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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
政治学原論a(18以前)/PRINCIPLES OF POLITICAL SCIENCES a
開講所属
/Course Offered by
法学部法律学科/LAW LAW
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
網谷 壮介

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
網谷 壮介 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この授業では政治哲学?政治理論を学びます。政治哲学?政治理論は、通常の政治学では問われないような根本的な問いについて、哲学的に考察する学問です。例えば「自由とは何か」、「権力とは何か」、「正義とは何か」、「何の平等がなぜ重要なのか」、「民主主義のどこが良いのか」といった、抽象的で哲学的な問いが扱われます。
 こうした問いは一般的な政治学では扱われません。しかし、私たちの政治社会がもっている価値を根底から問い直すという作業を行わなければ、現実の政策について判断するだけでなく、望ましい政治社会について構想することも困難でしょう。この授業では、現代の政治哲学上の重要な問題について理解し、社会や政治の理想的なあり方を考え、言語化できるようになることを目標とします。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
対面での講義形式で行います(ライブ配信等は基本的に行いません。初回授業も同様)。スライドや資料は予めmanabaにアップロードしておくので、事前にダウンロードして印刷し、持参してください。課題のフィードバックはmanabaを通じて行います。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
理論的?哲学的な議論が中心ですので、授業を単に聞いているだけでは理解が定着しません。授業前には資料の該当範囲を読み、議論の把握に努めてください(1時間)。授業後は配布スライドとともに資料を精読し(1時間)、manaba上で課題を行ってください(2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
正義論:ベーシックスからフロンティアまで
著者
/Author name
宇佐美誠?児玉聡?井上彰?松元雅和
出版社/URL
/Publisher
法律文化社
ISBN
/ISBN
9784589040282
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
ここから始める政治理論
著者
/Author name
田村哲樹?松元雅和?乙部延剛?山崎望
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
9784641150423
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業内容を理解しているか、概念や理論を正確に説明できるかを評価の基準とします。
授業後のリアクションペーパー(30パーセント)、授業内で課す6回程度の課題(70パーセント)
関連科目
/Related Subjects
政治学入門(秋?金2)では一般的な政治学の基礎知識を扱います。政治(学)に関する基本的な前提を習得したければ、これも合わせて履修してください。また、政治思想史/西洋政治思想史(春秋?金3、3年次以降)では政治哲学?理論の歴史を扱い、プラトンやアリストテレス、ホッブズ、ルソー、カントといった過去の哲学者の思想を学びます。本授業と関連性が強いので、合わせて履修することを勧めます。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
政治に関する基本的な事柄を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 政治哲学?理論とは何か 政治学の下位分野としての政治哲学?理論の位置づけを理解する。
2 自由とは何か 自由概念の多義性を理解し、リベラリズムの根幹にある価値を説明できるようになる。
3 リベラリズムとその批判 リベラリズムとリバタリアニズム、コミュニタリアニズムとの間の差異や論争を理解し、自分の思想的立場を言語化できるようになる。
4 功利主義 功利主義の基本的な考えを理解した上で、功利主義内部の考え方の違いを説明できるようになる。
5 ロールズの正義論 ロールズの正義の二原理がどのように導出されているのか、ロールズの議論を再現できるようになる。
6 何の平等か ロールズの正義論への批判を理解し、何の平等が重要なのかについての学説を理解する。
7 平等主義 平等がどのような意味で重要なのか、あるいは重要でないのか、ロールズ以降の学説を整理できるようになる。
8 フェミニズムとは何か フェミニズムの歴史的な流れを理解し、フェミニズムが行った問題提起の意味が説明できるようになる。
9 フェミニズム政治哲学 政治哲学上の諸問題についてフェミニズムがどのような見方の転換を促したのかを理解する。
10 民主主義の様々な理解 利益集団民主主義や参加民主主義など、民主主義の諸理論の見方が説明できるようになる。
11 熟議民主主義 熟議民主主義論が何を問題にし、なぜ熟議が民主主義に必要だとされているのかを理解する。
12 熟議民主主義の実践 映像教材を用いて熟議民主主義の可能性を検討する。
13 熟議民主主義の発展と批判 熟議民主主義論にどのような批判が寄せられているのか、その批判にどう応答できるのかを説明できるようになる。
14 民主主義の価値 民主主義は権威主義に対してどのような点で正当化しうるのか、対立する様々な見解を整理できるようになる。

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