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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
外国史概説Ⅱ(経済学科用)/INTRODUCTION TO FOREIGN HISTORY II
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
久慈 栄志

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
久慈 栄志 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
ヨーロッパ諸国の「近代化」過程を社会?文化?経済?宗教等の側面から考察する。
「近代化」の特質とその功罪を検証し、明治以降の我が国にいかなる影響を与えたか、という点もあわせて論じたい。
16世紀から20世紀までの歴史的事象の中から、前半は宗教的側面、後半は政治?経済的側面からアプローチする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
対面での講義形式で行います。
また様々な時事問題を取り上げて興味?関心の幅を広げ、歴史を学ぶ上での視点や問題意識の涵養につとめたいと考えています。
レジュメを授業日の2日前頃(原則火曜日午後)PorTaⅡにアップロードしますので予習に活用してください。




事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前に高校レベルの基礎知識は各自補っておくこと。
各テーマの目的を理解した上で授業に臨み、事後は講義の内容や意義を再確認し、テーマに関して各自が感想や意見を簡略にまとめられるようにしておくことで、知識の定着をはかってください。
また、不明な個所はそのままにせず、質問する習慣をつけてください。




テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
テキストは特に定めません。テーマごとにレジュメを配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『歴史的に考えるとはどういうことか』
著者
/Author name
南塚信吾 ?小谷汪之編著
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『大学で学ぶ西洋史[近現代]』
著者
/Author name
小山 哲 上垣 豊 他編著
出版社/URL
/Publisher
ミネルヴァ書房
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
『歴史はなぜ必要なのか』
著者
/Author name
南塚信吾?小谷汪之?木畑洋一編
出版社/URL
/Publisher
岩波書店
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
試験(記述形式。ノート持ち込み不可)85%、授業への参加態度15%により評価します。
但し、コロナ等の状況により、数回の小レポートの提出を求める場合もあります。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト:授業中に配布する。
参考文献:上記参考文献中、1冊は目を通しておくことが望ましい。(絶対ではありません)また、高校世界史教科書?図録なども有用である。
到達目標
/Learning Goal
中等教育諸学校において、社会および歴史の授業を行う際に必要とされる東洋史?中国史の通史的展開、外国史の学習を通じた世界史教育の意義、異文化理解の複雑性などについて、主体的に解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 オリエンテーション 本講義の目的と歴史学(特に世界史)の役割を論ずる。 次回のテーマについては、その趣旨を説明する。また、各回終了時には意義をまとめるので、必ず各自で整理し理解の徹底を図ってほしい。
2 古典古代に見る歴史叙述の特徴 国家の枠にとらわれない、個人の自由な問題意識に基づく歴史叙述とは何かを考察する。
3 中世世界における歴史観とは何か キリスト教中心史観に基づく歴史叙述とは何かを考える。
4 啓蒙期における人間中心史観とは何か 中世と近代の歴史観の決定的差異について考察する。
5 近代後期~現代における歴史観、経済発展にともなう価値観の変化 産業革命の進展が、それまでの歴史観にどのような影響を与えたのかを考える
6 「近代」の概念について 近代という時代について、思想?経済?文化?自然科学などの側面から分析する。
7 宗教改革前夜のカトリック教会の状況 ドイツの国内事情とローマ教会との結びつき、その弊害について考察する。
8 宗教改革に見る革新性と、インパクトについて 改革が多くの支持を集めた背景と、今日につながる意義を考える。
9 英仏市民革命について探究する。 英仏両国の国情と革命が目指した共通点と異質な部分とを探る。
10 英仏両革命に見る理念?国民性の差異を考える 英仏両国の市民革命を比較検討し、理想像と妥協点に照準を当て、国民性の違いを探る。
11 産業革命~拝金主義と社会の諸矛盾 資本主義の進展が資本家?労働者の価値観にどのような影響をもたらし、非ヨーロッパ世界に対する評価とどのように結びついたかを考える。
12 社会主義の理念とその限界 社会主義と資本主義の共通点を探り、自己閉鎖に陥り、限界性が露呈した過程を論ずる。
13 「近代化」とは何だったのか~その変質を考える 「近代化」について、ヨーロッパと日本の2地域を取り上げて総括する。
14 帝国主義と世界再分割~経済的矛盾の「武力による打開」と「差別意識」について 資本主義の帰結として行われた帝国主義政策。魔物ともいえるこの政策に、各国が引きずられていったのかを検討する。また、非ヨーロッパ世界の覚醒についても言及する。

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