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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
カウンセリング論/THEORY OF COUNSELLING |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 健一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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鈴木 健一 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
臨床心理学は、人の心に焦点を当て、我々が生きていく上で誰にでも起こり得る心理的な問題における理解、支援、回復、予防について研究する学問である。この授業は、臨床心理学の歴史や人の心に関する理論、アセスメント、支援方法等を概観する。受講者は自己や他者の心に関心を持つことを期待する。それが目に見えない心や、臨床心理学の理解を深めるのを助けることになるからである。受講者は自他の考えたこと、感じたことに否定的な批判ではなく、肯定的な関心をもって参加することを期待する。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業の形式は各回のテーマごとにスライド資料を用いる。資料は必要な部分を抜粋したものや補足資料を適宜配布する。授業で使用した資料は可能な範囲でmanabaでも配布をするため、必要に応じて利用することができる。理解を深めるため、感想や考えを書いたリアクションペーパーの提出を求めることがある。 受講人数が十分であれば、授業では理解を深めるためにテーマに沿った2?4人でのグループワークや演習をおこなうことがある。グループで議論した内容は授業内にmanabaやResponで報告することを求める。なお、フィードバックは授業内にて行う。 本講義は臨床心理学を概観を通し理解するものである。したがって、より専門的で詳細な内容を希望する学生は自主的な学習で深めることを勧める。その際の疑問点などへの回答は応じることができる。 自己理解を深める目的や心理学への関心からの受講は歓迎する。相談先の紹介等の一般的な範囲で助言することはあり得るが、倫理的観点から個人の問題や疾患等に関する助言はしかねることを了承いただきたい。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、シラバスに指定されたページの教科書及び事前に提示した資料を読了する。時にmanabaにて提示したものを読了する。読了後に疑問点を整理し、manabaの掲示板に適宜記入すること。授業内、あるいはmanabaで疑問点に回答する。 事後学修として、授業後に各回テーマに関する課題を求める。提出はmanabaレポート機能を用いる。フィードバックも同様にmanabaでおこなう。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
①出席(30%)、②第2回から第9回までの授業内の取り組みや提出物(30%)、③第10回から第14回までの選択したテーマに関する発表の取り組み(40%)の3点で総合的に評価をする。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
配慮が必要な場合は事前に相談をしてください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
カウンセリングに関する諸理論を習得し、実際のカウンセリングに応用できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 講義の内容や目的、内容、評価方法、基準などについて解説する。 | 事前:教科書P2-19を読み、下調べをして、内容を理解しておく。(30分) 事後:課題に取り組み、また専門用語や授業内での疑問点は調べておくこと。(60分)" |
2 | 臨床心理学とは | 臨床心理学の歴史、背景、分野、倫理等について理解する。 | 事前:教科書P23-43を読み、下調べをして、内容を理解しておく。(30分) 事後:課題に取り組み、また専門用語や授業内での疑問点は調べておくこと。(60分)" |
3 | 心理アセスメントと面接 | 心理アセスメントと面接の目的や背景、方法について体験を通して理解する。 | 事前:教科書P45-57を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
4 | 精神力動アプローチ | 精神分析の歴史や理論、構成概念、介入方法について理解する。 | 事前:教科書P69-91を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
5 | 認知?行動アプローチ | 行動療法の歴史や理論、介入方法について理解する。 | 事前:教科書P153-192を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
6 | ヒューマニスティックアプローチ | 来談者中心療法の歴史や理論、概念、介入方法ついて理解する。 | 事前:教科書P113-152を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
7 | 精神障害とその支援 | 精神障害の理解、治療や支援について理解する。 | 事前:教科書P58-68とmanabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
8 | 発達障害とその支援 | 発達障害の理解、治療や支援について理解する。 | 事前:教科書P58-68とmanabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
9 | 集団療法的アプローチ | 構成的グループエンカウンターの体験を通して理解する | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
10 | 社会的問題と発表(1) | 「働く人のメンタルヘルス」に関し、学生の発表と事例問題を通して理解する。 | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
11 | 社会的問題と発表(2) | 「依存症の実態」に関し、学生の発表と事例問題を通して理解する。 | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
12 | 社会的問題と発表(3) | 「性被害と偏見」に関し、学生の発表と事例問題を通して理解する。 | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
13 | 社会的問題と発表(4) | 「虐待」に関し、学生の発表と事例問題を通して理解する。 | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |
14 | 社会的問題と発表(5) | 「妊活?育児におけるメンタルヘルス」に関し、学生の発表と事例問題を通して理解する。 | 事前:manabaにて提示した資料を読了し、疑問点を整理する。(60分) 事後:授業後の課題と疑問点の提出。(60分) |