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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
現代社会1(シネマで学ぶ法律学)/MODERN SOCIETY1(LEGAL STUDIES THROUGH CINEMA) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
新井 剛 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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新井 剛 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
法律学というと、何か堅苦しいイメージを持つ学生が多いように思う。確かに、法律学は、説得の学問であり、論理的な整合性を重視する。 しかし、人間が社会において生活していく上で、切っても切り離せないのが、法律というものである。したがって、法学部の学生のみならず、外国語学部や国際教養学部、経済学部の学生も、大学時代に法律学のエッセンスを学んでおくべきであろう。 それでは、いかにして学ぶか。本講義は、シネマを鑑賞しながら、そこに出てきた法律問題を素材に、法律学のエッセンスを紹介するという方法を通じて、学生が学修するスタイルを採用する。 同時に、本講義は、名作シネマを鑑賞してもらうことで、学生が文化的教養を培うことも目的としている。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業の形式は、対面形式のみで行い、ライブ配信も録画配信も行わない。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事後の学修として、学んだ法律問題の内容をレジュメやノートを使って復習しておくこと。各回の法律問題について、各分野の代表的文献を使って、より深く学んでおくこと。受講者同士で鑑賞したシネマについて意見を述べ合うこと。以上の学修のために、2~3時間程度必要であると考える。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
定期試験 100% |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
現代社会に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 開講にあたって 「裁判員」 |
授業ガイダンスとデモンストレーション | |
2 | 「独裁者」(前編) | 平和主義?基本的人権の尊重① ―憲法の3大原則と根拠条文、憲法9条の成り立ちとその解釈 |
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3 | 「独裁者」(後編) | 平和主義?基本的人権の尊重② ー精神的自由?経済的自由?社会権、二重の基準論、憲法31~40条の意義 |
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4 | 「エリン?ブロコビッチ」(前編) | 不法行為① ー一般不法行為に関する4要件とその内容、および効果 |
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5 | 「エリン?ブロコビッチ」(後編) | 不法行為② ー無過失責任主義と自動車損害賠償保障法、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、製造物責任法 |
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6 | 「クレイマー、クレイマー」(前編) | 離婚問題① ー離婚の方法(協議?調停?審判?認諾?和解?判決)とその相違、調停前置主義 |
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7 | 「クレイマー、クレイマー」(後編) | 離婚問題② ー養育費の算定基準、有責配偶者からの離婚請求 |
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8 | 「レインマン」(前編) | 相続問題① ー法定相続人、法定相続分、寄与分、特別の寄与 |
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9 | 「レインマン」(後編) | 相続問題② ー遺言自由の原則と遺言の方法、遺留分侵害額請求権 |
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10 | 「それでもボクはやってない」(前編) | 刑事裁判① ー罪刑法定主義とその背景、無罪の推定(広義と狭義)の意味 |
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11 | 「それでもボクはやってない」(後編) | 刑事裁判② ー日本の刑事裁判の有罪率はなぜ99.9%か、起訴便宜主義、痴漢事件の争い方 |
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12 | 「ショーシャンクの空に」(前編) | 冤罪① ー冤罪の背景と刑事司法制度改革 |
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13 | 「ショーシャンクの空に」(後編) | 冤罪② ー21世紀の日本における冤罪と刑事補償法 |
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14 | まとめ、期末試験 | 授業内容をまとめた上で、期末試験を実施する。 |