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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
社会学概説Ⅰ(経済学科?経営学科用)/INTRODUCTION TO SOCIOLOGY I |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
前島 賢土 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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前島 賢土 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営社会学は経営に関する社会学であり、社会学の一部門である。 本講義では、将来社会人となるべき学生が、日本国外のような社会的背景や文化的背景の異なる場所でもその能力を十分に発揮して、働くことができるようにするために、経営を社会学的に考察できるようにする。 学生が経営に関する社会学の概念を自分のものとする。学生が身につけた経営に関する社会学の概念を用いて、経営を社会学的に考察できるようにする。 学科専門科目として、社会学の観点から経営に関する専門知識を習得し、多様な立場や側面から経営を認識する能力を身につける。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業形態は講義。授業はテキストに基づいて進め、さらに、テキスト以外の文献も紹介して授業を進める。私語は厳禁。学生からの授業全体に関する質問にはメールにて回答する。 授業内で、学生に対して課題を課した場合には、翌回の授業において、課題に対する学生の論述へコメントをして、補足的な解説を行う。 当授業は対面授業で行い、ライブ配信も録画配信も行いません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、テキストの該当ページを毎回必ず読み、概念の意味等を理解しておくこと(2時間) 事後学修として、授業後は、授業で学んだ概念を覚え、他者に説明できるようになるまで調べること(2時間) 授業で学んだ概念を、実生活に当てはめて、概念を具体的に理解する。また、将来の仕事を想定して、授業で学んだ概念を、将来の仕事に当てはめて、概念を具体的に理解する。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学生が、講義で学んだ概念を理解しているかという基礎能力と、講義で学んだ概念を適切に用いているかという応用能力を評価する。 学期末試験100%。 |
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関連科目 /Related Subjects |
秋学期の経営社会学bとあわせて受講することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
「社会学」という学問が成立した経緯をふまえて、社会学的な分析の仕方、社会集団の類型やアイデンティティ形成のメカニズム等を理解し、多文化社会における自己と他者について分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業全体についての説明と「経営社会学」に関する説明を行う。 | |
2 | 労働とは何か | 働く目的とは何か、働く事の本質?意義とは何か、労働にみられる疎外とその変容、現代社会における労働について理解する。 | |
3 | 経済社会の変動と雇用システム | 産業社会の変動と日本の経済成長、産業構造?職業構造の変化とその意味、日本型雇用システムの形成?普及?変容について理解する。 | |
4 | 現代企業の組織改革 | 組織をとらえるフレームワーク、日本企業における組織問題、組織改革について理解する。 | |
5 | 企業と人材評価 | 人材評価の目的、人事考課の形態およびその具体的な方法、人事考課における課題、経営環境や時代の変化と人材評価、人材評価の今後について理解する。 | |
6 | 女性の働き方と職業キャリア | 女性の職業キャリアを考える視点、企業における男女格差の状況、女性の継続就業を推進する企業の取り組み、女性の職業選択、早期離職の現状と対応について理解する。 | |
7 | ソニーの事例 | 電機業界と経営環境の変化や企業の課題、創業の理念と成長期の出来事、組織や人材に対する考え方と施策、研究開発志向のカルチャーとその実践について理解する。 | |
8 | 日産自動車の事例 | 自動車業界の動向、日産自動車の経営理念とその特徴やブランド戦略展開、日産の人財開発の特徴点、求められる人財像とその能力について理解する。 | |
9 | 総合スーパーの事例 | 小売業の特徴と発展プロセス、小売業の使命と事業展開や経営体制の改革、人材に対する考え方と採用、キャリア支援と人的資源管理について理解する。 | |
10 | フジテレビの事例 | 放送業界を取り巻く現状、フジテレビの経営理念と事業展開、フジテレビの人的資源管理の特徴、求める人材像について理解する。 | |
11 | ニチイ学館の事例 | 介護業界の動向、ニチイ学館の沿革?経営理念と事業基本戦略、人的資源管理の特徴点と求める人材像について理解する。 | |
12 | 情報サービス産業の事例 | 情報サービス産業の概況、情報システム構築?運用の仕事、情報サービス産業の人材、人的資源管理の特徴、求める人材像について理解する。 | |
13 | ベンチャー企業とベンチャー企業経営者の働きすぎ | ベンチャー企業の定義、ベンチャー企業の基準、ベンチャー企業経営者のプロフィールと働きすぎ、働きすぎのベンチャー企業経営者の経営の動機、ベンチャー企業経営者のイデオロギーについて理解する。 | |
14 | まとめ | これまでの授業全体を振り返り、まとめを行う。 |