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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
地理情報システム論(環経学科用)/GEOGRAPHIC INFORMATION SYSTEM |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
秋本 弘章 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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秋本 弘章 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
地理情報システムとは、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を統合的に管理?加工、分析し、視覚的表現する技術であり、経済現象と環境の諸事象を結びつけて分析するための重要な考え方を提供する。経済事象や環境問題などの空間的事象の課題解決には欠くことのできないツールであり、学位の裏づけになる能力の一つを構成する。経済学部専門科目における地理学関連科目の中では地域調査論とならび実践的内容を扱う。本講義ではGISの基本原理の理解と基礎的な技能を身につけることを目的とする。 GISの原理と活用事例について解説したのちに、実際の空間データを用いて地図表現(標高図、地形断面図の作成、分布図の作成、統計地図の作成)、地域分析(オーバーレイ、バッファリング、ボロノイ分割)に関する講義と実習を行う。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
実習を中心に行う。 特段の指示がない限り、第1回授業から対面で行い、オンライン配信はしない。 なお、GISソフトとして、MANDARA,地図太郎およびQGISを用いる。 毎回の学習は課題の提出をもって区切りとなる。課題提出までに適宜指導(コメント?フィードバック)が行われる。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
GISは地図の延長にある。地形図をはじめ各種の地図に親しんでおくこと。また、PCを用いるので表計算ソフトなどの利用方法を習得しておくこと。授業では、実習を伴う。事前学習としては、実習で扱う統計等を収集することが求められる。事後学習は、技能の定着を目的として授業中に出された課題を行うこと。事前事後学習を合わせて4時間程度を要する。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
提出された課題(8割)と授業参加度(2割)を総合的に評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
地理学系の科目。特に経済地理学?地理調査論と合わせて履修することが望ましい。 ツールとしてコンピュータを用いるので、コンピュータ入門は履修済みであることが望ましい。 社会?地理歴史科および情報科の教科に関する科目ともかかわりが深い。 |
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備考 /Notes |
テキストは特に使用しない。 上記以外の参考文献は授業中に示される。 |
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到達目標 /Learning Goal |
地理情報システムに関する専門知識を習得し、様々な目的に応じたマッピングなど、地理情報システムを活用できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の概要 | |
2 | GISの原理 | GISの歴史と基本を説明する(座標系をむくむ) | |
3 | Web-GISの活用 | 地理院地図やREASASを使ってみる。 | |
4 | 地理空間データの構造 | ラスターデータとベクターデータ | |
5 | 地理空間データの入手(基盤地図情報) | 国土交通省のHPから基盤地図情報をダウンロードする。 | |
6 | フィールドワークと地理空間データの作成 | データの入手法と実地情報の入手 | |
7 | 空間情報の地図化(身近な地域の特色) | 身近な地図を地図化する(ポイントデータの地図化) | |
8 | 様々な地理空間データの入手(地図と統計) | 統計局等から統計情報を入手する | |
9 | 日本のGISデータと加工 | データを加工し地図化する | |
10 | 世界のGISデータと加工 | 世界銀行等からデータを入手し、加工する | |
11 | 統計情報の地図化(日本と世界) | 入手した情報を地図化する | |
12 | GISと地域分析(1)オーバーレイ分析 | 地域分析 地図を重ねる |
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13 | GISと地域分析(2)バッファリング | 地域分析 距離との関係 | |
14 | まとめとレポートの作成 | 地図の作成とレポート提出 |