?観察眼を涵養していくことができる。 3.学んだ日本と南アジアの経済関係を説明、自らの意見を述べることができる。 4.国際経済学を現実の日本と南アジアの経済関係に適用でき、南アジア経済を含む国際経済と自分自身のとの関連性を認識できること。 |
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到達目標 /Learning Goal |
南アジア経済に関する専門知識を習得し、現代南アジア経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の概要説明 | 講義の概要 授業内容?テキスト?評価方法説明?注意事項?自己紹介 南アジアとは グローバリゼーション進展とアジア/南アジア 南アジアの位置づけと国際経済 非同盟リーダーから大国化するインド | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
2 | 南アジア経済の概観:現代インド?南アジア経済を理解する視点 | 経済成長/人口/人間開発指標/産業構造変化/対外開放度/統治体制 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
3 | マクロ経済から見たインド経済①:国土?政治?社会 | 国土?略史?社会構成の特色?現体制の構造と基盤?司法制度(裁判制度/法制度一般) | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
4 | マクロ経済から見たインド経済②:国民経済 | 国民所得の全般的動向(成長率の推移/投資?消費?輸出入動向/部門別動向)?投資(投資動向/問題点)?経済計画 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
5 | マクロ経済から見たインド経済③:産業構造 | 産業構造の特徴?部門別生産動向 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
6 | マクロ経済から見たインド経済④:雇用物価 | 労働力?雇用?賃金(労働力と雇用/賃金動向/法制度)?物価(物価動向/物価形成の特質?特徴) | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
7 | マクロ経済から見たインド経済⑤:財政金融 | 財政(財政制度?政策/財政収支の動向)?金融(金融制度、政策/金融動向?市場動向/主要金融機関の概要 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
8 | マクロ経済から見たインド経済⑥:国際収支と貿易?為替政策 | 国際収支(動向と特徴/経常収支(A.貿易?サービス収支B.第一次所得?第二次所得収支)/金融収支/外貨準備)?貿易/為替政策?貿易/為替制度 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
9 | マクロ経済から見たインド経済⑦対外債務 : |
対外債務(全般的動向/対外債務の構成/返済状況)?対応策 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
10 | マクロ経済から見たインド経済⑧:日本との関係 | 日本との関係 外交?貿易?資本?技術交流?本邦企業との関係?本邦金融機関の進出状況 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
11 | 産業と企業経営から見たインド経済①:インド財閥と企業 | インド財閥と企業 国営企業との関連 | 配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
12 | 産業と企業経営から見たインド経済①:自動車産業 | 同産業とその部品産業の時系列進展/国家政策の影響/バイクから自動車へ | 布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
13 | 産業と企業経営から見たインド経済①:IT企業?情報通信産業 | ソフトウェア?サービス経済大国 ITの中心地バンガロール 携帯電話普及/民営化?関連政策の規制?自由化/デジタルデバイドの縮小 |
配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |
14 | 総括?まとめ | 米欧中日とインド?南アジア各国との関係 「自由で開かれたインド太平洋」におけるインド 対パキスタン関係 BRICs の一メンバー 世界一の人口大国へ 経済大国として成否 |
配布資料の授業範囲を読む(2 時間),授業内容を 2 枚(A4)にまとめる(2 時間) |