シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
日本語教育特殊研究(多文化理解)/SPECIAL STUDIES IN JAPANESE LANGUAGE TEACHING: MULTICULTURAL UNDERSTANDING |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
野原 ゆかり |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
野原 ゆかり | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【授業の目的】 この授業は教室内の文化的多様性を活かした国際共修科目です。言語や文化背景の異なる学習者同士が学び合います。一人一人が多様な考え方を共有?理解?受容し、自己を振り返るなかで新しい価値観を創造し、自己成長につなげることを目的としています。国際教養学部の学位授与方針(DP)との関連では、「現代社会の諸課題について、グローカルな視点を持って、主体的に考え、行動し、発信できる問題解決能力を身に付ける」ことを目指すものです。 【授業の概要】 前半はテーマについて理解を深め、現状の課題について考えます。後半は前半を踏まえ、ペア/グループでトピックを決めて調査を行います。 今年度は、SDGsの17の目標のうち、「10:人や国の不平等をなくそう」および「11:住み続けられるまちづくりを」に焦点をあて、多文化社会、移住、外国人労働者、言語政策などをキーワードに現状の課題を考え、調査を行います。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は対面で行います。講義、ペア/グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションで構成されます。教室内の共通言語として、主に日本語を使用します。但し、ペア/グループワークでの相互理解のためには複言語が使用されることもあります。 課題の配信?提出はmanabaで行います。配信の前に授業内でお知らせします。なお、各課題に対するフィードバックは授業内で行います。 授業で使用するハンドアウトやPPTスライドはmanabaのコンテンツにアップします。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前には、扱うテーマやトピックについて資料を読み、理解しておくことが求められます。また、事後には授業の振り返りを文章にまとめて提出することが求められます。これらに加え、調査が始まると事前には報告の準備、事後には調査?分析の遂行が求められます。これらには4時間以上を要すると予想します。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
①参加態度?貢献度 25% ②事前準備?課題 25% ③最終発表(口頭/ポスター) 25% ④最終レポート 25% |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:教科書の指定は特になし。必要に応じて資料を配布。 参考文献:授業の中で紹介する。 |
||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
「言語教育研究科目群」の他科目では触れることが難しい分野や領域にわたって日本語教育を研究分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | オリエンテーション | 授業の進め方の説明、事前アンケートの結果について意見交換 | 事前アンケートへの回答、事後は授業を通して考えたことを簡単にまとめてオンラインで提出 |
2 | キャンパスのなかの不平等 | 大学内の不平等について経験を共有し、改善案を考える | |
3 | 「やさしい日本語」は誰にとってやさしいのか | 「やさしい日本語」を例に、言語政策について考える | |
4 | 地域産業を支えているのは誰か | 外国人労働者の問題について現状を知る | |
5 | ウチ、ソト、よそ者 | 地方移住の事例をもとに問題の本質を考える | |
6 | ステレオタイプと偏見 | 自身のステレオタイプと行動との関係を振り返り、全体で共有する | |
7 | 調査の計画 | トピックを決めてペア/グループを作成し、調査を計画する | |
8 | 調査の準備 | ペア/グループ単位で準備を進める | |
9 | 進捗報告とディスカッション ①(第1グループを中心に) | 第1グループの各報告からディスカッションへと発展させる | |
10 | 進捗報告とディスカッション ②(第2グループを中心に) | 第2グループの各報告からディスカッションへと発展させる | |
11 | 進捗報告とディスカッション ③(第3グループを中心に) | 第3グループの各報告からディスカッションへと発展させる | |
12 | 最終報告の準備 | ペア/グループ単位で準備を進める | |
13 | 最終報告と振り返り ①(ポスター発表) |
ポスター発表のグループによる最終報報告を行い、自己評価およびピア評価を行う | |
14 | 最終報告と振り返り ②(口頭発表) | 口頭発表のグループによる最終報告を行い、自己評価およびピア評価を行う |