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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2023/08/29 現在/As of 2023/08/29 |
開講科目名 /Course |
ことばと思想1(社会思想史1)/LANGUAGE AND THOUGHT1(HISTORY OF SOCIAL THOUGHT 1) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2023年度/2023 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火4/Tue 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
白井 雅人 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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白井 雅人 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、社会についての思想の歴史を学ぶことによって、現代における私たちの考え方や社会問題への理解を高めることである。具体的に今学期は、古代から現代に至るまでの西洋哲学における社会思想を学び、社会との関わり方についての考え方を深めていく。 私たちが生きる社会の成り立ちや特性を自覚することは、国際社会において活躍する際に強みとなる。21世紀の実社会に貢献できる国際人になるためにも、社会についての哲学的な視点を身につけることは重要になるであろう。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面授業を基本としつつ、必要に応じてZOOM等を利用したオンライン同時配信やアーカイブ配信も行う。授業後に簡単な小テストに回答してもらう。 現時点では初回の授業は対面とリアルタイム配信を行う予定である。配信URLはPortaIIの「お知らせ」を通じて、告知する 緊急事態宣言が発令されて対面授業が全面的に中止になった場合は、資料配布+動画視聴+課題提出という形態をとる予定である。 小テストや質問へのフィードバックは次回の授業プリントを通じて行う予定である。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
配布したプリントやノートを読み返し、理解を定着させる。半年間で計60時間の授業外学修が目標。授業後にmanabaで毎回小テストを行うので、小テストのために復習をしっかりと行うこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
各回の小テストの合計点(40%)と期末テスト(持ち込み不可:60%)によって評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 社会を問題にすることの意味 | 授業全体の説明に加えて、社会思想を問題にすることに意味について概説する。 | |
2 | 社会の構造と「克服」 | 社会を問題にする意味を、「障害の克服」とされるものを例にとって考えてみる。障害を「克服」するのは、個人なのか、社会なのか、という問題である。 | |
3 | ソクラテスの弁明と社会への警告 | プラトンが書いた『ソクラテスの弁明』をもとに、古代ギリシアに対してソクラテスが発した警告を考える。 | |
4 | 目に見えた姿と思考で捉えた姿 | プラトンの国家論を見ていくために、イデアという概念を考えていく。そのため、目に見えるものと思考で捉えられたものとの違いについて考えていく。 | |
5 | イデアと哲人政治 | プラトンの『国家』をもとに、理想をみること、理想的な政治をすることの意味を考えていく。 | |
6 | ホッブズの「万人に対する闘争」 | トマス?ホッブズの政治哲学を通して、社会の成り立ちを考える。 | |
7 | ロックの自由主義的政治哲学 | ホッブズとは異なる視点から社会の成り立ちを考えた、ジョン?ロックの政治哲学をみていく。 | |
8 | ルソーの社会契約論 | フランス革命に理論的な正当化を提供したと言われるルソーの政治哲学についてみていく。 | |
9 | 功利主義の思想(1):ベンサムの「最大多数の最大幸福」 | ジェレミー?ベンサムの功利主義の思想をみながら、最大多数の幸福をどのように考えるべきかをみていく。 | |
10 | 功利主義の思想(2):ミルの「不満足なソクラテス」 | 幸福を測るために、質の観点を導入したジョン=スチュワート?ミルの哲学を概観する。 | |
11 | ロールズの正義論 | ジョン?ロールズの正義論をみながら、現代の正義論の可能性を探る。 | |
12 | コミュニケーションの前提 | 言語行為としてのコミュニケーションの意味を探っていく。 | |
13 | 討議倫理 | ユルゲン?ハーバーマスなどが提唱した討議倫理を概観しながら、社会のあり方を考えていく。 | |
14 | 西田幾多郎の「預言者的実存」 | 西田幾多郎のという日本の哲学者の言葉を参照しながら、我々の弱さとその克服の可能性を考える。 |