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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2023/03/22 現在/As of 2023/03/22

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ドイツ政治社会研究/STUDIES IN GERMAN POLITICS AND SOCIETY
開講所属
/Course Offered by
大学院/
ターム?学期
/Term?Semester
2023年度/2023 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
月1/Mon 1
開講区分
/semester offered
通年/Yearlong
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
大重 光太郎
科目区分
/Course Group
大学院科目 専攻科目

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大重 光太郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
本授業ではカール?ポラニーの経済思想を検討していく。新自由主義に対する批判は多岐にわたるが、ポラニーは脱商品化という概念を早期に提起し、市場メカニズムを相対化した。現在の新自由主義への対案構想において、さらに検討が必要だと思われる。本授業ではポラニーの著作とともに、ポラニーに関する研究書を読みながら、現在におけるポラニーの価値を考え直したい。

*この科目は、外国語学研究科博士後期課程の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「すぐれて高度な言語運用能力」により、社会科学領域において「適切な問題設定をおこない、先行研究を批判的に分析」する能力、「独創的な問題設定をし、学術的に高度な論文を作成する能力」を高めることを目的にする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
?授業は演習形式で行う。授業回の該当部分について大意を取ったうえで、論点?疑問点についてディスカッションを行う。
?授業ツールとしてmanabaを併用する。
?授業のフィードバックはmanaba、および毎回の授業を通じて行う。
?履修者の研究テーマに関わって、本書が扱っている時代の特徴をまとめ、相互に発表しディスカッションを行うことも考えている。
(感染状況により相談のうえでオンライン授業の可能性あり。)
事前?事後学修の内容
/Before After Study
?事前に授業で扱うテクスト範囲を読んで参加する。(2時間)
?担当者は要約レジュメを準備する。(2時間)
?授業後は、授業で紹介した文献やサイトなどを参照し、関心を持ったテーマをさらに調べる。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
カール?ポランニー
著者
/Author name
経済の文明史
出版社
/Publisher
ちくま学芸文庫
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
市場社会と人間の自由
著者
/Author name
カール?ポランニー
出版社
/Publisher
大月書店
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
大転換
著者
/Author name
カール?ポラニー
出版社
/Publisher
東洋経済新報社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
カール?ポランニーの経済学入門 ポスト新自由主義時代の思想
著者
/Author name
若森みどり
出版社/URL
/Publisher
平凡社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
カール。ポランニー伝
著者
/Author name
ギャレス?デイル
出版社/URL
/Publisher
平凡社
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
平常点のみ(予習および授業での積極的参加)
備考
/Notes
関連科目
/Related Subjects
到達目標
/Learning Goal
ドイツ政治社会の当該領域における高度な文献読解力を得られるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の内容と予定
2 デイル『ポランニー伝』(第1,2章) 報告とディスカッション
3 デイル『ポランニー伝』(第3,4章) 報告とディスカッション
4 デイル『ポランニー伝』(第5,6章) 報告とディスカッション
5 デイル『ポランニー伝』(第7,8章) 報告とディスカッション
6 ポラニー『大転換』第1部(1,2章) 報告とディスカッション
7 ポラニー『大転換』第2部(3ー5章) 報告とディスカッション
8 ポラニー『大転換』第2部(6ー8章) 報告とディスカッション
9 ポラニー『大転換』第2部(9-10章) 報告とディスカッション
10 ポラニー『大転換』第2部(11-13)
報告とディスカッション
11 ポラニー『大転換』第2部(14-16) 報告とディスカッション
12 ポラニー『大転換』第2部(17-18) 報告とディスカッション
13 ポラニー『大転換』第4部 報告とディスカッション
14 前半のまとめ ディスカッション
15 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第1部) 報告とディスカッション
16 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第2部:3-5) 報告とディスカッション
17 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第2部:6-8) 報告とディスカッション
18 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第3部:9-11) 報告とディスカッション
19 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第3部:12-13) 報告とディスカッション
20 ポランニー『市場社会と人間の自由』(第3部:14-15) 報告とディスカッション
21 ポランニーの個別論文抜粋(1)
『経済の文明史』自己調整的市場と擬制商品
報告とディスカッション
22 ポランニーの個別論文抜粋(2)
『経済の文明史』時代遅れの市場志向
報告とディスカッション
23 ポランニーの個別論文抜粋(3)
『経済の文明史』貨幣使用の意味論
報告とディスカッション
24 ポランニーの個別論文抜粋(4)
『経済の文明史』アリストテレスによる経済の発見
報告とディスカッション
25 ポランニーの個別論文抜粋(1)
『経済と文明』制度化された過程としての経済①
報告とディスカッション
26 ポランニーの個別論文抜粋(2)
『経済と文明』制度化された過程としての経済②
報告とディスカッション
27 ポランニーの個別論文抜粋(3)
『経済と文明』制度化された過程としての経済③
報告とディスカッション
28 まとめ ディスカッション

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