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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
図書館基礎特論/SELECTIVE TOPICS ON LIBRARIES |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 靖代 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 靖代 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【授業概要】「図書館概論」「図書館情報資料概論」「図書館サービス論」などの内容をふまえ、図書館活動のなかで話題となったり、議論となったりしたことをテーマとしてとりあげていく。テーマごとに日本と海外と比較して、各自の調査を報告発表することで国際的視野にたった図書館資料についての議論点を整理できるようになることを目標とする。 【授業内容】図書館をめぐる事例研究となる。各自で調査し、分析し、問題点と解決策を考えていくので、自分から積極的に興味関心のある事例をとりあげてプレゼンしていくことになる。さらに、司書になると利用者に情報探索の技能を教えることになるので、自分で多様な調査技法を把握し、またプレゼン技法を把握しておくことも学習のねらいとしておく。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は基本的に対面授業とします。授業終了後に提示したPPTや配布資料などをManabaにアップします。毎回、授業時にコメントカードを配布、質問等を記載してもらうことで授業参加度を検証し、また小レポート等を提出してもらいます。 ?国際比較を行うことで、日本の図書館サービスの是非を考えていくが、事例研究として、国あるいは地域をとりあげ、さらに多様な実例をテーマとしてあげつつ、演習を中心として学習する。 ?個人での調査研究にもとづいた発表報告と、その内容に関連して議論していく。必ず1回以上教室で調査結果をプレゼンしてもらいます。準備しておいてください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
最初はリサーチの技法を学び、その後各自で新聞記事や雑誌論文のデータベースを利用して、事例を探していくことになるので、出来るだけ大学図書館が提供しているデータベースの検索方法などを把握しておくこと。また、各国の図書館協会や図書館情報学の学会などのサイトも探し、内容を把握しておくこと。海外の図書館協会では英語をつけていることが多いが、英語以外の言語を学習している受講生はその知識を生かして、検索して他国の状況を把握しておいて欲しい。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
プレゼン50% 最終課題50% 欠席1/3以上で受講放棄とみなします。 対面授業です。毎回、コメントカードを配布して、そこに記載してもらうことで授業参加度を評価します。他の受講生のプレゼンでは他者評価も含めます。教育実習?介護等体験は欠席届を提出(メールでもOK 事前提出が望ましい)すること。これら以外の欠席(就活やゼミ活動、部活など)は自己管理範囲内とします。忌引きや病欠は個々に相談します。 レポートはすべて提出していることで評価対象とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
「図書館概論」「図書館サービス概論」など | ||||||||||
備考 /Notes |
社会状況の変化などにより授業計画が変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 最初の授業で、詳細な授業計画を配布するほか Manabaにもアップするので確認してほしい。 |
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到達目標 /Learning Goal |
司書課程の必修?基礎科目で学んだ領域について、応用的な知識?技能を習得し、図書館に関する特定課題について分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション/国際図書館研究International Comparative Library | 国際図書館学international librarianship のアプローチ;どのような側面から調査研究するのか、方法論を学ぶ。 | データマイニングやマンダラートなど言語にもとづく発想法を確認しておく。 |
2 | 研究手法?技法-歴史研究の手法?技法を学ぶ。 | 歴史研究の手法?技法を学ぶ。 | 先行研究の調査方法を確認しておく。雑誌論文記事データベースの存在とその検索方法を確認しておく。一次資料検索はどうするのか、など。 |
3 | 研究手法?技法-統計分析手法のアプローチを学ぶ。 | 統計分析手法のアプローチを学ぶ。 | 利用でき、かつ信頼できる統計サイトを確認しておく。とくに日本と日本以外の国や地域での数値統計の入手方法を確認しておく。 |
4 | 図書館種別からみた国際比較 | 図書館種別とは、日本では公共図書館、大学学術図書館、学校図書館、専門図書館などが一般的だが、日本以外の国や地域でもその定義でよいのか? | 関心のある国の図書館協会や学会のサイトを検索しておく。読めない言語であれば翻訳機能を使って内容を確認しておく。 |
5 | サービス種別/サービス対象者別からみた国際比較 | あなたが選んだ国や地域では、サービス対象者別にどのようなサービスに力をいれているだろうか? | 「図書館概論」での学習内容を復習する。異なる国や地域ではどのような位置づけにあるか確認しておく。 |
6 | プレゼンー各自が選択した国あるいは地域での図書館サービスの特長を報告 | 自分が選んだ国あるいは地域での出版状況を調査?報告 | 「図書館サービス概論」で学習した内容を復習する。異なる国や地域ではどのような位置づけにあるか確認しておく。 |
7 | 情報資料種別からみた国際比較/情報資料の出版?流通などの国際比較 | 情報資料種別や出版流通など。電子資料など。国によっての所蔵資料種別に違いがあるのか、所蔵資料数は異なるのか。 | 関心のある国での識字?教育レベルを数値統計から調べておく。その背景について考えておく。出版と関連してくる。Statista等を利用 |
8 | プレゼン-情報資料出版流通の状況 | あなたが選んだ国あるいは地域では、出版状況はどうなっているのか? | 自分が選んだ国あるいは地域での出版状況を調査 |
9 | 法政策面からみた国際比較 | あなたが選んだ国や地域では、日本の図書館法や学校図書館法にあたる法律はありますか? 著作権法はありますか? | 国や地域ごとに”図書館法”があるのかどうか検索して確認しておく。国の機関として図書館を担当する部署はどこか、などを調査しておく。 |
10 | プレゼン-図書館関連法政策 図書館の自由に関する宣言など | 地域による異なる”図書館法”など法政策について整理する。その文化背景など。 | 自分が選んだ国あるいは地域での図書館法などの図書館に関連する法律、さらに政策などがどうなっているのかを調査 |
11 | 建築?設備面からみた国際比較 | 地震や台風などの自然災害や、建築技術、さらに建築という美的感覚による図書館建築について整理する。図書館内外の相違点を把握する。 | 国や地域によりデザインが異なる図書館建築をWebなどから把握しておく。関心のある国の国立中央図書館とそのほか公共?大学?学校図書館などを調査しておく。 |
12 | プレゼンー図書館建築 | 自分が選んだ国あるいは地域での図書館建築を調査し紹介 | 自分が選んだ国あるいは地域での図書館建築を調査 |
13 | 図書館員の国際比較-社会的地位、給与など雇用条件と司書養成教育- | 図書館員の社会的位置づけ、待遇、養成教育などの違いを整理する。その背景はなにか | 関心ある国で図書館員(司書)になるにはどのような教育を受けるのか、資格取得はどうするのか、などを調査しておく。 |
14 | プレゼン/まとめ | 各受講生によるプロジェクト?テーマの報告?発表 | 最終課題として提出する |