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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
日本史研究Ⅲ/SPECIAL ISSUES ON JAPANESE HISTORY Ⅲ |
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開講所属 /Course Offered by |
国際教養学部言語文化学科/INTERNATIONAL LIBERAL ARTS INTERDISCIPLINARY STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 明子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 明子 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
◆日本絵画の歴史 古代から中近世 古代?中世、そして近世の初めまでの絵画作品をとおして、日本の歴史と文化についての理解を深める授業です。絵画は独立して存在するのではなく、人々の願い、信仰心、流行の文学、権力者の興亡、政治状況や海外情勢など、あらゆるものと関連しながら、生み出され、享受されます。絵画を表現として味わい日本美術の魅力を知るとともに、制作背景や注文主の意図などを念頭に置いて、多角的な絵画の見方を学びましょう。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業形式:講義 授業方法:パワーポイントのスライドを中心とした講義です。毎授業後、リアクションペーパーを提出してもらい、その提出をもって出席とします。質問はリアクションペーパーで受け付け、次回以降に回答します。 テキストは指定せず、資料はmanabaで配信します。授業前に確認し、手元資料として必要な人は各自プリントアウトしておいてください。 注意:授業は基本的に対面で行う予定ですが、状況によって遠隔(オンデマンド)で行うことがあります。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学習:とりあげる作品について、できるだけ書籍やwebで見て(もちろん可能であれば実物を見て) 、自分なりに特徴や注目すべき点を整理しておいてください(目安:30分程度)。 事後学習:資料を見直して授業のポイントをまとめ、疑問点や興味を持ったことについて調べてみてください(目安:30分程度)。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(出席、授業中の課題、リアクションペーパー)40%、期末試験60% | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキストは指定せず、毎回資料を配信します。 参考文献等は授業中に適宜紹介します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
日本の原始から近現代に至る各時代の文化、社会、およびその背景や変遷等について掘り下げて分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | 授業の進め方?日本絵画の基本的な見方について |
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2 | 死者を弔う | 装飾古墳に描かれた絵、高松塚古墳などに描かれた絵について考える | 取り上げる作例:チブサン古墳、キトラ古墳、高松塚古墳など |
3 | 屏風を作る | 正倉院宝物の屏風、和歌集などに記録の残る屏風について考える | 取り上げる作例:鳥毛立女屏風、羊木臈纈屏風など |
4 | 絵巻を作る | 《源氏物語絵巻》の作画の特徴について理解する | 取り上げる作例:源氏物語絵巻など |
5 | 絵巻を作る | 《信貴山縁起絵巻》の作画の特徴について考える | 取り上げる作例:信貴山縁起絵巻など |
6 | 絵巻を作る | 《伴大納言絵巻》の作画の特徴について考える | 取り上げる作例:伴大納言絵巻など |
7 | 極楽往生を願う | 平等院鳳凰堂、来迎図など、往生を願う人々の営みについて理解する | 取り上げる作例:阿弥陀聖衆来迎図など |
8 | 人を描く | 似絵や頂相など、肖像画が描かれた背景について考える | 取り上げる作例:伝源頼朝像、無準師範像など |
9 | 人の偉業を称える | 《一遍聖絵》や《華厳宗祖師絵伝》などの高僧伝絵の特徴と、制作された背景について考える | 取り上げる作例:一遍聖絵、華厳宗祖師絵伝など |
10 | 墨絵を描く | 禅宗とともに広まった詩画軸や水墨画について、輸入や制作?享受の状況を理解する | 取り上げる作例:柴門新月図、雪舟筆破墨山水図など |
11 | 美術の価値体系を作る | 足利将軍家のコレクションをとおして作られた美術の価値体系について考える | 取り上げる作例:芸阿弥筆観瀑図、牧谿筆瀟湘八景図など |
12 | もうひとつの美術の価値 | 御伽草子を題材とした絵について考える | 取り上げる作例:土蜘蛛草紙、硯破草紙など |
13 | 絵と権力 | 織田信長の絵画を使った政治戦略について考える | 取り上げる作例:上杉本洛中洛外図屏風など |
14 | 授業まとめ | 授業の振り返りおよび教場試験 |