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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然?環境?人間1(歴史における科学技術2:日本の近代化と科学技術)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY1(SCIENCE AND TECHNOLOGY IN HISTORY 2: JAPAN'S MODERNIZATION AND S&T)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 正夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 正夫 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
 私たちは科学技術に取り囲まれた現代社会に生きている。物の生産や消費はもちろん、科学技術は人々の考え方や倫理観にまで大きな影響を与えており、日常生活から将来の政策決定にいたるまで、科学技術に関わる知識や判断力は私たちすべての市民に求められる。そこで、科学技術のありようを歴史から学び、考察する学問分野が科学史?技術史である。
 西洋において近代科学が生み出されてきた時代、日本はいわゆる鎖国体制によって西洋近代科学技術から隔絶されてきたが、その間にも蘭学という形でそれを取り入れ、やがて明治維新以後、急速にそれを導入し、消化し、我がものとしてきた。このような歴史は日本の科学技術に特殊な性格を刻印し、さらに戦争の時代と戦後の高度成長を経て、現代に到る科学技術のありようを形成してきた。受講者はこの過程を振り返ることを通して,現代の科学技術をめぐる諸問題を考える土台としていただきたい。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 授業は講義形式で、教室での対面授業を基本とします。
 マスク?手洗い等、ウィルス感染対策は各自で注意してください。
 授業への出席は当然の必須要件ですが、あらためて強調しておきます。
 毎週講義の概要を前もって配布し、参考となる画像をパワーポイントで提示する。これらのファイルをmanaba(コースニュース)に掲示するので参照してください。
 講義中の質問?意見等は歓迎です。いつでも遮ってよろしい。授業時以外にはメールで、いつでもどうぞ。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 あらかじめ配布プリントと参考資料の関係箇所を読むこと(事前自学2時間)。
また授業で参考文献等を指示するので、できるだけ幅広く読んでください(事後自学2時間)。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし プリントを配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『科学史事典』
著者
/Author name
日本科学史学会(編)
出版社/URL
/Publisher
丸善出版
ISBN
/ISBN
978-4-621-30606-2
その他(任意)
/other
2021刊
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『日本近代科学史』
著者
/Author name
村上陽一郎(著)
出版社/URL
/Publisher
講談社学術文庫
ISBN
/ISBN
978-4065130278
その他(任意)
/other
2018刊
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
『科学の社会史:ルネサンスから20世紀まで』
著者
/Author name
古川安(著)
出版社/URL
/Publisher
ちくま学芸文庫
ISBN
/ISBN
978-4480098832
その他(任意)
/other
2018刊
評価方法
/Evaluation
 レポート提出(45%)
 学期末テスト(45%) ただし、コロナ流行が拡大した場合はテスト方法を工夫します。
 平常点(授業内でのレスポンスシート)(10%)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 洋学の時代(1)(日本の伝統的技術と自然観) 日本の伝統的技術と自然観/西洋における近代的科学技術の誕生(17世紀~19世紀)について学ぶ
2 洋学の時代(2)(蘭学の興り) 蘭学の興りについて学ぶ
3 洋学の時代 (3)(幕末の洋学) 幕末の洋学について学ぶ
4 明治維新から帝国大学まで(1)(殖産興業と科学技術政策) 殖産興業と科学技術政策について学ぶ
5 明治維新から帝国大学まで(2)(社会インフラの整備、帝国大学の設立) 社会インフラの整備、帝国大学の設立について学ぶ
6 ""自立""から敗戦まで(1)(明治後期~昭和初期の科学技術) 明治後期~昭和初期の科学技術について学ぶ
7 ""自立""から敗戦まで (2)(戦争と科学技術) 戦争と科学技術について学ぶ
8 戦後復興と高度成長 (1)(産業と科学の戦後復興) 産業と科学の戦後復興について学ぶ
9 戦後復興と高度成長 (2)(技術革新と高度成長) 技術革新と高度成長について学ぶ
10 現代科学技術の諸問題 (1)(先端科学技術の特性) 先端科学技術の特性について学ぶ
11 現代科学技術の諸問題 (2)(公害?環境問題の歴史① 「公害」から「環境」へ) 公害?環境問題の歴史① 「公害」から「環境」へ について学ぶ
12 現代科学技術の諸問題 (3)(公害?環境問題の歴史② 地球環境の認識) 公害?環境問題の歴史② 地球環境の認識について学ぶ
13 現代科学技術の諸問題 (4)(核エネルギー利用の歴史① 原爆の開発) 核エネルギー利用の歴史① 原爆の開発について学ぶ
14 現代科学技術の諸問題 (5)(核エネルギー利用の歴史② 原子力発電 放射線の利用) 核エネルギー利用の歴史② 原子力発電 放射線の利用について学ぶ

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